透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「石山緑地」という不思議な空間

2013-08-18 20:51:32 | 日記

雨のち晴れのち雨。最低気温22.8℃、最高気温27.8℃。

朝から断続的に強く弱く雨が降り続いていたが、10時頃から晴れ間がのぞき始め、かと思う間もなく強烈な日差しが戻ってきた。洗濯物を干すと、みるみる乾く。午後、この明るい日差しに誘われて、札幌芸術の森方面にある「石山緑地」という公園に長男と出かけた。

蝉が時雨れる緑地に忽然と現れたのは、古代ローマのコロセウムを思わせる円形劇場風の光景。空の下にはむき出しの岩壁が表情豊かな背景をなしていて、一瞬、ここが日本というより、異国の地に降り立ったような錯覚に陥った。この感覚はわりあい心地よく、開放感を味わえるものだった。

ここからさらに奥に進むと、これまた、不思議な空間に出会える。傾いた方形のオブジェがランダムに配されていて、私にはその姿が廃墟のように映った。これらのオブジェは道内在住彫刻家達の発想を取り入れたものという。

「石山緑地」は支笏湖に向かう国道453号沿いに位置し、この、異国の遺跡を思わせる景観などを持つ“南ブロック”と展望台やテニスコートなどを持つ”北ブロック”からなる公園とのこと。特に南ブロックは、札幌軟石の石切り場跡として「ふるさと文化百選」にも選ばれたそうだ。なるほど・・・・・。住所は札幌市南区石山78。以下の写真は”南ブロック”から。

                            

                           

                           

                                               

                           

                     石山緑地施設案内図

                                     「石山緑地」施設案内(藻南公園管理事務所HPから)

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