透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

野幌森林公園へ

2023-04-28 19:51:51 | 日記

晴れ時々雨。最低気温4.1℃、最高気温18.2℃。

今季最高の18.2℃となった当地。初夏を思わせる暖かさでした。

今日はふれあいコースから大沢口を経由してエゾユズリハコースの一部を散策。

木々が芽吹き始め、緑色の霞みがかった景色を見せてくれるこの時期は本当に美しく、心地良さが身体中を駆け巡るようです。

あちらこちらに咲くスプリングエフェメラル。その可憐な佇まいはなんとも魅力的です。

春の森はとてつもないエネルギーを秘めているようで、いつもよりゆっくり歩を進めることになりました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

「水に添ひ雲に添ひゆく」という表現は透明感があり、心に美しく響きました。

「稚魚の群れ」の稚魚はサケの稚魚であろうと解説にあります。

北海道の漁業の一翼を担うサケ漁。そのサケの稚魚の群れは「水に添ひ雲に添ひゆく」のです。

自然の大きな循環の中をかいくぐるようにして、稚魚の群れはやがて大きく育って、戻ってきてくれるのでしょう。

稚魚の群れに注がれる作者の優しい眼差しを感じました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・

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