曇り時々晴れ。最低気温12.5℃、最高気温15.8℃。
ビジターセンター2階では現在「北海道開拓の村2019年度特別企画展 北海道と米」(コメ・稲・飯ものがたり)が開催中
開演前の会場風景です。
午後1時半から3時まで、「北海道米の礎 赤毛種のルーツ」と題する特別展関連講演会があり、参加してきました。
講師は「国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構」の藤野賢治氏。
専門性が随所に光る深みのある講演内容でした。
さらにクイズを準備し、4問全て正解した人の中から数名に賞状を用意するなど、飽きさせない工夫もされており、講師の方の人柄が偲ばれました。
質問も多数あり、一つ一つに丁寧に答えられていき、
最後の質問は「北海道の農業はどうなるんですか」というものでした。
解答は以下の通り。
自分が今行っている研究(より良い稲の開発)が進めば大丈夫。ただ、過疎地域に農業は人手がないので無理かと。新しい農業の形を作っていけば、また、農業後継者が増えれば安泰だと。
これに続き、「今の質問は私の子どもです」との言葉が発せられると、会場はどっと笑いに包まれたのでした。