晴れ時々雨。最低気温3.1℃、最高気温7.6℃。
気象庁により「平成28年熊本地震」と名付けられたこの度の地震により死者9人、負傷者860人と北海道新聞夕刊(2016年4月15日付)にありました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様へ心からお見舞い申し上げます。
《エゾユズリハコース・大沢口付近にて 2016年4月14日撮影》
晴れ時々雨。最低気温3.1℃、最高気温7.6℃。
気象庁により「平成28年熊本地震」と名付けられたこの度の地震により死者9人、負傷者860人と北海道新聞夕刊(2016年4月15日付)にありました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様へ心からお見舞い申し上げます。
《エゾユズリハコース・大沢口付近にて 2016年4月14日撮影》
曇り。最低気温8.0℃、最高気温15.0℃。
昨日、札幌にて開催のかでる講座第1回目に参加してきました。「ほっかいどう学」かでる講座は平成17年度から始まり、今年で12年目を迎えるそうです。12月まで、全10回の他に特別講演も開催予定で、主催は北海道生涯学習協会です。
初回の今日は、「人生七転び八起き」と題する、松永俊之氏(マツプロ松永事務所代表取締約・アナウンサー)の講演でした。定員200名の教室はほぼ満席。10分間の休憩をはさんで約1時間50分、笑わせられたり、泣かせられたりのお話に最後まで集中力が途切れることなく聞き終えました。詳しくは後程また書きたいと思います。
《松永俊之氏》
先ほど、熊本地方で地震があったとのニュース速報が流れました。震度7とのことです。皆さまのご無事をお祈りします。
曇り時々雨。最低気温3.6℃、最高気温10.5℃。
久しぶりに札幌の紀伊國屋書店へ立ち寄りました。先ずは2階へ上がり、ずらりと並ぶ書棚を歩き回りました。何ともいい気分になり、これは野幌森林公園を歩いているときと同じだということに気づきました。
本屋さんのこの雰囲気は森そのものに私には思えました。本の成り立ちを探れば、木に辿り着くからなのでしょうか。
さて、そんなことを思いついて楽しく散歩し、再び1階へ戻りました。そこには、このようなものが展示されていて、すっかり魅せられてしまいました。
確かにゴミをあさりに来るのは迷惑だけれど、カラスが悪いわけではないのだろうとは思っていたところです。カラスはそこに餌があるからやってくるだけなのだろうと思ってはいました。
カラスの実態を書いた本があればその辺のことが分かるかもしれないと思っていたので、『カラスの常識』に興味津津です。
晴れ時々曇り。最低気温-3.7℃、最高気温9.6℃。
午後から陽射しの中を桂コースから大沢コースへ向かい、再び大沢口まで歩きました。
桂コースの大沢園地付近ではコゲラを見かけました。ぶれてしまい、「あなたはだれ?」のような写真です。
大沢園地を左手に見ながら、ゆるやかな坂を登るこのコースは大沢コースにつながます。
昨日と違い、春の陽気が戻ってきた森の中。大沢口に戻る頃には少し汗ばむほどでした。
《大沢口》
《左に折れるとフクジュソウに縁取られた桂コースとなります。》
《坂を下りていくと、雪解け水が流れ込み湿地帯に》
《コゲラ》
《木々の間を通り抜けて・・・・》
《針葉樹林が冷涼な影を創り出していました。》
《大沢コースの日陰には残雪が芯のあるところを見せていました。》
《大沢コースの一方には針葉樹の緑が一方には広葉樹が枝を広げていました。》
晴れ時々雪。最低気温-3.3℃、最高気温6.0℃。
朝から雪は降ったりやんだりを繰り返す、落ち着かない天候でした。
雪が止んだ午後、野幌森林公園の大沢口から中央線を往復するコースを歩きました。雪解けで嬉しいことの一つは、いろいろなコースが歩きやすくなることです。
この中央線も今年初めてで、ミズバショウやザゼンソウの群落があり、ナニワズにも初お目見えできました。
いつもと違うコースでは、道の向こう側に何があるのか楽しみなもので、往復5キロの道のりも、道端の花などの植物に気を取られているうちに歩き終えていました。
《大沢口》
《中央線》
《ミズバショウの群落地。最盛期はこれからです。》
《ザゼンソウの群落地も咲き始めたばかり》
《ナニワズ》
《エゾエンゴサク 美しくなりました。》
《曲がりくねった道が美しい》
《中央線の終点》
曇り時々晴れ。最低気温-1.6℃、細工気温7.1℃。
冷たい風が吹いていましたが、ふれあいコースから百年記念塔を経由して大沢口までを歩きました。不思議に森に入ると、風もなく穏やかだったのです。ヒメイチゲを探しましたが、まだ落ち葉の下で眠っていたのでしょうか。
ところどころに雪が残っていましたが、今年初めて、百年記念塔から大沢口へのコースを通して歩くことができました。これはほんの小さなことかもしれませんが、嬉しいことでした。
明日はこの辺りでも雪の予報とか。
曇りのち晴れ。最低気温-0.7℃、最高気温12.9℃。
今日の日の入りは札幌で18時10分。春分の日(17時47分)から20日ほど経ち、日が長くなってきています。
夕食を手早く済ませて、ふれあいコースに小走りで向かいました。冷たい風がビュービュー吹く中、日はまさに沈もうとしていました。刻一刻と移り変わる光のスペクタクル。晴れた夜を迎える空の一大イベントのようです。
金子みすゞさんの童謡集をめくっていくと、「くれがた」という詩がありました。
「にいさん 口ぶえ ふきだした。/ わたしは たもとを かんでいた。/ にいさん 口ぶえ すぐやめた。/ おもてに こっそり 夜がきた。」
《ふれあいコース 17:48》
《ふれあいコース 17:49》
曇り時々晴れ。最低気温5.7℃、最高気温10.6℃。
晴れ間がわずかにのぞいた他は、ほとんどが雲に覆われた一日となりました。
4月8日は、お釈迦様の誕生日でもあり、「春と修羅」という賢治さんの詩(心象スケッチ)に記された日付でもあります。
1922年4月8日の日付を持つこの詩は「心象のはひいろはがねから/あけびのつるはくもにからまり/のばらのやぶや腐食の湿地/いちめんのいちめんの諂曲模様・・・・・・・いかりのにがさまた青さ/四月の気層のひかりの底を/唾し はぎしりゆききする/おれはひとりの修羅なのだ・・略・・・・」と綴られています。
4月に野幌森林公園の湿地滞を歩いたり、眺めたりすると、「おれはひとりの修羅なのだ」とつぶやく賢治さんの姿を思い浮かべることがしばしばです。
季節が冬から春へと大きな動きを伴う月、年度が新しくなる月。4月は、独特の気分を醸成する月のような気がします。
「四月の気層のひかりの底を/唾し はぎしりゆきき」しながら「おれはひとりの修羅なのだ」と称する作者の心中は複雑で奥深く、「いちめんのいちめんの諂曲模様」にからめとられてしまいそうです。
岩手県の4月は北海道のそれと、似通うところも多いだろうと思いつつ、この詩を、今日は特別に意識しながら歩きました。
《ふれあいコース 11:37撮影》
《ザゼンソウ エゾユズリハコース2016年4月7日撮影》
t曇り。最低気温-1.1℃、最高気温12.2℃。
今日は野幌森林公園エゾユズリハコースから大沢コースを一めぐりしてきました。エゾユズリハコースでは、ザゼンソウが咲いていました。
大沢口から自然ふれあいセンターを通るコースではカラスが木の枝に止まっていたのですが、空と雲とのバランスがいいなと思いシャッターを切りました。
イーハトーブセンターから届いた会報のカラスが、かなり印象深く、頭のどこかに残っていたようです。自分でも気づかない残像の威力に驚かされました。
晴れ。最低気温2.3℃、最高気温12.5℃。
遅まきながら、やっとひとかけら残っていた庭の雪がなくなり、クロッカスが待っていたように花を咲かせています。
午後から出かけた野幌森林公園大沢口付近もすっかり雪が消えていました。
以前から咲いていた福寿草は春の陽射しを受けて金色の光を放ち、ミズバショウはイメージ通りの貴婦人の容姿となってきました。
そして、エゾエンゴサクが花を咲かせていたのです!水色の花が爽やかです。スプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれるに相応しいこの花がいつ咲いたのか分からないのが少し残念です。一昨日は確かに咲いていなかったので、行けなかった昨日から咲いていたのでしょうか・・・・・・?
それはともかく、北海道にも、花が咲き、草木が芽吹く、一年で一番、もぞもぞと命が輝く季節がやってきたのは確かなようです。
晴れのち曇り。最低気温-3.0℃、最高気温15.1℃。
昨日は「あんぱんの日」。明治天皇の花見の茶菓子として、141年前の4月4日に初めて献上されたことに因むからとコラムにありました。
何事にも始まりがあるのでしょうが、時が経つと、うやむやになって、始まりに辿り着くのが大変になることもあるでしょう。あの時が始まりだったのかと、後で悔やまれるような始まりがないことを願うばかりです。
やなせたかしさんの『絶望の隣は希望です!』(初版第1刷発行2011年10月1日)を少し前に読んだことがありました。「アンパンマン」の生みの親として、脚光を浴びることになったやなせさんは、軍隊生活も経験されています。
上記の本の中で「たとえ戦争のまっただ中でも、困っている人には手を差しのべ、飢え死にしそうな人には食べ物を分けてあげたいという気持ちは、共通のはずです。僕はそう信じたくて、そんな思いから、困っている人には自分の顔をちぎって食べさせる、心優しいアンパンマンを誕生させることに繋がりました。」と書いています。
私は『アンパンマン』のテーマソングにも心惹かれていました。保育園の子どもたちとも歌ったことがあります。「なんのために 生まれて/なにをして 生きるのか/こたえられないなんて/そんなのは いやだ!」などと、哲学っぽい歌詞があって、子ども向けの歌なのにそうとは思えないところが良かったのです。
このフレーズについては「僕自身が自分に問いかけてきた、生きていくうえでの命題といえるものです。」と同本にありました。
この歌を歌う度に元気になれたのは、やなせさんの深く、未来に向かうまっすぐな思いが歌詞に込められていたからなのかと思ったのでした。
曇りのち晴れ。最低気温0.9℃、最高気温12.1℃。
夕方、宮沢賢治学会イーハトーブセンターから「会報第52号●雪のカラス」が届きました。
「カラスって、表紙をかざれるんだね。」と思わず、家人に言ってしまいました。「どれどれ、ほんとうだ!」との返事。
表紙のカラスから「烏の北斗七星」という作品を思い浮かべたのですが、「雪のたんぼの雪の上 よちよちあるくからすなり」(「烏百態」)とのただし書きがあり、ちょっと違う趣きのようです。
表紙の裏側のページには見開きで、あべ弘士さんのエッセーが掲載されていました。「旭川。」の詩を絵本にするのに八年もかかり”難産”だったこと、旭川の宮沢賢治研究会に”超オタク”の人がいて、心に火がついたことなどが書かれていました。
その"超オタク"の人って、あの方かな?などと思いつつ・・・・・。
これから、続くページを読み進めたいところです。賢治学会関係者の皆様には、お忙しい中、会報を届けてくださいまして、ありがとうございます。
雨時々曇り。最低気温4.5℃、最高気温10.6℃。
今年の1月7日から始まった「大人のための 宮沢賢治再入門~ほんとうの幸いを探して~」(カルチャーラジオ 文学の世界)が3月31日で終了しました。
山下聖美氏(日本大学芸術学部教授)による全12回に及ぶ番組でした。やわらかな語り口で、毎回、録音しながら楽しく拝聴させて頂きました。
生田原ではラジオの受信状態が悪かったのですが、部屋の中を探し回って一番聞こえのよい場所を見つけることができ、聞き続けることができました!
今年は賢治生誕120年に当たる節目の年です。「ほんとうの幸い」を追い求め続けた賢治さんの作品に出来るだけ多く触れ、謎に満ちた賢治ワールドをさまよい歩いてみたいものです。
曇り。最低気温3.1℃、最高気温7.1℃。
新札幌駅付近のサンピアザ劇場にて、ドキュメンタリー映画3本立て(自主上映団体「ノースシアター」企画)が一日限りで上映されるというので、見に出かけました。藤井光監督の『ASAHIZA 人間はどこへ行く』、池谷薫監督の『蟻の兵隊』と『先祖になる』の3本です。
途中で舞台挨拶に立った池谷薫監督は、『蟻の兵隊』が制作されたのは10年前の2006年だが、今の方が現実味を持って見てもらえているのではと話されていました。『先祖になる』では、皆さんの方が元気をもらえるでしょうと。確かに77歳で被災された佐藤直志氏の反骨精神や行動力が半端ではなくて、最後まで見入ってしまいました。
3本のドキュメンタリー映画はそれぞれに重いテーマであることに違いはないのですが、中でも、『蟻の兵隊』は衝撃的な内容で深く考えさせられることが多くありました。
《制作のきっかけやエピソードを語る池谷薫監督》
晴れ。最低気温-0.5℃、最高気温12.2℃。
四月です。
野幌森林公園大沢口付近では、エゾエンゴサクが小さな姿を現していました。雪の下で踏みしだかれながらも、じっと出番を待っていたのでしょう。
水辺のミズバショウも丈を伸ばし、春の歌などをそっとくちすさんでいる風です。
ふれあいコースでは百年記念塔へ続く道にひとかけの雪を残すのみとなっていました。
ある時、ふっと、北海道で雪の降らないのは何か月くらいあるのだろうと、数えたことがありました。なんと、6月から9月までの4か月だけでした。5月の連休にも積雪となることが多く、10月には初雪が降り、ところによってはそのまま根雪になることもあったからです。今さらながらですが、4か月だけとは驚きでした。
だからこそ、春が待ち遠しいのですね。さて、春に向かう四月も自分なりに一歩一歩。
《エゾエンゴサク 大沢コース》
《ミズバショウ 大沢コース》
《自然ふれあい交流館付近にある積雪測定計》