透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報第67号●ギイギイフウ」届く

2023-10-16 20:40:02 | 日記

曇り時々雨。最低気温6.3℃、最高気温15.9℃。

本日の夕方、「宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報第67号●ギイギイフウ」が届きました。

関係者の皆さま、お忙しい中、ありがとうございます。

広々とした北海道の大地に育った大根、人参、ジャガイモや沿岸でとれた鮭、鱈、鰊、これらをやはり道産の昆布でだしをとった汁で鍋ものにした三平汁。

アラも加えるのでコラーゲンたっぷりの汁物です。

北海道開拓の村でコロナ前に頂いたことがありました。郷土料理の味わい深さを感じたものです。

この句に登場する番屋でふるまわれた三平汁には穫れたての魚が用いられたと思われます。さぞかし美味しかったことでしょう。

三平汁を食しているのは番屋。開拓の村の旧青山漁家住宅のダイドコロと呼ばれる大広間には三平皿などが配された膳が並んでいます。

そのような背景を思い浮かべ、「鮭頭がぶりと」という表現のダイナミックさに心をぐいとつかまれました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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北広島夢プラザにての人形劇とななかまどと

2023-10-15 19:24:15 | 日記

晴れ。最低気温3.4℃、最高気温21.0℃。

今日は北広島夢プラザにて開催の文化祭で友人が形劇を発表することになり、そのお手伝いに参上してきました。

昔話の「ねずみ経」です。場所に合わせて人形の動きも変えるなどして無事終了。毎回、多様な経験をさせて頂くことになり、脳が喜んでいるようです。

近所の公園のななかまどが色づいてきました。葉も実も紅く染まり、美しい姿を見せてくれます。

本日の新北のうた暦の掲句はそのななかまどと岸に寄せる支笏湖の波が詠まれています。

支笏湖の波は岸辺の草に音もなく寄せてくるのでしょう。

波には荒々しいものもあるのですが、草に寄せる波は解説にあるように「優しさ」を感じさせもするなと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「館長と一緒にむら散歩 第6回」へ

2023-10-14 19:54:56 | 日記

晴れ。最低気温2.9℃、最高気温21.3℃。

最低気温2.9℃は夏以降一番の寒さ。

最高気温は21.3℃と暖かくなり寒暖差が18.4℃となった本日。

日中は良い日和となり、館長さんの奥ゆきのあるお話を伺いながらの散策は楽しいものとなりました。

この度で全6回のシリーズは終了です。

季節は春から秋へと静かに移り変わり、村のリンゴは赤く色づいていました。 

〈紙面の都合で全8㌻のうちの1㌻目のみアップします。〉

そして、本日のうた暦の掲歌。

明日は支笏湖紅葉まつりだそうです。

この作品は支笏湖のほとりの紅葉と、昨日、目にした雪虫をを思い浮かべながら味わおうと思います。

「綿虫とべり一つ綿虫」とリフレインで強調されることで「その存在のはかなさが際立つ歌だ」と解説にあります。なるほどと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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文京台南町公園も秋へ

2023-10-13 18:59:00 | 日記

晴れ。最低気温3.4℃、最高気温22.2℃。

近くの公園にも秋が静かに采配を振るい始めました。

これから、木々が紅葉していくのを楽しめそうです。

今日は公園内で雪虫の群れが飛び交っているのを見ました。

平地に初雪が降るのも時間の問題のようです。


2012年1月12日の株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)によると、北海道民と“雪虫”にまつわる俗説に迫った「雪虫大作戦」観測結果、雪虫の大量発生から初雪まで22日で、俗説より1週間以上も遅めだったとのこと。

 環境変化の影響か、5年連続で俗説通りの都市はなく、平均1週間以上の遅れ だったようです。


この発表を目安にすると、初雪は11月4日頃でしょうか。

秋の天は高く、そこに飛ぶのは棟上げ式にまかれる祝い餅。

新築の家の棟上げ式を建舞(たてまい)と呼んでいた記憶があります。

解説にあるように家を建てることは喜び事である一方で、厄災に見舞われるとも考えられ、餅蒔きはそれを祓うために行われたものだったようです。

いつの頃からか建舞(たてまい)に餅を蒔く光景を見なくなりましたが、

こういった儀式のそれぞれの行程には意味があったのだなと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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開拓の村の旧岩間家農家住宅へ

2023-10-12 20:45:07 | 日記

晴れ。最低気温4.0℃、最高気温20.0℃。

旧岩間家農家住宅

旧領主伊達邦成公が立ち寄り、休んだとされるお部屋

良いお天気に恵まれ、農村群は実りの秋を迎えています。

今日は旧岩間家農家住宅の担当でした。

多くのお客様とお話をする機会に恵まれ、気がつけば活動終了時刻となっていました。

お客様の中にはエゾリスも・・・。

食べ物を探し回るのに大忙しの様子で、ワタクシなどは目に入っていなかったようです。

これはのどかな農村群ならではの出合いだったかもしれません。

秋の日差しの中、開拓の頃を偲ばせる農村群での活動はふんわりした心和むひとときとなりました。

「やまぶどう」を詠んだ本日の掲句です。

「揺すれば昭和零れ落つ」とドキッとするような着地に瞠目させられました。

それにしても、本当に昭和は遠くなりにけりの思いが強まる今日この頃です。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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秋の森には

2023-10-11 16:49:08 | 日記

晴れ。最低気温4.9℃、最高気温17.2℃。

習い事の帰りにいつものように野幌森林公園ふれあいコースを歩いてきました。

傾き始めた秋の日が長い影を創り出しています。細かな金の粒が降りそそぐ森林公園はどこも幸福そうな姿に見えました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

落葉松林が黄金色に染まる頃は本当にみとれるほどです。

解説にあるように、それは「幻想的な光景」そのもの。

「間近に迫る冬を予感しながら、秋の森はひとときの絢爛の中にある」というのもその通りだと思います。

これから、一雨降るごとに秋は森を美しい風景に仕立て上げていくことでしょう。その美しい一瞬を見逃さないようにしなくてはと・・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「カフェ&居酒屋ゆるり」にてランチ

2023-10-10 19:30:46 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温8.8℃、最高気温18.9℃。

 

  

江別市牧場町39-4にあるお店「カフェ&居酒屋ゆるり」へ家人と行ってきました。

火曜日は閉店の飲食店が多い中、パンフレットなどでやっと見つけたお店です。

こじんまりとした店内は居心地が良く、お料理も美味しかったです。

本日のワンプレートランチのお肉料理は手作りハンバーグというのもラッキーでした。

入り口付近に飾っていたオブジェを女性店主さんに尋ねると、「アメジストで軽自動車1台相当のお値段なんです」と。

パワースポットになるようにとの願いが込められているそうで、石にかざすと「浄化されますよ~」とのことでした。

浄化してもらいたいものは・・・あれもこれもと多すぎて・・・・・・。

夕方近くに野幌森林公園へ。

日ごとに柔らかな色合いになっていく森の中。

ひとしきり命を輝かせた緑の季節から、少しずつ脱力していくこの季節のつぶやきがどこかから聞こえてきそうです。

そのつぶやきはおそらく達観したものであり、諦観ではないのだと思います。

雪が一面を覆い尽くす前の、この季節ならではの風景から見えてくるものもきっとあるのだろうなどと思いつつ、公園内をゆっくりと歩いてきました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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由仁町「うどんの五衛門」へ

2023-10-09 18:23:01 | 日記

晴れ。最低気温3.4℃、最高気温18.7℃。

椎茸うどん

ジェットコースターの道

〈南幌町郊外〉

本日の最低気温3.4℃は今季最低、最高気温18.7℃は東京のそれよりも高いとのこと。

お天気に誘われて、由仁町にある「うどんの五衛門」のお店へ家人と出かけてきました。

ワタクシはお店一押しの椎茸うどんを頂くことに。

利尻昆布や煮干し、本枯節など8種類のこだわり抜いた天然素材を独自にブレンドし、化学調味料、添加物は一切使わずに仕上げたという出汁も腰のあるうどんも美味しかったです。

このお店はアップダウンの差が著しい通称ジェットコースターの道から少し入った高台にポツンと一軒家のように建っています。

私たちは知人のブログで偶然知りました。本日はお店前の駐車場(約10台駐車)が満杯で、待ち時間が1時間という方でるほど。人気のほどが分かりました。

こうしたこだわりのお店に足を運ぶのも楽しいことです。

北海道の雄大な景色の立役者、楡とポプラが詠み込まれた句です。

さらに、鰯雲が加えられ、爽やかさが余韻に残る句だと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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秋晴れの野幌森林公園へ

2023-10-08 18:25:51 | 日記

晴れ。最低気温3.9℃、最高気温17.2℃。

よく晴れた午前、野幌森林公園ふれあいコースを一周してきました。

ひんやりとした空気に秋を感じつつの散策です。

かつての暴れ川も老いて穏やかになり、その河川の水は濁ることなく澄んでいるのでしょう。

解説によると暴れ川とは石狩川のこと。長年の治水工事は暴れ川をおとなしくさせたようです。

年齢を重ねることで穏やかになる場合もあるヒトの世の理を、この川に当てはめるとこう詠むことができるのか勉強になりました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「紅葉のむら 宵のたてものライトアップ」へ 

2023-10-07 20:26:30 | 日記

晴れ。最低気温7.0℃、最高気温17.8℃。

いつもとは違った顔を見せる北海道開拓の村へ。

今日と明日の宵は「紅葉のむら 宵のたてものライトアップ」というイベントが開催予定です。開催中は、村にやわらかな陰影を伴う灯りがともり、幻想的な雰囲気に包まれます。

さっそく、今宵、出かけてきました。

ぼんやりとした灯りに浮き上がる村の街並みは控えめで上品な佇まい。

明るさを追い求めた末の煌々と輝く華美な都市空間とは真逆の世界が出現していました。

初日の今日は家族連れなど大勢の人でにぎわいを見せ、皆さんそれぞれに非日常の世界を楽しんでいたようです。

気持ちが率直に詠まれた歌だと思います。

「女性が陽の当たる場所で、いつも堂々と胸を張ることのできる社会

を実現させたい」と解説は結ばれています。

先はまだまだ遠いような気が・・・・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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野幌森林公園に秋の雨 

2023-10-06 18:02:31 | 日記

雨。最低気温9.8℃、最高気温17.5℃。

今日も朝から雨。

少し小止みになった頃、野幌森林公園を歩いてきました。

園内の野草は雨に濡れ、水溜まりもあちこちにできていて、すぐに足元が濡れ始めたので引き返すことに。

小雨の中、目に映るのは色づき始めた木々や野の花が咲き乱れる野原です。

その花野の風景を思い浮かべながら、本日の句を読むことに。

「水の匂ひ」という表現には心惹かれるものがあります。

さわやかな響きが耳に残り、なおかつ、その「匂ひ」がどのようなものかと想像力を駆り立てられました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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開拓の村の農村風景

2023-10-05 19:59:16 | 日記

雨。最高気温11.4℃、最高気温14.8℃。

雨が降り続いていた開拓の村の農村群の風景を中心にアップします。

本日も旧小川家酪農畜舎の担当。

雨の中、おいで下さった皆様とのおしゃべりに花が咲く場面もあり、楽しかったです。

マレーシア、アメリカ等々からや広島県から等々。

一雨ごとに秋が深まる開拓の村の旧小川家酪農畜舎の内部の様子も初めてお届けできそうです。

木曜班ではこのホルシュタイン種の乳牛の名を「もも」と親しみを込めて呼んでいます。

本日、初登場かと思いますので、どうぞよろしく。

 

それでは、今日は何だか疲れたのでこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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大雪山系旭岳で初雪のたより

2023-10-04 18:46:11 | 日記

晴れ。最低気温9.0℃、最高気温21.1℃。

北海道新聞本日付け

いよいよ、雪の便りが飛び込んでまいりました。

明日からは秋を愛でつつ、横目で冬将軍の動向を探りながら過ごす日々になりそうです。

「渦なして小鳥花野に落ちこめり」

情景が目に浮かんできます。

ダイナミックで美しく、なおかつ繊細さをも併せ持つ句のように感じました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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智徳寺の掲示板とカタリン・カリコ氏の言葉と

2023-10-03 18:55:06 | 日記

雨時々曇り。最低気温9.9℃、最高気温19.8℃。

今日は検診日。

特に変わりないとのことで、ホッとしています。

さて、いつものように病院の手前にあるお寺さんの前の掲示板の前を眺めることに。

役にたたなくて いいのです

人は何かの 役に立つために 生まれてくるのじゃ ないのです

今まで聞いたことのない言い回しですが、逆説的で味わい深い言葉だと思いました。

北海道新聞の卓上四季と社説にはノーベル生理学・医学賞を受賞することに決まったカタリン・カルコ氏とドリュー・ワイスマン氏のことが取り上げられていました。

卓上四季はカリコ氏について紙面を大きく割いています。カリコ氏が40年にわたる研究生活を通して、若い世代のとりわけ女性に呼びかけた次の言葉でこのコラムは締めくくられていました。

スタート地点がどこであっても関係ない。心を込めて諦めなければ、多くのことを成し遂げられる。科学は楽しいもの。自分のテーマをぜひ楽しんでー。

力強いメッセージだと思います。

そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。

後方羊蹄山の登山もまた、大変なエネルギーを要するもののようです。

「忍耐の一歩」とはどなたが書いたものでしょうか。こうして、短歌に詠まれると無粋なワタクシは落語のオチのようなユーモアを感じました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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江崎玲於奈氏、ノーベル賞について語る 

2023-10-02 18:25:23 | 日記

晴れ。最低気温10.4℃、最高気温19.8℃。

朝のNHKニュースの映像です。

ノーベル賞受賞者が発表されるシーズンを迎え、

かつて、この栄誉ある賞を受賞した江崎玲於奈氏がお話をされていました。

その一言一言に頷きながら画面にくぎ付けでした。

この国の未来を照らすカギとなるものの一つに、科学と技術の分野があるのだろうと思います。

これらを探求し続けることができる環境を整え、次世代の子どもたちに明るい未来への橋渡しをと願います。

5時27分頃、撮影。

収穫を喜ぶ農家の方々の前にやってくる野生の生物たち。

「威銃」はあくまでも脅しにより、生き物たちの気づきを促す先人の方々が編み出した苦肉の策かと思えます。

ことに、ヒグマほどの大きさではない小さな動物とは昔話に出てくるようなおおらかなやり取りを交わしていたのかなと思います。

本日の新北のうた暦の掲句をそのような情景を思い浮かべながら反芻してみました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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