GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

傍観者のつぶやき

2006年08月15日 | 日記・コラム

 まあ、そんなこんなで終戦記念日です。

 しかし、そんな日だからといって、当ブログで戦争や平和なんかを語っても、管理人の勉強不足が露呈されてしまうわけで、また、日ごろのひねくれ言動のツケで、誰も信じてくれないことは確実なのです。

 でも、まあ、そこをあえて、ない知恵ふりしぼって濃縮還元して考えると、争いの原因ってのは、大概意思疎通の失敗から派生するもので、これはなんで起こるかというと、皆がそれぞれの立場の正論でしゃっべっているからで、お互い正しいんだから、そりゃどちらか一方が圧倒的に勝利するなんてことはなく、長引いているうちにこじれたり、ややこしくなったり、結果、力が強くて頭がいい方が無理矢理勝っちゃって、なんかよろしくない連鎖に陥っちゃうというか。

 100人いたら100通りの生活、歴史、立場、性格ってのがあるわけで、じゃあお互いの歴史や立場なんかを勉強して相互理解を深めなきゃ、となるんだけど、勉強すればするほど妙な自信や確固たる意見なんかが固まっちゃって、ますます意見の一致なんかは遠のき、亀○パパ対やく○つるとか真剣十代しゃ○り場みたいな、えも言われぬうすら寒さの泥沼に陥っちゃうのだと思うわけで。でも、まあ、この、泥沼まで行くというのは、実は案外大事なような気もして、結果、凝り固まった不快な知ったかぶりの専門家もどきになったとしても、そこから次のステップに行ける可能性が高いのは、やっぱり傍観者より、もどきのほうなのかもしれない。

 ともあれ、こんなクーラーきいた部屋で、スッパイマン食いながら、高価なノートパソコンたたいている今現在、世界のいろんなところでいろんな不幸な出来事が起きているわけで、てめえはその数例を知っているだけじゃねーか、側面だけを知っているだけのくせして、目の届くところだけ見て「かわいそー」とか一時の感情で言ってるんじゃねーよ、と自分の中のもうひとりが、さっきからみぞおちに猫パンチを入れてくるのだけど、おっしゃる通り、自分は身内を戦争でなくしたわけでも、ましてや体験したわけでもなく、そもそもなんの取り柄のないダメ人間、生まれてきてごめんなさいと、ひとり部屋の中で土下座しつつ、でも、まあ、目の届くところだけでも、しっかり心に受け止めて、いろいろ考えることから始めにゃしゃーあんめえ、と開き直る今日このごろ。

 それにしても、メールひとつにしたって、なんてことのない話題のはずが、受け取り方の違いで、誤解を与え、相手を怒らせて、反省することしばし。意思の疎通って、本当に難しいですね。押忍。