GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

デートの行き先

2006年08月19日 | 日記・コラム

 正直、最近存在を知った、“幻の日テレ版ドラえもん”の調査に釘づけでブログどころじゃないのだが、最近やけに来訪者がコンスタントに来ているので、仕方ないので更新しておきます。それにつけても、暴君でおっさん声の日テレドラえもん萌え。

 さて、本題。彼女(彼氏)とデートに行く場合、皆さんはまずどこに行きたいと思ういますか?やっぱり、最初は自分の一番のお気に入りか、それに類する場所に連れて行って、相手との思い出の共有や、自分という存在のアピールなんかを企むところでしょう。僕の場合もそうなのですが、ただ、お気に入りの場所というのが、沖縄の離島だったり、どちらかというとお金も時間もかかる場所が多く、最初からいきなり行くのは困難です。したがって、多少は妥協せざるを得ないのですが、沖縄デートをすでに肌で体感してしまった以上、それら以外のプランなんざ、正直ク○以下なのであります。

 そんなこんなでプラン作りは頓挫してしまい、でも、まあ、彼女とイチャイチャできれば、そこがどこであれ思い出の場所に変わるには違いない、ってんで、自然と行き当たりばったりコースになったり、もしくは彼女にプランニングを依頼するのですが、女性ってのは難しいもので、最初はすんなりのってくれるのだが、次第にこちらの行動に対して、「プランをたてない=やる気がない=自分のことをいい加減に考えている=自分とは合わない」などと思いやがるのか、少しずつ雲行きが怪しくなってきます。それならばと、こっちもなんとかプランを考えるのですが、やはり沖縄以外思いつかず、かといってこちらの心を偽って、どうでもいい場所にさも楽しそうに連れて行って、どうだ楽しいだろ、とのたまう裏切りの行為などできようはずもありません。結局はあきらめるしか仕方なくなります。

 いや、わかっているのです。重要なのは場所じゃなくて、気持ちだってことぐらいは。だが、わかっていても、世間一般でいうところの定番デートコースなんざあ、行く気にはならないのです。例えば、美術館、映画館など。実は結構好きなのだが、行くからには作品に集中したいです。結局どっちつかずになって作品と彼女両方に失礼だし、逆に彼女が作品に熱中しすぎるとなんか悔しい。遊園地だって、結局乗り物乗るのに何時間も並んで、それはそれで会話のチャンスなのだけど、じゃあ、最初から普通の公園とか、街歩きしながらでも会話はできるじゃねーか、と。野球は好きだけど、広島ファンな僕と一緒に球場行ってくれる女性ははたして関西にいるのでしょうか。サッカーは、ワールドカップのときのにわかファンの、西洋かぶれ丸出しなあのへんなノリが嫌いで、同類とみなされたくないので却下(サッカー自体はキャプ翼世代なので嫌いではない)。海や山、景勝地は、これも好きだけど、沖縄の景色には比べるまでもなく。

 結局、ああ、この人は私と相性が合わない、てことになるんだろうけど、おいおい、ちょっと待て。これから下手したら5,60年一緒になるかもしれ相手を探すのに、数回のデートでくじけてたらどうしようもねえぞ、と。最初から相性がいい相手とは、あとは悪くなる一方、しかもそれがウン十年間だ。だが、相性が悪い相手と、相性が良くなるまで付き合うことができたとしたら、それはもう、今後どんな困難でも軽々と乗り越えれちゃうんじゃないか?地球上60億人の中からひとりだけを見つけるという行為なんだから、最初からすんなり行く相手を探すより、相手に必死でこちらを合わせていく方が、普通に考えて自然だと思うのです。

 けして、本当は今すぐ彼女が欲しくて欲しくてたまらなくて、彼女ができたら映画館や美術館や遊園地などにガンガン行って、望むなら野球場だって行くし、サッカーだってミュージカルだって漫画喫茶、どこだって行って、イチャイチャして、今持ってる貯金はたいて沖縄旅行に連れて行ったり、遊園地に連れて行ったり、最近はじめた料理なんかを下手くそながらも振舞って、飲めないワインなんかを頑張って飲んで、愛なんざ語りくてしょうがないのだけど、実現しそうな気配が微塵にも感じられないので、悔しくて、ひねくれて、行き場のない悶々としたやりきれなさを、ブログ上であえて本心とは逆の発言でネチネチ語り強がることで落ち着こう、とかいうわけでは、けしてないし、ましてや、雑誌やグルメガイド、はたまた彼女の趣味に関する本などを買い込んで、さあ、これから勉強だ、と意気込んだ矢先にフラれたりして、どうにもいたたまれなくなったことなんかを告白して、少しでも心を軽くしようだとか、そういうことは絶対にないのでご了承ください。押忍。

※当ブログに書かれている内容はおおむねフィクションです。