jelly→というバンドがおすすめです。
清春プロデュースという、ちょっと微妙なバックアップを受け、1999年デビュー。ファーストアルバム『ロデオ ギャング』で、オリコン初登場10位をマーク。その後順調にメジャー路線を突っ走る!・・・のを嫌い、清春と別れ、レーベルも移籍し、売れ線な曲も捨てて、独自の道を模索。2002年、ライブ中にボーカルのヤフミが照明設備から落下し両足を骨折、ライブは全てキャンセル、レーベルからも解雇を通告されたが、ドン底から見事に復活、現在はオリジナルレーベルを設立し、骨太なパンクロックをズビズバ発信中。
前身がビジュアルバンドということもあってか、イケメン揃い(?)ということもあり、売れ線プロモーションでガシガシ売り出されていたのですが、それを拒否してインディーズに戻ったりもしていて、薄っぺらい楽曲が多い昨今のJ-POPシーンの中でも、ちょっと異質な、一本芯の通った感のある僕好みの曲を多数輩出しています。
メンバーが1977~1979年生まれで僕と同世代なこともあり、独特でパンクなボーカル・ヤフミの歌詞が、個性的で洗練された曲と相まって、ガシガシ心に響いて来ます。
僕はそもそも音楽のレビューが嫌いで、というのも、どんなにかっちょいいレビューでも、実際に参考になったことは一度もないからで、だいたいどのレビューも、タイトル入れ替えてもそのまま使えそうなものばかりだし、そもそも音楽を文字から想像するなんて土台無理な話ってもんでがしょ。なので、多くは語らないけど、まあ、ものは試し、公式サイトのディスコグラフィや、i-tune storeで一度試聴してみてつかあさい。ぜひぜひ。
おすすめは『おもちゃのピストル』『次の晴れた日に』『RAINBOW BIRD』。
*jelly→公式サイト
*『RAINBOW BIRD』music crip(BARKS)