大槻ケンヂが率いるパンクロックバンド「特撮」。筋肉少女帯の復活とともになりを潜めていたのだけれど、久々に新作を発表した(名義は“大槻ケンヂと絶望少女達”だけど演奏は特撮メンバー)。
『人として軸がぶれている』。(いろんな意味で)激しく言いづらいタイトルに意気消沈しながらも、なんとか予約して入手することに成功。
どうやらアニメの主題歌らしい。『さよなら絶望先生』という名のそのアニメを検索してみた。ストーリーを要約すると、何事もネガティブにしかとれない自殺癖のある先生が自虐的に繰り広げる学園物、らしい(見たことないんで違ったらごめんなさい)。
どっかで見た性格だなあ。
まあ、アニメの方は見る機会がないだろうし、興味もないので放っておいて、肝心の曲の方である。
“わかったぜ 報われぬ そのわけ 人として 俺、軸がぶれてんだ”
そんなネガティブさと居直りにまみれた情念あふれる歌詞が、パンクロックwithピアノな特撮サウンドに絶妙にマッチ。笑いとせつなさ、そしてなぜか怖さすらも感じられる、素敵なトラウマパンクロックに仕上がっている。
一般人にはオススメしないけど、このブログを見てそこそこひっかかってくれるような微妙な琴線を秘めた方には推奨。
試聴はこちら。ようつべ動画につきリンク切れご容赦&内緒の仕事で・・・。