夢で見て以来「地球は異星人が作った自動生産型食料庫」説を定義付けする毎日を送っていることは、はたしてこれからの激動の日本で生きていくにあたってどういう位置づけとなるのか、必要なのか無駄なのか、それはその時になってみないとわからないのだけど、しかし、これは一人身で送る寂しい連休においては当然起こりうる妄想の連鎖であり、じゃあ早く彼女のひとつでも見つけてハッピーなサマーバケーションをステイせねばならぬと思うのだけど、そもそも、そんな妄想に明け暮れているような男の彼女になってもいい、という奇特な女性などそうは簡単に存在しないし、また、仮にそんな女性がいたとして、こちらとしても、そんな変な男を好きになるような変な女性はお断りなわけで、結局あきらめて部屋でサンボマスターのCDなんかを聞きながら、ボーカルの声の高さとアドリブだらけの歌詞に、いい曲なんだけどカラオケじゃ歌いづらいよなあ、とか文句を言っている自分を自己分析した結果、そんな一見どうでもいい行為にこそ、この世の心理というのは隠されているのかもしれないと思うのだけど、じゃあ一体心理ってなんだろう、ふとそう思うが最後、僕の思考は再び決着のつかない妄想の世界に旅立ってしまい、そこは無論、目を覚まさせてくれる彼女なんかいない一人身の世界なわけで、悪循環の連鎖からズブズブ深みにはまって行き、気づいたときには、5日もあった連休も残り1日となっていて、焦り、振り返ると、友人とカラオケに行ったぐらいしか連休らしい過ごし方をしていないことに愕然、それ以前に、カラオケのためだけに名古屋まで新幹線で移動せざるを得なかったという、地元に友人がいないにも程があるだろう、との自己嫌悪、艱難、辛苦、苦慮、煩悶、ああ、そうだよ、彼女より先に友達を作ることが先だよ、はたと気づいてみるのだが、甲本ヒロトの、「友達はいなくてあたりまえ、もしできたら全力で大切に(大意)」、との言葉を思い出し、やや救われた感がして、焦らずに、誠実に生きていれば、そのうち彼女も友達もできるよ、と若干楽観的に思って心を軽くしてみるのだが、そうこうしながら、楽しみ、苦しみ、のたうちまわり、人生を謳歌したとして、結局は異星人の食料としての運命が待ち受けている僕の一生は、幸せなのだろうか、不幸せなのか。アストロ球団の高尾球六ことカミソリの竜は言った。「くいの残る死に方だけはするなよ!(中略)老醜さらけだして生きているおとなどもに絶対まねのできねえ死にざまをよ~っ」。今のままで、そんな死に様を遂げることができるのか、その答えを導き出すために、けして悔いなど残すことのないように、残り1日となった休日、自分の部屋で、さんぴん茶とスッパイマンをお供に、ゲームとか漫画を読みながら、じっくり考えてみようと思います。押忍。
夢で見て以来「地球は異星人が作った自動生産型食料庫」説を定義付けする毎日を送っていることは、はたしてこれからの激動の日本で生きていくにあたってどういう位置づけとなるのか、必要なのか無駄なのか、それはその時になってみないとわからないのだけど、しかし、これは一人身で送る寂しい連休においては当然起こりうる妄想の連鎖であり、じゃあ早く彼女のひとつでも見つけてハッピーなサマーバケーションをステイせねばならぬと思うのだけど、そもそも、そんな妄想に明け暮れているような男の彼女になってもいい、という奇特な女性などそうは簡単に存在しないし、また、仮にそんな女性がいたとして、こちらとしても、そんな変な男を好きになるような変な女性はお断りなわけで、結局あきらめて部屋でサンボマスターのCDなんかを聞きながら、ボーカルの声の高さとアドリブだらけの歌詞に、いい曲なんだけどカラオケじゃ歌いづらいよなあ、とか文句を言っている自分を自己分析した結果、そんな一見どうでもいい行為にこそ、この世の心理というのは隠されているのかもしれないと思うのだけど、じゃあ一体心理ってなんだろう、ふとそう思うが最後、僕の思考は再び決着のつかない妄想の世界に旅立ってしまい、そこは無論、目を覚まさせてくれる彼女なんかいない一人身の世界なわけで、悪循環の連鎖からズブズブ深みにはまって行き、気づいたときには、5日もあった連休も残り1日となっていて、焦り、振り返ると、友人とカラオケに行ったぐらいしか連休らしい過ごし方をしていないことに愕然、それ以前に、カラオケのためだけに名古屋まで新幹線で移動せざるを得なかったという、地元に友人がいないにも程があるだろう、との自己嫌悪、艱難、辛苦、苦慮、煩悶、ああ、そうだよ、彼女より先に友達を作ることが先だよ、はたと気づいてみるのだが、甲本ヒロトの、「友達はいなくてあたりまえ、もしできたら全力で大切に(大意)」、との言葉を思い出し、やや救われた感がして、焦らずに、誠実に生きていれば、そのうち彼女も友達もできるよ、と若干楽観的に思って心を軽くしてみるのだが、そうこうしながら、楽しみ、苦しみ、のたうちまわり、人生を謳歌したとして、結局は異星人の食料としての運命が待ち受けている僕の一生は、幸せなのだろうか、不幸せなのか。アストロ球団の高尾球六ことカミソリの竜は言った。「くいの残る死に方だけはするなよ!(中略)老醜さらけだして生きているおとなどもに絶対まねのできねえ死にざまをよ~っ」。今のままで、そんな死に様を遂げることができるのか、その答えを導き出すために、けして悔いなど残すことのないように、残り1日となった休日、自分の部屋で、さんぴん茶とスッパイマンをお供に、ゲームとか漫画を読みながら、じっくり考えてみようと思います。押忍。