GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

我が妄想

2006年08月16日 | 日記・コラム


 夢で見て以来「地球は異星人が作った自動生産型食料庫」説を定義付けする毎日を送っていることは、はたしてこれからの激動の日本で生きていくにあたってどういう位置づけとなるのか、必要なのか無駄なのか、それはその時になってみないとわからないのだけど、しかし、これは一人身で送る寂しい連休においては当然起こりうる妄想の連鎖であり、じゃあ早く彼女のひとつでも見つけてハッピーなサマーバケーションをステイせねばならぬと思うのだけど、そもそも、そんな妄想に明け暮れているような男の彼女になってもいい、という奇特な女性などそうは簡単に存在しないし、また、仮にそんな女性がいたとして、こちらとしても、そんな変な男を好きになるような変な女性はお断りなわけで、結局あきらめて部屋でサンボマスターのCDなんかを聞きながら、ボーカルの声の高さとアドリブだらけの歌詞に、いい曲なんだけどカラオケじゃ歌いづらいよなあ、とか文句を言っている自分を自己分析した結果、そんな一見どうでもいい行為にこそ、この世の心理というのは隠されているのかもしれないと思うのだけど、じゃあ一体心理ってなんだろう、ふとそう思うが最後、僕の思考は再び決着のつかない妄想の世界に旅立ってしまい、そこは無論、目を覚まさせてくれる彼女なんかいない一人身の世界なわけで、悪循環の連鎖からズブズブ深みにはまって行き、気づいたときには、5日もあった連休も残り1日となっていて、焦り、振り返ると、友人とカラオケに行ったぐらいしか連休らしい過ごし方をしていないことに愕然、それ以前に、カラオケのためだけに名古屋まで新幹線で移動せざるを得なかったという、地元に友人がいないにも程があるだろう、との自己嫌悪、艱難、辛苦、苦慮、煩悶、ああ、そうだよ、彼女より先に友達を作ることが先だよ、はたと気づいてみるのだが、甲本ヒロトの、「友達はいなくてあたりまえ、もしできたら全力で大切に(大意)」、との言葉を思い出し、やや救われた感がして、焦らずに、誠実に生きていれば、そのうち彼女も友達もできるよ、と若干楽観的に思って心を軽くしてみるのだが、そうこうしながら、楽しみ、苦しみ、のたうちまわり、人生を謳歌したとして、結局は異星人の食料としての運命が待ち受けている僕の一生は、幸せなのだろうか、不幸せなのか。アストロ球団の高尾球六ことカミソリの竜は言った。「くいの残る死に方だけはするなよ!(中略)老醜さらけだして生きているおとなどもに絶対まねのできねえ死にざまをよ~っ」。今のままで、そんな死に様を遂げることができるのか、その答えを導き出すために、けして悔いなど残すことのないように、残り1日となった休日、自分の部屋で、さんぴん茶とスッパイマンをお供に、ゲームとか漫画を読みながら、じっくり考えてみようと思います。押忍。



傍観者のつぶやき

2006年08月15日 | 日記・コラム

 まあ、そんなこんなで終戦記念日です。

 しかし、そんな日だからといって、当ブログで戦争や平和なんかを語っても、管理人の勉強不足が露呈されてしまうわけで、また、日ごろのひねくれ言動のツケで、誰も信じてくれないことは確実なのです。

 でも、まあ、そこをあえて、ない知恵ふりしぼって濃縮還元して考えると、争いの原因ってのは、大概意思疎通の失敗から派生するもので、これはなんで起こるかというと、皆がそれぞれの立場の正論でしゃっべっているからで、お互い正しいんだから、そりゃどちらか一方が圧倒的に勝利するなんてことはなく、長引いているうちにこじれたり、ややこしくなったり、結果、力が強くて頭がいい方が無理矢理勝っちゃって、なんかよろしくない連鎖に陥っちゃうというか。

 100人いたら100通りの生活、歴史、立場、性格ってのがあるわけで、じゃあお互いの歴史や立場なんかを勉強して相互理解を深めなきゃ、となるんだけど、勉強すればするほど妙な自信や確固たる意見なんかが固まっちゃって、ますます意見の一致なんかは遠のき、亀○パパ対やく○つるとか真剣十代しゃ○り場みたいな、えも言われぬうすら寒さの泥沼に陥っちゃうのだと思うわけで。でも、まあ、この、泥沼まで行くというのは、実は案外大事なような気もして、結果、凝り固まった不快な知ったかぶりの専門家もどきになったとしても、そこから次のステップに行ける可能性が高いのは、やっぱり傍観者より、もどきのほうなのかもしれない。

 ともあれ、こんなクーラーきいた部屋で、スッパイマン食いながら、高価なノートパソコンたたいている今現在、世界のいろんなところでいろんな不幸な出来事が起きているわけで、てめえはその数例を知っているだけじゃねーか、側面だけを知っているだけのくせして、目の届くところだけ見て「かわいそー」とか一時の感情で言ってるんじゃねーよ、と自分の中のもうひとりが、さっきからみぞおちに猫パンチを入れてくるのだけど、おっしゃる通り、自分は身内を戦争でなくしたわけでも、ましてや体験したわけでもなく、そもそもなんの取り柄のないダメ人間、生まれてきてごめんなさいと、ひとり部屋の中で土下座しつつ、でも、まあ、目の届くところだけでも、しっかり心に受け止めて、いろいろ考えることから始めにゃしゃーあんめえ、と開き直る今日このごろ。

 それにしても、メールひとつにしたって、なんてことのない話題のはずが、受け取り方の違いで、誤解を与え、相手を怒らせて、反省することしばし。意思の疎通って、本当に難しいですね。押忍。





栞と紙魚子

2006年08月13日 | マンガ


 今回のおすすめは、漫画『栞と紙魚子』(しおりとしみこ/諸星大二郎・著)です。この作者の特徴は独特の雰囲気を醸し出す画風&作風で、その独創性は、アシスタントをして「どこをどうアシすればいいか分からない」と言わしめるほどであり、手塚治虫が「僕は描こうと思えば誰の絵でも描ける」と前置きした上で「諸星大二郎だけは描けない」と語ったほどです(※)。

 同作者の作品は、代表作『西遊妖猿伝』、『暗黒神話』、『妖怪ハンター』などをはじめとして、歴史やファンタジー、ミステリーに伝奇作品と、どちらかと言うと、少々重いテーマの作品が多いのだけど、この『栞と紙魚子』は少々他の作品と趣が違い、重さプラス“ほのぼの感”と“グロテスクさ”という、ますますわけのわからない振り幅の広さを見せつけます。その読後感は、「最初はブサイクと思っていた女の子に、気づいたら愛着が沸いていた」、そんな感じなのである。…よくわからんだろうが、嫌いなレビューをあえて行い、この作品の素晴らしさを教えてやろうと頑張っているのだから、それぐらい察するように。えへんぷい。とはいえ、この表現、同意者が約一名。的外れというわけではなさそうです。

 架空の街“胃の頭町”で次々と起こる怪事件を、二人の女子高生がテンション低く、なんとなく解決していく不思議漫画。人肉料理好きの女子高生、ストーカーが趣味の猟奇詩人、落雷でパワーアップするゴスロリ少女などに興味があって、しかも、このブログを見に来ているような物好きな人には、文句なしにオススメです。すっげえおもしろいよ。押忍。



●『栞と紙魚子』諸星大二郎・著/朝日ソノラマ/文庫版全3巻(以後続刊?)

※一部「ウィキペディア」より引用。こちら

※「漫画の館」というサイトに画像つきでくわしく紹介されています。こちら



ダニエルさん

2006年08月12日 | POP & ROCK

 最近購入したCDあれこれ。

 モンパチことMONGOL800が、4枚目のアルバム『Daniel』を発売。相変わらずのインディーズレーベルからの発売、自宅の庭の手作りスタジオでのレコーディングということもあり、音質はイマイチだけど、逆に手作りならではの味が感じられるました。
 また、“売れ線”“キャッチー”などのキーワードを微塵も感じさせない、各曲の肩の力の抜け方は今までと同じ、いや、今まで以上に脱力して作られている感にあふれています。自分の子供の声なんか平気で入れてるし。ここまで楽しまれると、なんか、逆に腹たつなあ(笑)。

MONGOL800 HOME PAGE

 夏フェスの常連BACK DROP BOMBのNEWアルバム『BREAKDAWN』は、かっちょええメロコアの見本的作品。リード曲『BOOGIE AND SWERVE』や、ライブでお馴染み『IN ORDER TO FIND THE NEW SENSE』など、ド直球でハートにスカイラブな曲がズビズバ。怒涛のツインボーカルがイカします。今作から日本語歌詞を多く取り入れているので、初めての人でも聞きやすいはず。

『BREAKDAWN』の曲が試聴できるサイト(BARAKS)

 去年の作品だけど、これからの夏にぴったりの一枚はU-DOU&PLATYのファーストアルバム『Vibes UP』。クオリティがやたらヤバ高い沖縄インディーズシーンで大ブレイク中のユープラ。ウチナーグチ(沖縄方言)と民謡テイストを独自に融合させたレゲエスタイルの曲は、「沖縄テイストとレゲエてめちゃくちゃ相性いいじゃん!?」と気づかせてくれます。ちなみに、日本語とレゲエの相性は最悪でヘドが出る、てのは管理人の個人的感情。初恋の歌から、民謡レゲエアレンジ、沖縄の抱える問題を正面からレゲエで取り組む曲など、ボリュームたっぷり全21曲(インスト・スキット等含む)。ドライブソングにぴったり。

セカンドアルバム『Big Up ~我した島沖縄~』が試聴できるサイト



床屋、どこや。

2006年08月08日 | 日記・コラム

 ボンジュールアミーゴ。

 大学生時代に在籍していた日本拳法部の部室の天井に空いた無数の穴が、何代か前のOBの人が寝ぼけて棒で突きまくったために空いた穴で、そのときのセリフが「くせもの!」だったこととかは実はたいしてどうでもよく、2,3年後くらいに出版されるであろう『亀田家の栄光と凋落』みたいな本を紀伊国屋書店なんかで見つけて、「ほんと持ち上げるだけ持ち上げて、用がなくなったらボロカスやなあ」としたり顔でマスコミと世間を分析する、そんな大人にならないよう心に誓う今日このごろなナイスガイ、ドン・ガ馬超です。

 とりあえず、今日は会社が珍しくヒマだったので、経費清算の時に発生した200円をシャツの胸ポケに入れて、落とさずに1日終われるかゲームで楽しんだところ、100円は知らないうちに落として、もう100円は後輩の女の子にかつあげされました。完全敗北。

 下がったモチベーションを高めるべく、帰路にわんさか出くわすはずの、琵琶湖花火大会を見に行くカップルを見て怒りのエネルギーで充電しようと試みたのだが、あいにく大雨の予報のせいで花火大会が延期、しかも結局雨は降らず、ええい、このやり場のない地味なテンション、どこにぶつけたろかい、と悶々としたところ、結局八つ当たりはみっともないので、明日あたりに床屋に行って、無茶な髪型にしてみようかな、と自己完結しました。

 それにしても、ヘアカタログなんかに書いてある、「髪質の固い人向き」「髪の量の多い人向き」などの表現。女性の髪をさわったり香りにドキドキ、じゃないや、もとい他の同性の髪なんてじっくり触ったり、観察したことねーし、ましてや比べたことなんかないもんだから、何を基準に自分の髪を分析すればいいのか、ちーっともわからんて。誰の基準だ、この野郎。でも、まあ、恐らく僕の髪は、寝癖がつくとスタイリング剤程度では修正不可能なコシの強さからして、恐ろしく硬い部類だとは思いますが。

 さて、最近行きつけの床屋で最近あるコースにはまっています。全自動シャンプー、カット、顔そり、フェイシャルクレンジングエステ、で約6000円のコースです(たまに足ツボ&肩マッサージをオプションでつける)。

 特筆すべきはエステの内容で、スチームやジェル、専用のシートなどで毛穴の汚れをかき出し、回転するブラシでクリーニング&マッサージ、さらに吸引機でキュッポンキュッポンしたあとに、パックで仕上げるという、下手なメンズエステ顔負けな内容であります(メンズエステ経験ないけど)。

 ただ、正直なところ、今更肌をスベスベきれいにしたいとか、その事でモテるようになりたいとかは、これっぽちも思っていません。本当に思っていない。思っていないって!ましてや、その時にいつもついてくれる女性店員がタイプだからなんて事は、あろうはずもない。ただ、そのクレンジングの行為自体が、めちゃくちゃ気持ちよく、やみつきなのです。ああん。

 まあ、よくわかんないけど、最近そんなこんなです。押忍。