GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

本日の衝動買い2

2006年09月17日 | 日記・コラム

 お笑いコンビ“フォークダンスDE成子坂”の顔が思い出せずにイライラする、そんな日の午後。

 気分転換に、京都は四条河原町の高島屋で開催されている「人間国宝展」を見に行く。日ごろ国宝の作品を扱う仕事をしているとはいえ、やはり販売会でない展示会に陳列されるクラスのものは、そうはお目にかかれません。

 仕事の癖で(失礼にも)作品の値踏みをしつつ、その一方では、こういうのに感動できるようになるってのも案外大事なことなんだよな、というしたり顔の自分と、けっ、なんでえ、所詮は人間が自己アピールと自己満足のために作ったエゴの固まりじゃねえか、ええい、てめえら、もっと身を削って世間様に還元しねえかい、というひねくれ者な自分が、60億分の1を決める世界最強トーナメントの決勝戦並みの熱いバトルを頭の中で繰り広げています。今回は前者がかろうじて判定勝ち、エセインテリ経験値が少し上昇しました。

 その足で、寺町や新京極界隈を散策、CDや本、洋服などを衝動買いしつつ、ふとなにげなくのぞいたファミコンショップ(もうほとんど見なくなったなあ)にて、任天堂DS(=携帯ゲーム機)の『ファイナルファンタジー3』を発見。十数年前にブレイクしたゲームのリメイク版です。小学生のころ、昼夜を忘れて熱中した身には、たまらなく懐かしく、いとおしい逸品です。もちろん即買い。逸る気持ちを抑えつつ、京都から大津まで4時間、歩いて帰りました。

 ようやく家に到着、早速ゲームスタート。ゲームでウキウキするのも何年ぶりだろう。ちなみに我が家で最後に買ったゲーム機はNEOGEO(知らない?)です。

 記憶の片隅で覚えていた懐かしい曲やグラフィックが、最新の技術でアレンジされていることに感動しつつ、プレイすること30分。・・・あれ?なにかが違う。自分が大人になっていることを考慮にいれても、どうしても違和感が残る。う~む。・・・。あ~。そうか。そうだよ。音や映像が綺麗すぎるんだよ、これ。やっぱり、ファミコン世代としては『FF3』はピコピコ音とドット絵じゃなきゃあなあ。

 そんなこんなだけれど、結局は、勉強、運動、遊びの三拍子揃った、充実した1日・・・、と言っていいのかなあ。こんなこれぇ。





【本日の衝動買リスト】
●CD
『ウージの唄』かりゆし58
『トゥナイト・トゥナイト・トゥナイト』ザ・ビートクルセイダーズ
『君繋エムファイブ』ASIAN KUNG-FU GENERATION
●漫画
『夢幻紳士~冒険活劇篇~5巻』高橋葉介
『キン肉マン2世~タッグ編~1巻』ゆでたまご
●小説など
『夫婦茶碗』町田康
『紙の破壊王~ぼくらが愛した橋本真也~』紙のプロレス編集部
『猫を背負って町を出ろ!』大槻ケンヂ
●ゲーム
『ファイナルファンタジー3』
●服
ボタンダウンシャツ4点
ネクタイ2点
プライベート用シャツ1点




今日の小ネタ

2006年09月17日 | 日記・コラム

 ええと、まず右手と左手それぞれの、親指以外の4本の指を、第一関節と第二関節で曲げてください。

 次に、左右の手を、曲げたところでひっかけ合ってください。



 



 10秒~20秒程度、左右に力いっぱい引き合ってください。

 次に、手の形はそのままの状態で、両手のフックを離し、力を抜いて10秒間数えてください。

 終わったら、なるべく力をこめずに、ゆ~~~っくり手をひらいてみてください。

 すると・・・・・・・・・・・・・。

 いや、それだけなんだけどね。



素晴らしき休日

2006年09月12日 | 日記・コラム

 家にひきこもってyoutubeでメロリンQ特集を堪能したくなる、そんな晴天の日に、3週間ぶりの休日をとることができました。

 今日は日ごろ忙しくてできなかったこと、たとえばショッピングや映画鑑賞、サイトの更新、部屋の掃除なんかを思いっきりやりまくる構えで、気合で朝7:00に起床、しかし疲れがたまっていたのか無意識に二度寝してしまい、気付くと夜9:30。結局、ピンセットでのヒゲ&眉毛抜きと、洗顔シートでの鼻の角栓取りくらいしかできずに1日が終わろうとしています。

 所詮人生なんてのは後付け、成功すればどんな過去も美談にできるし、失敗すればどのようにでも後悔することができます。今大事なのは、将来後悔することへの恐れではなく、今を大切に、大事に、全力で生きることなのだと思うのです。たとえ周囲にどう言われようと、僕は僕の流儀で人生やり過ごしてやる。とりあえずその手始めとして、今目の前にある三度寝、全力でやりとげる所存です。おやすみなさい。



ホテルの有料チャンネル

2006年09月06日 | 日記・コラム

 最近出張でビジネスホテルに泊まると、ちょこっとハイテクっぽいシステムを導入している部屋にあたることがあります。たとえば部屋のテレビ。

 従来のホテルだと、有料テレビサービスとして、アダルトチャンネルと映画チャンネルなんかが用意されていたりします。この場合、かなりの比率で前者に重きがおかれ、後者はむしろカモフラージュ用のチャンネルであるといえるでしょう。

 どういうことかというと、後者の映画チャンネルは、フロントでの清算や視聴用カードの購入などの際、誰かに見られてバレてしまった場合に、「いやあ、昨日の映画はおもしろかったなあ(※注)」などと、アダルトチャンネルを見ていた事実をごまかす事ができるよう、ホテル側の配慮で存在するチャンネルなのです(断言)。

 そう、学生がHな本を買うときに、欲しくもない一般雑誌を上に重ねてレジに持っていくあれです(違う)。したがって、コンテンツの内容はたいして重要視されず、おもしろい映画や番組はまず見ることができません。

 しかし最新のホテルの中には、テレビがブロードバンドと接続されていて、ネットで配信されている番組の中から、好きなものをどれでも選び見放題、というサービスもあります。その中にはアダルト番組も10数種類あるのだけ、どとりあえず置いておいて、特筆すべきは映画コンテンツの充実ぶりです。最新作こそないものの、準新作クラスがズラリと揃っています。全部20作品くらいあったでしょうか。『SAW』『SAW2』『バイオハザード』『カンフーハッスル』『ロードオブザリング』『ハリーポッター』などなど、という充実っぷり。これは一人身サラリーマンのヒマな晩にはありがたい、というか、むしろいくつも見ようと思うと一泊じゃ足りないくらい。アダルトチャンネルなんか見るヒマないよ、正直。

 しかし、この最新システムでも、未だ克服できない壁があります。今も昔も有料チャンネルを見るために必要な「視聴用カード」。大抵ホテルの廊下に販売機があるのだけど、これの動作音が大きくて嫌になります。ましてや音の響くホテルの廊下、部屋にいながらにして、「あ、今誰か買ったな」とわかってしまうのです。

 いくら目的が映画目当て&映画に比重がおかれた新システムとはいえ、恐らくは未だ根強い「有料チャンネル=アダルト」の黒き先入観。それを思うと、たとえ後ろめたいことがなくても、若干購入を躊躇してしまう方も多いと思います。

 たとえばキン肉マン2世目当てでプレイボーイを買おうと思ったら、その号に限って表紙が女優のヌードで、女性のレジが男性と交代になるまで持っていけなかったジレンマは誰にでも経験があるでしょう(遠い目)。このハイテクが進んだ現代社会においても、その悲劇は繰り返し起きているのです。せつないなあ、こんちくしょーめ。

 ええい、カード販売機め、こういうときに限って千円札をリバースするな!…そんな叫びが、今夜も世界のどこかのビジネスホテルでこだましています。

 なお、この際筆者がアダルトチャンネルを見たことがあるかどうかは、今回の話題とは、何一つとして関係がないので、またの機会にとっておくことにします。押忍。

※注1…事実、某社の社長がフロントでの料金精算時、周りに聞こえるようこの内容の独り言を繰り返していた。



衝動買い

2006年09月04日 | 日記・コラム

 任天堂DS-liteが急にほしくなりました。目当ては10何年かぶりにリメイクされ発売された『ファイナルファンタジー3』(以下FF3)。しかし巷でのうわさによると、このDS-lite、入手がやたら難しいそうな。まあ、無理ならいいや、程度の軽い気持ちでソフマップに行くと、なんか、普通に売られていました。どうも入荷したてホヤホヤらしい。こちとら三十路前の独身男性、金ならいくらでもあるぜ、と即購入です。

 ところがところが、肝心のFF3が売り切れてありゃしまへん。かなんなあ。んじゃあ、まあ、変わりになにか別のゲームを買ってかえりまひょか、とあたりを見渡したのだけど、ない。欲しいゲームがない。思わずやってみたくなるゲームがない。久々に見たゲームソフト達は、なにか子供だましに見え、手に取るのもはばかられた。こ、これが大人になるってことか・・・!(そうかなあ)

 仕方なしに帰ろうかと思ったら、どうもDS-liteは、ゲームボーイアドバンス(以下GBA)のゲームも遊べるみたいです。せっかくなのでGBAのコーナーもチラ見してみる。

 すると、先ほどとは打って変わって、三十路前の多感なハートに直撃なゲームばかり!目線の先にはファミコン時代のオールドゲーム復刻版の数々。『スーパーマリオブラザーズ』『迷宮組曲』『チャレンジャー』『スターソルジャー』などなど。とりあえず、我が小学生時代の青春の一本『スターソルジャー』を含む、『ハドソンベストコレクション』を購入。シューティングの名作『スターフォース』、『ヘクター87』も遊べるお得な一本です。

 そういえば、『ヘクター87』といやあ、ハドソンの“おもしろさマル超”シリーズとか銘打たれたブランドの第何弾かだった記憶が。たしか同シリーズで『ボンバーキング』『ファザナドウ』なんかが出てたよなあ。・・・はっ、マニアックな方向に進んでしまった。VIVAファミコンロッキー。

 …しかし、こういう痛々しく昔を懐かしむってのも、大人になるってことなんだろうなあ。そう思うと、少年時代の自分が遠くに感じられてしまい、ちょっとだけさびしくもありました。

 その帰り道。電車の中で読んだ週プレ(週刊プレイボーイ)のグラビアコーナーよりも、同誌で連載中の『キン肉マン2世』でヘルズベアーズの片方の正体がウォーズマンだったことに興奮しっぱなしな自分に気付き、結局のところ、自分が本当に大人なのか疑わしくなり、思わず「子供じゃないやい!」とつぶやかずにはいられない、今日このごろ。夜風が胸にしみるぜ。