GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

祇園花見小路

2009年03月15日 | 日記・コラム
祇園に来ています。

仕事で。

こういうところはプライベートで来たいものです。

日曜と言うこともあり、早朝は静まり返っていて、建ち並ぶ町家の雰囲気と相まって趣十分だったのですが、9時くらいから近所の場外馬券場目当てのオッサン連中がたむろしだして台無しになりました。

ギャンブルで儲ける事ができないのは、目の前を歩いている人達を見れば一目瞭然ですね。

今日は早めに上がれそうなので、『カフーを待ちわびて』をもう一回見て帰ろうと目論見中です。




Waiting for good news

2009年03月14日 | 映画
買ってしまいました。小説版。

これが大正解。いや、小説版がすげえおもしろい!ってわけではないのですが、映画版のおもしろさの余韻が、文章を読むときの想像力にうまく作用して、相乗効果で楽しくサクサク読めました。

一応ラブストーリーですが、恋愛なんて物は自分がするから楽しいのであって、他人様のラブロマンスなんてクソクラエです。でもそれを加味しても、なんかいい気分の読後感が味わえました(映画版のおかげだけど)。

お気に入りのセリフは「日曜だし、久々にみんなで散歩でもすっか、と思ってよ」。いいなあ。遊園地でも、ショッピングでもなく、「散歩」。

散歩最高!




チェンジリング(?)

2009年03月13日 | 映画
映画『チェンジリング』を見てきました。おもしろかったんだけど、なんかこう、思い出すと鬱になりそうな内容だったので、頭の保養がてら昨日見た『カフーを待ちわびて』についてもう少し。

この映画、何がよかったつったら、ヒロインの白いワンピースにストレートロングヘアー姿(かなりツボだったさ)、…じゃなくて、沖縄の自然の素晴らしさや、田舎暮らしへの憧れや、郷愁誘う建物や風景だったりなのだけど、中でも一番印象に残ったのは「周りの人が幸せなのが俺の幸せ」という、沖縄が背景でなければ到底許容できないであろうセリフ。

某漫画で「お祈りや願い事っていうのはね、自分のためにするんじゃない。人様が幸せになれますようにってお願いするのが本当だよ」てセリフがあって、前々から、自分の欲を叶えるために賽銭投げてお祈りをする輩を見て違和感を覚えていた僕は、やっぱりそうだよなー、と一人納得したのですが、今回の『カフー~』の主人公のセリフも、当たり前のことながら改めて聞くと「やっぱりそうだよなー」。

仕事も同じで、商品をいかにして売るかじゃなくて、いかに人が喜ぶ物を作るか、相手の事を思えるかが大前提であって、お金はあとからついてこなきゃダメというか、現実はそんなに甘くないのでしょうけど、そこから目を背けて手に入れたお金や人生に何の意味があるのかなあ、と思う今日この頃です。

いえ、けして仕事や人間関係がうまく行ってなくて、自分にそう言い聞かせて心を軽くしようと試みたり、言い訳をしようってわけではなく、ましてや三十路を過ぎても、まだそこらへんの学生バイト並の給料と、会社の傾き加減に将来が真っ暗になって、もう結婚なんかあきらめる寸前にまで追い込まれているなんてこた、これっぽっちもありません。ダンダンッ!(机をたたく音)

…え、相変わらず内容が支離滅裂?

早く慣れてください。

これからは、50万稼げる能力より、15万で楽しく生活できる能力だな…。


カフーを待ちわびて

2009年03月12日 | 映画
映画『カフーを待ちわびて』を見てきました。

沖縄を舞台にした、今時の流行り物ドラマや小説とはひと味違ったラブストーリーです。

いや、違うな。よくよく考えれば、ストーリー自体は今時のそれとあまり変わらないのですが、そこを違うく見せる沖縄の海と空はさすがと言う他ないのです。

どこぞの映画批評サイトでも言ってましたが、都会でこの物語をやられた日には、サイコなストーカー物語にしかならないですよ。ホント。

いかにも“沖縄病”患者向けに作られた感があったので、警戒して見たのですが、やはりその通りで、それなのに胸にグッと来るものを感じてしまい、自分の病気の進行具合に戦慄しましたよ。

そろそろ、また沖縄旅行しないとなあ。

主人公とヒロインが手をつないで歩くシーンなんて、他で見ても反吐がでますが(ああ、ひがみさ)、この映画でやられると、昔を思い出してたまらんものがありますよ。

冷静に分析すると、映画的評価は60点くらい(素人目)。でもはっきり心に刻まれて、多分忘れる事のない映画です。

行きつけの映画館で上映していなかったので、自転車かっ飛ばして3駅となりのショッピングモールまで見に行ったかいはありました。

でも、今回マイカル系のシネコンに初めて行きましたが、映画の予告編以外に、普通の企業CMが10件ほど流れ、うざいのなんの。びっくりしました。CM流すならその分チケット安くしろよ。もう二度と同社の劇場では見ねえと誓いました。

まあ、それを差し引いても、『パンズ・ラビリンス』『ブルースブラザーズ2000』に続く、生涯3本目のパンフ購入作品になりました。

あ、ちなみに“カフー”とは“果報”であり、「幸せ」「良い手紙」の意味であります。