BRM0411 青葉300 その４

で、T村さんの後ろに着いて最後の登り山伏峠へ出発。

本格的な登りに入る前にまだまだ細かいアップダウン。本当に真っ暗です。
でも後ろに着いているので安心。

本当に後だと楽。この楽さもヒトリで走ってきたから感じるのですね。
感謝です。

本栖みちに比べたら山伏峠はオカのようなもんさと言っていたけれど、
225kmも走った足には堪えます

でもゴールは見えている、とにかく登ります。真っ暗なのでいったいどこまで登ればいいのかもわからん、ひたすら足を回すだけ
するとT村さんが「もうそこがトンネルですよ」
あれ～、着いたんだ～
真っ暗だからか意外と早く着いた。やっぱり本栖みちで標高稼いでいるから早いのね
疲労困憊、でもあとは下るだけ～

豪快な下り、真っ暗であまり飛ばせない
でもT村さんから離れるともっと暗くなり怖くなる。
必死について行きます。そして登り返しも下りの勢いをつなげてくらいついて行く。寒さは新聞紙とビニールのおかげで感じない。
なんかすっげ～楽しいぞ

でも大きな登り返しが2回ある。
これがまたきつい～

両国橋を越えてあと半分。長いね～下りも。
すると後ろからさっきPCでいたヨネさんが追い付いてきた。ここからは3人で走る。なんか前も後ろも挟まれて安心、お姫様ライドだなぁ（わははは、ババァだけどさ）
3人だとライトが重なって一層明るくなってなおいい
そしてやっと行きのPC１を越えて青山S右折。

ここからも結構な登りがあります
でも力を振り絞ってついて行く。ご一緒してくれと言った以上、離れて迷惑はかけられません。
後ろからヨネさんが二人のぺダリングは正反対だと言う。
T村さんは回転系、私はトルク型。
どうもくるくる回すのが苦手で重ためのギアを踏んでしまいます。だから余計足に来るんだな。これからもっと長い距離を走るためにはこれではダメだよね。

だんだん町中へ入り、また信号にかかりまくり、ピンポンダッシュ。時間はもう9時30分すぎ。あと25ｋｍちょっと・・・
10時半ごろには着けそうだったのに信号で思いのほか時間がかかる。
渋滞がしていないのが救いだ。もう腰も足も痛いし、満身創痍でペダルを回す。

芝溝街道も疲れてもう口も回らない。集中力もなくなっている。気をつけないとね。とにかくゴールへ
自分自身に気合をいれる。

そして最後カリタスの激坂。3人でうげげげ～と叫びながら登って10時55分。
うわぁ～ここまで来たら11時には間に合いたいぞ。
そうすると16時間は切れる

最後の坂を下りて到着～


うわぁ～ゴールのコンビニにはチコリンとセブン、あつさんが～
嬉しい～


で、とにかく何でもいい、お買いもの。

3人とも無事10時59分と間に合ってバンザイ～


完走できた～

チコリンたちはみんなのゴールを迎えに来てくれたの。
誰もいないとさみしいと思ってって。行きもお見送りしてくれて元気もらって
帰りも迎えてもらって。
すご～い温かいココロ

ブルベカードを発送して長い長い一日が終わりました。
本当にきつかったけれど、素晴らしい一日でした
PC1～PC4までの180kmは本当にヒトリでの走行。不安いっぱいだったけれど、走り切ることができました

でも姿は見えないけれど、みんな同じルートでゴールを目指している。それが支えになって走ることができるんだな。
16時間、ほとんどサドルの上の時間。
甲府では27度まであがり山中湖では10度をきっていただろう気温。
暑かったけれど、最高のお天気
本当に厳しかったけれど、やっぱり最高に楽しかった。

お世話になった皆さん、どうもありがとうございました。
素敵なコースを用意してくれたスタッフさま、どうもありがとうございました。

怪我なく事故なく無事に帰ってこられたこと、家族に感謝



走行距離　スタート地点まで往復24ｋｍ
　　　　　コース距離　306ｋｍ
　　　　　総上昇　3495ｍ　消費カロリー　7108cal　HRAV138
　　　　　ゴール　15時間59分