11月13日観光バスツアー4番目に訪れたのが、五台山 清涼寺(嵯峨釈迦堂)です。ここは、嵐山(嵯峨野)の北部に当たります。嵐山からも歩いて訪れることが出来る所に位置します。今回は、大覚寺そばの駐車場から歩いて向かいました。
境内から見た多宝塔と、清涼寺本堂です。この本堂には、奝然(ちょうねん、938-1016)が、宋へ渡航中の985年、台州の開元寺で現地の仏師に命じて1体の釈迦如来像を謹刻させたと言う、その釈迦如来像が安置されている。その釈迦如来像は、古代インドの優填王(うてんおう)が釈迦の在世中に栴檀(せんだん)の木で造らせたという由緒を持つ霊像を模刻したもので、「インド - 中国 - 日本」と伝来したことから「三国伝来の釈迦像」と呼ばれている。
お寺の内部では、写真は撮らせてもらえません。と言うわけで、それらの写真は撮る事が出来なかったので、お見せできません。庭園の紅葉をご覧下さい。
最後にお目にかけるのは、豊臣秀頼公の首塚です。これは、大阪城三の丸跡地から出土したものを、昭和58年(1983)清涼寺再興に縁があるということで移設されたのだそうです。
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