長らく開店休業状態のブログでしたが、
思うところあって 再開したいと思います。
心子と行った想い出の場である 神宮外苑・銀杏並木。
しかし現在、神宮外苑の再開発が大きな問題となっています。
メインの銀杏並木は残されますが、
約700本の貴重な樹木が伐採され、
銀杏並木の横に 高層ビルが3つ建設される予定で、
「風致地区」である外苑の景観が 一変してしまいます。
神宮の森は 渋沢栄一ら有志や 国民の寄付と献木によって、
100年後の “都市の杜” を構想して造られた、
取り替えのきかない 歴史ある樹木たちです。
ユネスコの諮問機関である「イコモス」は、
「神宮外苑は 世界の公園の歴史においても例のない文化的資産」だとして
再開発中止の警告 「ヘリテージ・アラート」を発しました。
そもそも神宮外苑は 高い建物を建てられない 「都市計画」でした。
しかし東京都はこの制度を歪め、高層ビル建設を許可してしまいました。
何よりも根本的な問題は、
これらの計画が 市民を無視して進められてきたことです。
再開発の問題を分かりやすくまとめたページがあるので↓ ご覧ください。
「神宮外苑の再開発、何が問題になっているの?」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/jingu-gaien-redevelopment-project_jp_648afac4e4b04ee51a99c974
1年半ほど前、再開発の見直しを求めるネット署名があって、
僕はすぐに署名し、その後も経緯を追っています。
https://www.change.org/p/%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%A4%96%E8%8B%911000%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7-%E5%86%8D%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%AF%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97%E3%82%92?recruiter=1131897030&utm_campaign=signature_receipt&utm_medium=facebook&utm_source=share_petition&fbclid=IwY2xjawGhFHVleHRuA2FlbQIxMQABHYvLi7kYh3mRCO9q2A2sWdJW0bqQWF-rS4AcWUVjVcPul2gAuprEM6Sy8Q_aem_MnPjIytVgRwPzseIuMeD-Q
ネット署名など 市民の訴えの成果もあって、
計画は1年延期され、事業の改定案が出されました。
伐採する樹木の数が減らされたりしましたが、見かけの本数だけで、
「緑の質」など 科学的な検証がされていません。
しかし東京都は これを審議することなく 計画を許可してしまい、
10月28日に 一部の伐採が始まってしまいました。
そして これに反対する訴訟が起こされ、僕も原告に加わりました。
https://www.dropbox.com/scl/fi/nhf9yn17zi4kcbzutz86j/.pdf?rlkey=qv0rz144ibkz4oe6e7gon009u&e=1&st=5lalbomh&dl=0
11月10日には、伐採樹木の追悼会,神宮外苑ウォッチに参加してきました。
ざっと2~300人が集まり、福島瑞穂や衆議院議員も参加、
ちばてつやさん,いとうせいこうなど 著名人のメッセージも寄せられました。
動き出した事業を止めるのは とても難しいかもしれませんが、
最後まで闘う必要があると思います。
心子もきっと そう言うに違いありません。
心子と再会したときのことを、「境界に生きた心子」にも記しました。↓
「心子は、職場の卑劣ないじめを許したくないと言い、他のいじめに苦しむ人たちのためにも、自分が精神的苦痛の労災認定の前例になりたいと悲願を訴えた。
例え自分がちっぽけなアリであっても、世の中の理不尽という巨象に立ち向かうことをはばからないのだ。」
最後まで闘う必要があると思います。
心子もきっと そう言うに違いありません。
心子と再会したときのことを、「境界に生きた心子」にも記しました。↓
「心子は、職場の卑劣ないじめを許したくないと言い、他のいじめに苦しむ人たちのためにも、自分が精神的苦痛の労災認定の前例になりたいと悲願を訴えた。
例え自分がちっぽけなアリであっても、世の中の理不尽という巨象に立ち向かうことをはばからないのだ。」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます