「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

花畑記念庭園

2024年12月18日 08時02分19秒 | 心子、もろもろ
 毎月恒例の心子のお墓参りのとき、いつも行く心子似の花屋さんの近くにある、花畑記念庭園です。
 小さいですがなかなかいい庭園。
 ちょうど紅葉の見頃でした。






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外苑訴訟第6回口頭弁論・報告会(2)

2024年12月14日 20時07分43秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 報告会ではオンラインで、埼玉大学名誉教授(都市工学)の岩見良太郎さんが、再開発の違法性について述べられました。

 とても専門的で難しい話でしたが、要点を簡単に説明すると、次のようになります。

 都市再開発法では、再開発が認められるためには、「(現在の)土地の利用状況が著しく不健全」という要件が必要だと定められています。

 東京都は、この要件に神宮外苑を無理やり当てはめようとして、
 スポーツ施設などが老朽化しており、バリアフリーなどが不足していると言い、
「土地の利用状況が著しく不健全である」とこじつけているのです。

(土地が十分に利用されているとは言い難い、と主張しています。)

 神宮外苑がそのような状況であると、一体どうして納得できるでしょう?
 そのようなこじつけが、外苑に超高層ビルを建てたり、貴重な樹木を伐採し公園を破壊する理由になるのでしょうか?

 神宮外苑は、法的に高層ビルを建てられない「都市計画公園」ですが、再開発が適法だと認めたのは小池百合子だけです。

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外苑訴訟第6回口頭弁論・報告会(1)

2024年12月13日 20時52分21秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 12月12日、神宮外苑再開発認可取り消し訴訟 第6回口頭弁論を傍聴してきました。
 この日は、公判前に東京地裁入り口でのアピール、公判後に記者会見、そして報告会がありました。

 公判では原告団が約20人、傍聴人は50人余りだったでしょうか。
 近隣住民の方2人による意見陳述もありました。

 裁判長は原告と被告(東京都)双方の書面に対して、更に具体的な意見を提出するよう求めました。
 次回の公判期日は2月19日です。

 公判と記者会見では発言者の言葉が聞き取れなかったり、専門用語に理解が追い付かなかったりしましたが、
 報告会ではプロジェクターやマイクも使って、訴訟の問題点などをまとめた説明がされました。

 それを簡単に記していきたいと思います。

 訴訟は東京都訴訟と新宿区訴訟の2つがあります。
(僕は後者の原告に加わりました。)

 前者は東京都が出した再開発認可の取り消しを求めるもの、後者は風致地区である外苑の樹木伐採許可の取り消しを求めるものです。

 今回の12日の訴訟は前者です。
 前者の争点は2つあり、原告適格についてと、再開発の処分の違法性についてです。

 原告適格とは、再開発認可の取り消しによって原告住民に利益の回復があるかということで、もしないと判断されると、裁判の土俵に乗ることができません。

 騒音問題、高層ビルによる風害、景観利益などが原告に認められるかどうかです。
 ハードルは高いそうですが、原告一人一人に対して原告適格あるかを判断されるということです。

 違法性については、再開発計画に対して次の点などを訴えています。
・環境影響評価の審議が不十分
・都市計画法の要件を満たしていない
・「公園まちづくり制度」を不当に適用してしまった
・風致地区、文教地区である外苑に不適合
・都市再開発法に反している

(続く)

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日比谷公園の銀杏

2024年12月11日 09時58分57秒 | 神宮外苑再開発 見直し
東京地裁のよこにある日比谷公園の銀杏です。 










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外苑ウォッチ,署名呼びかけ

2024年12月08日 11時42分02秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 12/7外苑ウォッチに行ってきました。
https://www.youtube.com/live/bLV-avDytek

 事業者が伐採ではなく移植にすると言った木を 十数本見ました。
 ところが現状は無惨なものでした。

 移植された木は、運搬の邪魔になると言って枝が大量に切り落とされ、葉がほとんどない木もありました。


 この木などはまるで枯れ木です。


 これでは光合成をしたり、生き続けていくことができないのではないでしょうか。

 支えるための添え木がありますか、この添え方も木が育っていけないやり方だそうで、樹木の専門家がやっているのか疑われます。

 更に、移植をするために既存の樹の根を大幅に切っているそうです。
 木々を大切にしようという意思があるとはとても思えません。

 また、メインの並木からラグビー場に入る道の18本の銀杏並木について、当初伐採とされていたのが批判を受けて、事業者は“移植を検討”と言い換えました。
 しかし上記からも分かるように、巨大な銀杏の樹をそのまま移植できるとは考えられません。

 事業者は本音は伐採のつもりでしょうが、ただ“検討”と言いつくろい、伐採の本数が減ったと公表しています。
 それをマスコミが鵜呑みにして報道しているという、大本営発表のような状況になってしまっています。


 外苑ウォッチのあとは、もうひとつのイベント、銀杏並木で署名の呼びかけに参加しました。
 「外苑を破壊から守るための署名をお願いします」と声を挙げました。

 銀杏並木を観に来るのは若い人たちが非常に多く、初めはスルーされていましたが、そのうち署名してくれる人が続々と出てきました。
 やはり関心を持ってくれる人たちは一定数いるのですね。

 下記URLは、小池百合子に送る署名用紙です。
 よろしければぜひ記入・郵送していただければありがたいです。m(_ _)m
(都庁の住所は必要ありません。)

https://www.dropbox.com/scl/fi/3ljv83r2t8tj6xknxawug/v2.pdf?e=1&fbclid=IwY2xjawHByrhleHRuA2FlbQIxMAABHdPKnTFsNy71ZZ97_nYpzarha38mBI59HLIPDPseveuUWWwHI8p7rgoB5Q_aem_63JTDJ0Dwil4DQbfvIxdLg&rlkey=67ulqb6v6laerxgityjrjuab6&st=b36djhgz&dl=0


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外苑訴訟ロッシェル・カップさんの意見陳述

2024年12月08日 10時57分47秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 先日の外苑訴訟での ロッシェル・カップさんの意見陳述の動画と全文がアップされました。
(動画は公判のあとの記者会見のものです。)

https://www.youtube.com/watch?v=SvaZntuGJJY

https://www.change.org/p/%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%A4%96%E8%8B%911000%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7-%E5%86%8D%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%AF%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97%E3%82%92/u/33091689?cs_tk=AytJa6_AxmB3Q5kmXGcAAXicyyvNyQEABF8BvDg5YmFkNWQyMzAyZTIzMDVhZGFhY2JjOTY2Y2IxOWM3YTc1MTQwZWFlZjRlMzM5N2UwYjFjZDg4ZGIwM2Y1ODA%3D&utm_campaign=ca124bb414c34d1e9dc0d49d9997aae8&utm_content=initial_v0_9_0&utm_medium=email&utm_source=petition_update&utm_term=cs 
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神宮外苑 新宿区訴訟を傍聴

2024年12月05日 20時52分34秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 東京地裁で、神宮外苑 新宿区訴訟の第5回口頭弁論を傍聴してきました。
 新宿区が樹木伐採に許可を出したことに対する訴訟です。

 この日は、原告の中心人物であり、再開発 見直しのネット署名の発信人である、ロッシェル・カップさんの意見陳述がありました。
 要旨は以下の3つです。

①樹木の価値
 温暖化が問題になっている中で、神宮外苑の樹木の冷却効果は大きい。
 事業者は伐採を補うためとして、新たに木を植えると言っているが、若い木は既存の木と比べて冷却効果がない。

②歴史の問題
 神宮外苑の木々は 渋沢栄一の呼びかけで、国民の献木・献金や勤労奉仕によって、百年先の森を見通して造営された歴史がある。
 「風致地区」に指定された都心の森である。

③民意の無視
 先人の意思を尊重せず、風致地区の区分を変更してしまった。
 情報公開をしないまま条例を無視し、民主的プロセスがない。

 公判のあとは 記者会見がありました。
 新宿区の計画の進め方の問題点が説明され、簡単な質疑応答が行われました。

 新宿区が訴訟中なのにも拘わらず 伐採を開始したのは理不尽であり、執行停止も申し立てているこということです。

 なおこの訴訟に先立って、東京都の伐採許可に対するふたつの訴訟が行われていますが、3つの訴訟はいずれ併合されるということでした。

 現在司法も行政寄りになってしまっていますが、何とか“第三者”の立場で正当な判断がされてほしいものだと願うばかりです。

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新宿区議会の傍聴

2024年12月03日 21時47分27秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 神宮外苑再開発見直しについての 新宿区議会を傍聴してきました。
 議会を傍聴するのは初めてです。

 この日は、ラグビー場建設のために外苑の区道を一部廃止する という件についての議論でした。

 また、「子どもたちの笑顔をつくる神宮外苑を考える会」の大澤さんから、議決の前にパブリックコメントを要望するという陳情も出されました。

 区道廃止の計画について、疑義を唱える共産党やれいわ新選組など 野党側議員3人が質問し、計画を進める自公与党側の事務方(区役所職員)が答える、という構造でした。

 一人目の議員の質疑応答は思ったより“紳士的”なやり取りで、事務方の表面的な回答に議員がすんなり了解する という印象でした。

 二人目(れいわ新選組・さわいめぐみ)、3人目(共産党・沢田あゆみ)は、再開発計画は事業者の利益第一ではないか、結論ありきで計画が進められ議会軽視ではないかなど、重要な問題点について訴える質問もされました。

 しかしそれに対する回答は、東京都が認めているから新宿区はそれに従うだけだとか、法令上は問題ないのでこのまま進めるなど、ごまかしや言い逃れのようなものでした。

 吉住新宿区長は小池百合子の言いなりで、計画のために法令のほうを変えてしまったのが実情です。
 本質的な議論が深められず、問題解決に向かわない 不信感も抱いてしまいました。

 パブリックコメントを求めるという陳情も、公募する時間がないという意見のため 結論が出ず、「未了」となりました。
 これは審議継続という意味ではなく、実質的には不採択ということだそうです。

 議会のあとは、「外苑を考える会」の大澤さんなどが、区役所の前でスタンディング(街宣行動)を行ないました。

 パブリックコメントの時間がないという言い訳ではなく、公募するために計画を後ろ倒しにするのが本来ではないか という批判が出ました。
 なお公明党は 本心は不採択だが、それだと文句を言われるので 未了にしたのだということです。

 また、今まで事業者は、三井不動産,伊藤忠商事,明治神宮,日本スポーツ振興センター(JSC)の四者でしたが、新宿区も事業者に加わったそうです。
 新宿区自身が、批判される計画を実行する側になってしまったわけです。

 水面下で進められてしまっていた計画に対して、住民や議員も無力なのかという理不尽も感じてしまいますが、心子にも恥ずかしくないよう、最後までできることをやっていかなければと思います。

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神宮外苑銀杏並木ライトアップ

2024年12月01日 14時55分26秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 心子と行った想い出の神宮外苑銀杏並木には、今も毎年黄葉の季節に訪れています。
 今年はライトアップされた銀杏並木を観にいってきました。

 見頃に色づいた銀杏たち、光に映し出され一層きれいに映えますね。
 ライトに照らされると、昼とは違ったイルミネーションの魅力を満喫できます。




 見に来る人たちが最近増えてきている気がします。
 TVでもよく紹介されます。

 ただ、20数年前に心子と行った時と比べると、葉が少なくなったり、木によって黄葉のタイミングが異なって、一斉に黄金色に包まれる世界を味わえないように思います。

 近年銀杏並木の一部が枯れ、衰え始めていると言われています。
 日本イコモス(ユネスコの諮問機関)理事の石川幹子さんは、神宮外苑再開発の見直しを訴え、次のように危機感を募らせます。

「いちょう並木が衰退し、息も絶え絶えです。このまま計画通りに再開発を進め、近くに球場をつくれば、枯死への道を歩むでしょう」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/jingu-gaien-ginkgo-trees_jp_64d5df85e4b09b3ed3fed770

 石川さんは、銀杏並木の隣に造られる野球場が 並木(の根)に与える悪影響や、外苑の樹木伐採に 警告を発し続けています。
 このまま球場が建設されると、将来的には銀杏並木は消滅すると。

 しかし事業者(三井不動産,伊藤忠商事など)は 並木を保護する科学的根拠を示さず、東京都の審議会はろくに審議もせず 計画を認めてしまっています。

 事業者と東京都は メインの銀杏並木は守ると言っていますが、メインの並木からラグビー場に続く道の銀杏並木はなくなります。
 伐採されるかもしれず、事業者は移植するとも言っているそうですが、あの巨大な銀杏の樹をどうやって移植するのでしょう?

 いずれにしても、銀杏並木の隣に野球場ができれば、今までの景観は全く変わってしまいます。
 並木の横にできる3棟の高層ビルで 景観が損なわれるのは言わずもがなです。

 事業者と東京都の横暴に対して、声を挙げ続けなければいけないと思います。

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11・16緊急抗議アクション

2024年11月17日 20時59分12秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 きのう(11月16日)神宮外苑で 「神宮外苑を守ろう訴訟」(https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000120 ) の緊急抗議アクションがあり、参加してきました。

 10月28日から 一部(建国記念文庫の森)の伐採が始まり、それに対し執行停止を求める 新たな訴訟を起こしていました。
 3本が切られて、移植の工事が行われていましたが、昨日16日にまた伐採されるということでした。

 停止の判決が出ないうちに切り続けるのは あまりに乱暴であり、抗議のアクションが行われたのです。
 15日夕に告知された緊急のアクションでしたが、50~60人の人達や議員3人、学者やジャーナリストなどが集まっていました。

 今回の再開発計画が、如何に一方的で不当,悪質なものであるかが話されました。
(以下、当日聞いた話の記憶なので、不正確な表現があればご容赦ください。)

・事業者は計画をオープンにすると言いながら、伐採のスケジュールを教えない
・建国記念文庫の森は「樹林地」であり 法律的に伐採はできないが、東京都はその制度を歪めてしまった

・明治神宮の総裁4人の中に、事業者(三井不動産)の元幹部と小池百合子がいる
・新宿区長は小池百合子の言いなり

・建国記念文庫の森と第二球場の跡地に建設予定のラグビー場は、ラグビー場としての条件を充分に満たしていない
・ラグビー場と言いながら 実はコンサートなどのイベント会場である

 その他にも数多くの理不尽や違法性が述べられていましたが、その場で詳細に理解や記憶ができませんでした。(^^;)

 なお今回の伐採は、以下のように余りにも急速な動きでした。
 9月9日に事業者が「緑の保全の見直し案」を発表
 同27日に住民説明会、30日に変更届提出
 10月21日アセス審議会、同日に伐採申請
 同25日に新宿区が建国記念文庫エリアの伐採許可
 28日伐採強行、11月12日に情報開示

 このように強権的な行政・事業を、心子も決して許さないでしょう。


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神宮外苑再開発の見直しを求めて

2024年11月13日 15時50分19秒 | 神宮外苑再開発 見直し

 長らく開店休業状態のブログでしたが、
 思うところあって 再開したいと思います。

 心子と行った想い出の場である 神宮外苑・銀杏並木。
 しかし現在、神宮外苑の再開発が大きな問題となっています。

 メインの銀杏並木は残されますが、
 約700本の貴重な樹木が伐採され、
 銀杏並木の横に 高層ビルが3つ建設される予定で、
 「風致地区」である外苑の景観が 一変してしまいます。

 神宮の森は 渋沢栄一ら有志や 国民の寄付と献木によって、
 100年後の “都市の杜” を構想して造られた、
 取り替えのきかない 歴史ある樹木たちです。

 ユネスコの諮問機関である「イコモス」は、
 「神宮外苑は 世界の公園の歴史においても例のない文化的資産」だとして
 再開発中止の警告 「ヘリテージ・アラート」を発しました。

 そもそも神宮外苑は 高い建物を建てられない 「都市計画公園」でした。
 しかし東京都はこの制度を歪め、高層ビル建設を許可してしまいました。

 何よりも根本的な問題は、
 これらの計画が 市民を無視して進められてきたことです。

 再開発の問題を分かりやすくまとめたページがあるので↓ ご覧ください。
「神宮外苑の再開発、何が問題になっているの?」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/jingu-gaien-redevelopment-project_jp_648afac4e4b04ee51a99c974

 1年半ほど前、再開発の見直しを求めるネット署名があって、
 僕はすぐに署名し、その後も経緯を追っています。
https://www.change.org/p/%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%A4%96%E8%8B%911000%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7-%E5%86%8D%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%AF%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97%E3%82%92?recruiter=1131897030&utm_campaign=signature_receipt&utm_medium=facebook&utm_source=share_petition&fbclid=IwY2xjawGhFHVleHRuA2FlbQIxMQABHYvLi7kYh3mRCO9q2A2sWdJW0bqQWF-rS4AcWUVjVcPul2gAuprEM6Sy8Q_aem_MnPjIytVgRwPzseIuMeD-Q

 ネット署名など 市民の訴えの成果もあって、
 計画は1年延期され、事業の改定案が出されました。
 伐採する樹木の数が減らされたりしましたが、見かけの本数だけで、
 「緑の質」など 科学的な検証がされていません。

 しかし東京都は これを審議することなく 計画を許可してしまい、
 10月28日に 一部の伐採が始まってしまいました。

 そして これに反対する訴訟が起こされ、僕も原告に加わりました。
https://www.dropbox.com/scl/fi/nhf9yn17zi4kcbzutz86j/.pdf?rlkey=qv0rz144ibkz4oe6e7gon009u&e=1&st=5lalbomh&dl=0

 11月10日には、伐採樹木の追悼会,神宮外苑ウォッチに参加してきました。
 ざっと2~300人が集まり、福島瑞穂や衆議院議員も参加、
 ちばてつやさん,いとうせいこうなど 著名人のメッセージも寄せられました。



 動き出した事業を止めるのは とても難しいかもしれませんが、
 最後まで闘う必要があると思います。

 心子もきっと そう言うに違いありません。
 心子と再会したときのことを、「境界に生きた心子」にも記しました。↓

「心子は、職場の卑劣ないじめを許したくないと言い、他のいじめに苦しむ人たちのためにも、自分が精神的苦痛の労災認定の前例になりたいと悲願を訴えた。
 例え自分がちっぽけなアリであっても、世の中の理不尽という巨象に立ち向かうことをはばからないのだ。」

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「境界に生きた心子」

2019年12月22日 09時46分23秒 | 「境界に生きた心子」の紹介
 
境界性人格障害ランキング

 境界性パーソナリティ障害の恋人・心子(しんこ)。

 心子と共に過ごした波瀾万丈の日々をつづった、ノンフィクションの本を上梓しました。
 甘い蜜月と凄まじい修羅場が繰り広げられた、壮烈ながらもピュアでひたむきなラブストーリーです。

 力の限り生き抜いた、千変万化の 僕の彼女を紹介します。


★海原純子さん(心療内科医・医学博士)推薦文

『愛しても愛しても、それでもまだ愛に飢えて手をのばす人がいる。
 愛を渇望する境界性人格障害の姿がここに。
 そうした女性を恋人に持ち、正面から向かいあって生きた人の、魂の記録が胸にしみる。』


●Amazon 「境界に生きた心子」(星和書店)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791106938/sr=1-3/qid

(新風舎版:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797439130/ref=pd_rhf_p_1/249-6019257-0606757)

         *         *         *
 

 愛くるしく愉快な心子。
 嬰児のように寂しがり屋で傷つきやすい。
 そして、ひとたびキレるとその怒りは相手を致命的にこき下ろす。

 正に万華鏡のように、心子は陰と陽の境界を狂おしくさまよい歩きました。
 激しい感情の起伏に自他を巻き込みながら、心子は天国と地獄の間を往き来します。
 彼女が欲するのはただ、際限のない愛情だけだったのです。


 心子をはじめボーダーの人は、アップダウンが激しくて衝動をコントロールできず、本人も周囲も大変な葛藤に振り回されます。
 愛する人を過剰に理想化するかと思うと、一転して徹底的におとしめます。

 恋人や家族に対して“完璧な愛情”を求め、それが得られないと僅かなことでキレたり、逆にうつ状態になったりしてしまいます。
 それは、幼少時不幸にして適切な愛情を得られなかった環境による、根源的な「愛情飢餓」から来るものなのです。


 その一方、ボーダーの人はこの上なく純粋で人を引き付ける魅力があり、色々な才能に恵まれていることも少なくありません。
 ダイアナ元妃,マリリン=モンロー,尾崎豊,太宰治もボーダーだったと言われています。

 ボーダーの人は元天使だったと言う人がいます。
 彼女との交際はすこぶる楽しくて魅惑的ですが、人間に転生してまだ間がないため人の不完全さを理解できず、理想像を要求されて甚だしい困難を強いられます。

 けれども、それで最も傷つき苦しんでいるのは本人自身に他なりません。
 彼女たちは何よりも愛情に飢えているのです。


 境界性パーソナリティ障害はボーダーレスの現代を象徴する心の障害であり、若い世代を中心に増加し、今も苦しみ悩んでいる人やその家族・パートナーの人たちは沢山います。

 拙作によって、人間にとって愛情がいかに大切かということを伝えられたらと思います。
 児童虐待はじめ親子や家族の愛情が問われる現在、本作を世に訴えるのは意義あることだと愚考いたします。


 2001年の年明け、心子は自死にて旅立っていきました。
(自殺行為もボーダーの症状のひとつです。)

 その後、僕は彼女のことを書き記しはじめ、約3年半に渡り加筆を重ねてきました。
 念願の本が刷り上がって5日目の1月17日は、彼女の命日でした。
 生まれたばかりの本を、彼女の墓前に報告してきました。
 彼女のお母さんが非常に喜んでくれたこの本を、心子もきっと祝福してくれたと思います。

 彼女はカウンセラーであり、心の病に苦しむ人を一人でも救えたら本望だと言っていました。
 人のために身を捧げることを少しも厭わなかった彼女ですが、拙著によってボーダーの人たちが理解される一里塚となることができれば、それが何よりの供養になるでしょう。


 なお、奥付の発刊日2月21日は彼女の誕生日です。
 「境界に生きた心子」は彼女の生まれ変わりであり、“我が娘”でもあります。
 拙著が少しでも皆さんの心に響くことを、心子と共に祈っています。


【ご注意】
 ボーダーの方ご本人が拙著を読まれた場合、非常に共感・感動し救われたという方と、フラッシュバックを起こしたり傷ついたりする方の、両極端に分かれるようです。
 ボーダーの方の心の健康を守る必要があるので、その点をどうか予めご了解くださるようお願いいたします。
(記事「ボーダーの方の感じ方」(https://blog.goo.ne.jp/geg07531/e/615e0d594adcab1b69bb5867e482b672)をご参照ください。)

 

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心子から誕生日プレゼント? 

2019年06月20日 21時27分56秒 | 心子、もろもろ
 
 不思議なでき事がありました。
 
 先月、 僕の誕生日に ゆうパックでプレゼントが届きました。
 
 送り主は、 何と 「心子」。
 
 住所は 「同上」 で、 つまり僕の住所です。
 
 中はマグカップとハンドタオルでしたが、 一体誰が……? 
 
 心子の本を読んでくれてお便りをいただき、 その後もやり取りをしている方で、
 
 心当たりの人がいました。
 
 でも筆跡その他の条件から、 その人ではないと判断できました。
 
 郵便局に問い合わせたところ、
 
 新宿の郵便局から 女性が出したということが分かりました。
 
 初め 名前も書かなかったそうですが、
 
 書かなければ出せないと言うと  「心子」 と書いたそうです。
 
 それ以上は教えられないと。
 
 もう一人 心当たりの人を思いつき、
 
 筆跡が似ていたので、 その他の条件からも その人だろうと判断しました。
 
 お礼のメールを書いたのですが、 返事はありません。
 
 もしかすると 本当に誰が出したのか 知られたくなかったのだろうか、
 
 メールを出したのは配慮が足りなかったか と省みた次第です。
 
 ところが 10日あまり経って、 その人から返事が。
 
 しばらくメールボックスを開いていなかったが、 送ったのは自分ではないという答で、
 
 びっくり。
 
 でも 久しぶりにその人とやり取りできたのは、 心子のプレゼントではないかと、
 
 その人は言ってくれました。
 
 「境界に生きた心子」 の 読者の方には違いないわけですが、
 
 一般の読者の方は 僕の住所を知りません。
 
 出版社・星和書店の担当の人に尋ねてみましたが、 心当たりはないとのこと。
 
 手元にある 手紙や葉書の筆跡を調べましたが、 それらしい人は見当たりません。
 
 結局 それ以上調べる手立てはなく、 分からず終い。
 
 本当に 不思議な気持ちです。
 
 案外 心子がいたずらをしたのかもしれません……。
 
 (他に何か送り主が分かる妙案のある方、
 
 或いは送ってくれたご本人、 教えていただけたら幸いです。)
 
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根津神社つつじ祭り

2019年04月30日 11時47分25秒 | 心子、もろもろ
 
 平成最後の日の記事です。
 
 桜の季節が終わったら 次はつつじ。

 いつの頃からか、 それを楽しみにするようになっています。
 
 毎年桜を愛でるのも 心子との想い出の 桜並木が動機なので、
 
 つつじも心子つながりかと思います。
 
 と言っても、 例年 沿道の植え込みのつつじを 味わうぐらいだったのですが、
 
 今年はゴールデンウィークを利用して つつじ苑に行ってきました。
 
 
 
 
 根津神社のつつじ祭りは たまたま今年50周年だそうです。
 
 狭い参道に屋台が並び、 芋の子を洗うような人込みでした。
 
 社殿は 現存する江戸時代最大の 神社だそうです。
 
 その脇に つつじ苑があります。
 
 こんもりとした丘一面に つつじが植えられ、 目を見張る美観でした。
 
 
 
 
 色とりどりのつつじ。
 
 とても美しいですね。
 
 
 
 
 赤, 白, ピンクが交ざったつつじは 鮮やかです。
 
 
 
 
 画面一杯の 真紅のつつじの花びら。
 
 
 
 
 更にアップ。 これぞつつじという感じです。
 
 
 
 
 画面斜めに並んでいるのは 千本鳥居です。
 
 
 
 
 ここに載せきれなかった写真を Facebookに 初めてアップしました。
https://www.facebook.com/masayuki.inamoto.75/media_set?set=a.1107408709438815&type=3
 
 
 来年もまたここへ来て、 つつじを満喫したいと思います。
 
 楽しみがひとつ増えました。
 
 心子にも見せたかったですね。
 
コメント (3)
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やっと満開

2019年04月07日 21時03分31秒 | 心子、もろもろ
 
 昨日はバイトで 石神井川の近くへ行きました。
 
 普段は行かない やや遠方の所で、 バイトの帰りに 桜を観てきました。
 
 昨日までの所は つぼみも結構残っていましたが、 
 
 やっと一斉の満開を 楽しむことができました。
 
 同じ石神井川でも、 昨日の場所とは 随分見頃が違っています。
 
 今年は東京に満開宣言が出てから 10日も経っており、 
 
 こんなに長期間かかったのも 初めてだと思います。
 
 ただ、 八分咲きで満開になったと言われるので、 
 
 少々つぼみが残っていても  “満開” になるのですが、 
 
 “十分咲き” のほうが やはり美しく感じられます。
 
 
 ここは、 桜並木から 階段で川の方へ降りた所に、 広い遊歩道があました。
 
 両岸の桜並木の間で、 桜を下から 邪魔者なしに眺めることができます。
 
 川幅も広く壮大な光景で、 新たな見どころでした。
 
 
 
 
 遊歩道がない所も、 両岸に密集した桜が 延々と続いていました。
 
 
 
 
 川沿いに帰路を進んでいくと、 毎年通う流域に繋がっていきます。
 
 ここの並木も、 例年の壮観な姿を見せてくれました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 心子が旅立ってから毎年 想い出の善福寺川緑地へ行く習慣になり、
 
 すっかり桜好きになってしまいました。
 
 桜の花は 日本人にとって特別に感じられます。
 
 これだけ大きな木が、 葉っぱもなくて 無数の花だけに包まれる植物というのは、
 
 他にあるのでしょうか? 
 
 僕はよく知らないのですが、 ご存知の方がいたら教えてください。
 

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