小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

AKIRA LIVE in HAHAJIMA無事終了!!

2011年10月04日 | 島のイベント
■無事AKIRAのライヴが終了しました。
去年に引き続き約60人の動員でした♪

特に今回は去年よりAKIRAの歌が必要な人が集まった気がします。
詳しくはAKIRAのブログへ→

■僕にとってはさらに「ナラの木」の朗読という前座を企画してしまったので緊張しまくりでした。
この詩は3.11の被災者に向けてつくられた詩です。 詳しくは「がんばれナラの木」へ→

僕のこの詩との出会いは4月の父島での震災チャリティーライヴでの鈴木創さんの朗読がはじめでした。
彼は英詩、標準、さらに山形の庄内弁で朗読してくれました。
やはり、方言の力強さを感じました。
詩に感動しました。

そして今回は私たちにとっても大事な詩で、僕はこの詩を母島で紹介したかったのです。
僕は仙台出身なので仙台弁で読んでみることにしました。

そして、英詩原文を母島小中学校英会話講師のヨハンに、
標準語を福島からきているさっちゃんに依頼しました。

これらの裏話は後日アップしたいと思います。

■参考までに僕が詠んだ「仙台弁 ナラの木」です。

仙台弁 ナラの木(ち) 
佐山暢一さん訳、、ジャイアン改訳

どえらい風(かづ)が吹いだっちゃ
昼間(しんま)どなく 夜中(よなが)どなく
ナラの木(ち)の みんな葉っぱばふっと飛ばす
枝(いだ)っこを びゅんびゅんと揺らがすて
木(ち)の皮も ひきはがすんではねいがとおもった

ついぬナラの木(ち)は すっぱだかになってすまった
んでも大地(だいつ)さ すっかり立っていだっちゃ
ほがの木(ち)は みな倒れてすまった

へこたれてすまった風(かづ)は
あぎらめで言ったっちゃ
「ナラの木(ち)、どうすてまだ立っていられんのしゃ?」

ナラの木(ち)は 言ったつちゃ
「あんだは おればの枝(いだ)っこをへしょるごども
ぜんぶの葉っぱばを ふっと飛ばすごども
枝(いだ)っこを 揺らすごども
おればを ゆさゆさと揺するごどもでぎっちゃ

んでも おれぬは大地(だいつ)さ広がる
根っこがあるす

おらが生まれてから
少すずつ 少すずつ 強くなるすた

あんだはこの根っこだけは 決すて さわれねっちゃ
わがっべ!
根っこはおれの一番(いずばん)深げいどころっしゃ

おらは今まで 自分が どんだけふんばれるか
よくわがんねでいだっちゃ

んでも、今おかげでわかりすた
おらが思っていたよりも
おら ずっと ずっと 強がったんだ」

■ライヴに来てくれた島民の皆様!
島に来てくれたAKIRAさんはるなさん、そして司会をしてくれた奥さん、急な朗読を引き受けてくれたヨハンとさっちゃん、本当にどうもありがとうございました♪
お陰さまで、本当に良いライヴになりました。
また来年もよろしくお願いします!


※最後にAKIRAライブ準備に追われて、本番は精一杯で写真を撮る暇がなかったので、AKIRAさんのブログから画像を頂きました。