■母島・沖港周辺に久々にカモメが飛来してきました。
たぶんセグロカモメの幼鳥か冬羽だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3f/c0bfab1941181de3e644031114c09a49.jpg)
でもよく見ると片足が変色し、釣り糸が絡まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/3e/5f8afd8abdd765b7ba919bc334565248.jpg)
小学年生の子供たちがカモメの異常に気付いて、
大人経由で連絡をくれました。
どうもありがとう!
何度か捕獲して除去しようと試みましたが、
鳥自身は片足は壊死していますが、
飛翔はできて飛んで逃げていきました。
(鳥獣保護員は捕獲が認められています)
その後、夜遅くに漁港で捕獲することができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c3/a5710009f19b414c01df7ab278317ead.jpg)
足の骨が露出するほど釣り糸が食い込んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2a/d2423267ea30f5b0d23b7e6afb2dda5f.jpg)
なんとか糸は除去しましたが、壊死した足はもう2度と戻りません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/86/e2b5869732bf2743f242f52d15c8eab6.jpg)
その後は餌もよく食べてくれました。
保護した鳥は自力で食べれない場合が多く、
強制給餌の場合が多いですが、
こうして自力で食べてくれると鳥に対してもストレスがなくて理想的です。
そのまま回復するかと思いましたが、
残念なことに翌日、落鳥してしまいました。
小笠原で保護された、
人の手に捕まるほど衰弱してしまった渡り鳥は
ほとんどが落鳥してしまいます。
極度の衰弱と脱水、
餓死寸前の状態ではもう栄養を吸収できる状態ではないからです。
今回は更に足の傷からの感染が疑われました。
■釣り人のポイ捨てや
切れてしまってそのままの糸は
なかなか自然に還らずに
こうして少なからず野生動物に影響を与えています。
とても悲しいことです。
後日詳しく報告しますが、
母島の東港でクジラが漁具に絡まり、
救出するという事例もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/34/4736cec9e582ee62dff017fe6d356d3c.jpg)
※人が関わるには命がけのとても危険な状況です!
同じような場面に遭遇したら、勝手に対応せず、
OWA(小笠原ホエールウォッチング協会)等、関係機関に連絡をして下さい!
人の暮らしが自然界に与える影響を考えさせられます。
少しでも人為的な理由で野生動物が命を落とすのを減らせればと考えています。
年数回、地域の団体主催で海岸清掃が行われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/71/117327abf7e66e0c95d8fae2971389f8.jpg)
こうした活動はとても大切に思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/1c/66827adfae9ce2bca8da7b1173bac755.jpg)
大勢の参加者のお陰で北港と南京浜があっという間に綺麗になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3b/97aa7ad3811469c85da37e33e8c81595.jpg)
本当にお疲れ様でした!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/1c/858e187303e862d7197b985db65d40ed.jpg)
綺麗な夕日を眺めながら、人と自然の関わりを思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/99/1c4debbdf8908870f9dcbfb87eb883d8.jpg)
樹にはおサルさんもいましたが(笑)。
夕焼けが夜の帳に呑み込まれていく様を家族と過ごす。
お金では買えない幸せなひとときです♡
いつも思うことですが、
大自然に比べて人は本当にちっぽけだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/28/1877cd1064e4cc87ab5ebcfac702888a.jpg)
でもそんなちっぽけな人間は
自然環境を根底から覆してしまうほどの
怖さを秘めています。
奢らず、
謙虚に、
共に生きたいものです☆
たぶんセグロカモメの幼鳥か冬羽だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3f/c0bfab1941181de3e644031114c09a49.jpg)
でもよく見ると片足が変色し、釣り糸が絡まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/3e/5f8afd8abdd765b7ba919bc334565248.jpg)
小学年生の子供たちがカモメの異常に気付いて、
大人経由で連絡をくれました。
どうもありがとう!
何度か捕獲して除去しようと試みましたが、
鳥自身は片足は壊死していますが、
飛翔はできて飛んで逃げていきました。
(鳥獣保護員は捕獲が認められています)
その後、夜遅くに漁港で捕獲することができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c3/a5710009f19b414c01df7ab278317ead.jpg)
足の骨が露出するほど釣り糸が食い込んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2a/d2423267ea30f5b0d23b7e6afb2dda5f.jpg)
なんとか糸は除去しましたが、壊死した足はもう2度と戻りません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/86/e2b5869732bf2743f242f52d15c8eab6.jpg)
その後は餌もよく食べてくれました。
保護した鳥は自力で食べれない場合が多く、
強制給餌の場合が多いですが、
こうして自力で食べてくれると鳥に対してもストレスがなくて理想的です。
そのまま回復するかと思いましたが、
残念なことに翌日、落鳥してしまいました。
小笠原で保護された、
人の手に捕まるほど衰弱してしまった渡り鳥は
ほとんどが落鳥してしまいます。
極度の衰弱と脱水、
餓死寸前の状態ではもう栄養を吸収できる状態ではないからです。
今回は更に足の傷からの感染が疑われました。
■釣り人のポイ捨てや
切れてしまってそのままの糸は
なかなか自然に還らずに
こうして少なからず野生動物に影響を与えています。
とても悲しいことです。
後日詳しく報告しますが、
母島の東港でクジラが漁具に絡まり、
救出するという事例もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/34/4736cec9e582ee62dff017fe6d356d3c.jpg)
※人が関わるには命がけのとても危険な状況です!
同じような場面に遭遇したら、勝手に対応せず、
OWA(小笠原ホエールウォッチング協会)等、関係機関に連絡をして下さい!
人の暮らしが自然界に与える影響を考えさせられます。
少しでも人為的な理由で野生動物が命を落とすのを減らせればと考えています。
年数回、地域の団体主催で海岸清掃が行われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/71/117327abf7e66e0c95d8fae2971389f8.jpg)
こうした活動はとても大切に思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/1c/66827adfae9ce2bca8da7b1173bac755.jpg)
大勢の参加者のお陰で北港と南京浜があっという間に綺麗になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3b/97aa7ad3811469c85da37e33e8c81595.jpg)
本当にお疲れ様でした!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/1c/858e187303e862d7197b985db65d40ed.jpg)
綺麗な夕日を眺めながら、人と自然の関わりを思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/99/1c4debbdf8908870f9dcbfb87eb883d8.jpg)
樹にはおサルさんもいましたが(笑)。
夕焼けが夜の帳に呑み込まれていく様を家族と過ごす。
お金では買えない幸せなひとときです♡
いつも思うことですが、
大自然に比べて人は本当にちっぽけだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/28/1877cd1064e4cc87ab5ebcfac702888a.jpg)
でもそんなちっぽけな人間は
自然環境を根底から覆してしまうほどの
怖さを秘めています。
奢らず、
謙虚に、
共に生きたいものです☆