小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

4年振りの島のどんど焼き復活!!

2024年01月15日 | 島のイベント
■昨日は母島青年会主催のどんど焼きでした☆
コロナ禍でやれてなくて、なんと4年振りの復活です♪
去年までは正月飾りを預かって、お焚き上げを行っていました。

なかなかゴミに捨てにくい正月飾りや破魔矢など、
こうした場があることで、しっかりと天に還せるのが大事な気がします。

今回からコロナ禍が明けて、ようやくみんなで美味しい芋煮を食べて、餅を焼きながらのどんど焼きが再開できてホッとしました。

みんなで火を囲んで色んな話をしながら、それぞれの過ごす時間。
コロナ禍でそんな当たり前と思っていた光景が3年も失われていました。

一心不乱に餅を焼く人もいれば、
ひたすら火を観察している人、
火には目もくれず、芋煮や餅のみにフォーカスする人、
おしゃべりが大好きな人、
みんなそれぞれ思い思いに過ごしている光景が戻ってきた事、本当に嬉しく思います♪


■気付けば台所もIHの人も増えてきて、
暮らしの中から火が無くなってきている昨今なのです。

焚火やキャンプすらなかなかできない島暮らしでは、
このどんど焼きという場が直火に触れる貴重な機会だと思うのです。

島の子供達も、「熱い!煙い!」とか言いながら、
火のそばを離れません(特に男子w)。
大人も子供もなかなか火の扱いは慣れない様子です(#^.^#)

母島伝統(?)の竹で挟んだ餅焼きも、
最初は黒焦げにしちゃうのが、
次第に上手になってくるから面白いです♡

途中から売店でマシュマロを買ってきて焼くことに気付いた人もいて、
気付けば餅からみんなマシュマロ焼きにシフトしていたり(笑)。


何故か大量の完熟シークワーサー(ヒラミレモン)が振舞ってあったり(#^.^#)


動物の中で唯一、火を扱い、進化したヒト。
焔の揺らめきを眺めていると、
どこか太古の気配を感じて、
ずっと飽きずに眺めていることが出来ます♪

きっと、石器時代の島の民も、
同じような景色で焔を眺めていたのでは?


青年会が前の日から仕込んでくれていた芋煮が温かく、とても美味しかったです(#^.^#)
どうもありがとうございました!


みんなお椀と箸を持参していて、
これが多様で実は面白かったりするのです(#^.^#)

日中は半袖で過ごせる1月の母島ですが、
日が落ちると途端に肌寒く感じます。

そんな時に火の暖というのは、とても心地良く感じます。
火の周りにも自然と人の輪ができるのです☆


元旦からの震災で寒さに凍えている地域の方も、
無事に暖を取れていることを願ってやみません。

母島青年会の皆さん、嬉しい行事の再会、
準備に片付けとどうもありがとうございました!!


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