小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

島の便利屋さんを開業して1年が経ちました!!

2022年05月13日 | 便利屋 こまわりさん

■2021年の5月に島の便利屋「母島こまわりさん」を開業して、1年が経ちました!!
有難いことにこの1年間、ご依頼が途切れることはありませんでした。

半年間は便利屋さんのお休みがない状態でした♪

沢山の人の「ちょっと困った」を支えることが出来たと思うと本当に嬉しい限りです。

本当にありがとうございました!

●野良仕事 
 ・簡単な伐採
 ・重いもの運び
 ・家周囲の草刈り/剪定 
        
●家事代行
 ・家や周囲の掃除
 ・片付け
 ・物の処分 

 
●雑用
 ・電球の取り替え
 ・消耗品の交換
 ・網戸の張り替え
 ・郵便代筆、郵便・荷物出し
 ・簡単な大工
        
●手続き
 ・廃車手続き代行
 ・各手続き代行
         
●買い物
 ・買い物代行(インターネット購入も可)
 ・買い物送迎
        
●その他
 ・粗大ごみ運搬
 ・上京中のペットの世話、水やりなど
 ・自転車の修理、メンテ
 ・港止め大型家電の運搬

などなど

母島に全戸配布したチラシに色々と想定されるご依頼を想定して書いてきました。
そして、実際に現在も上記のご依頼があります。

もちろん考えていたご依頼も沢山ありましたが、

ご依頼は実に多様で、想定を超えるものも沢山ありました(#^.^#)

 

・居抜き部屋の片付け、清掃

・土木作業(コウモリネットの建設)

・家に侵入したネズミ捕り

・ファンの清掃

・農業ハウスの組み立て

・軽トラの貸し出し(急に故障してしまった)

・深夜、早朝などの訪問介護

・お墓の戒名彫刻

・雨樋清掃

・雨漏り修理

・ポートレート写真撮影

・エアコンのクリーニング

などのご依頼もありました(#^.^#)

 

エアコンのクリーニングは便利屋開業直後から島民さんからリクエストがあり、

島の電気屋さんや、父島、内地のプロ職人さんにも相談し、色々と準備に時間がかかりました。

今は練習を兼ねて、実際に数台のクリーニングをさせてもらっています。

作業前

作業後

びっくりするほど内部を一部分解して開けるとカビだらけで、

クリーニング作業を行うと自分でビックリするほど綺麗になりました!

これは結構クセになります(#^.^#)

 

風も冷え方も格段に改善されました☆

我が家はエアコンがないので分かりませんでしたが、

これはとても需要があるなと感じました(#^.^#)

 

この作業の為に専用の薬剤や機材を用意する必要もありましたし、

メーカーや年代で全然構造も違うので、難しい仕事ではありますが、

しっかりとできるようになったら、必ず島内に広報していこうと思っています☆

(まだご依頼の実施が追い付かず、広報できない段階です)

 

狭い島なので、詳しくは書けないのですが、

やはり草刈りや伐採、粗大ごみの搬出などはとても多いです。

 

年配の方の大型家具の運搬やインターネット注文代行もとても困っている人が多いのに気付かされました。

便利屋の仕事をしていて、年配の方に

「俺にはあんたが神様に見えるよ!」

って言ってもらった時、

「本当にありがとう~」

ってクシャッとした笑顔で感謝された時、

「もう10年以上どうしようと悩んでいたんだよ。助かった!」

と言われた時、

ああ、この仕事を開業して本当に良かったと感じました(#^.^#)

 

こちらこそ、本当にありがとうございます!

■さらに個人事業として開業して、3月に確定申告をしたときに、

自営業の面白さに沢山気付くことが出来ました(^^♪

 

設備や準備、その他もろもろ、仕事に必要なものを経費にできるということは、

投資であり明確に自分の財産やスキルになるということを肌で実感できました。

これは凄く僕自身にとって大きな気付きでした。

 

今まで何気なく普通に使ってきた時間とお金が、

経費となり、自分の経理として把握できて、反映できる。

これって凄く面白く、気持ちのいいものでした。

 

遅まきながら、40歳を超えて個人事業主の面白さに気付いてしまいました(#^.^#)

 

今でも雇用の仕事として、

ゴミ回収や介護ヘルパー、入港の配達作業をしていますが、

当然、そちらにも活きてくるエッセンスです♪

■と、同時に様々な課題も見えてきました。

もっともっと勉強しなければいけないこともあるし、

取るべき資格も見えてきました(#^.^#)

 

この夏はその部分にしっかりと動いていければと思います。

動いてみたからこそ見えてくる「今、必要なもの」。

 

僕が4年間の夜間の高校を卒業するとき、

周囲は就職や進学でした。

 

僕にとってはその時、そのどちらも必要ではなかったのです。

必要なのは旅に出る事でした。

その一番先が小笠原諸島だったのですが(笑)。

 

40歳を超えた今になって、必要なものが見えてきました。

 

■荒天のゴールデンウィークを終えて、

島は毎日、快晴でベタ凪です。

 

例年ではこの時期は雨季となり、

毎日天気が悪く、ジトッとしているのですが、

去年から5月のGW明けにおがさわら丸のドックが設定されてから、

嘘のようにベタ凪で快晴が続くようになりました。

 

おかげでベタ凪なのに、

漁師さんは漁に行っても魚を内地に新鮮な状態で出荷できないジレンマに陥ってます。

島の特産品のパッションフルーツの早めの収穫期なのに、

毎週内地に出せないという悩み。

5月おが丸ドックの問題はまだまだ続きそうです。

海のいい日はできる限り昼休みなどにSUPで沖に行きます。

妻も時々、カヤックで同行したり、SUPとチェンジしたりします。

 

先日はあまりにいい海だったので、日中の仕事を減らして、

妻と二人で6時間のボヤージングをしちゃいました(#^.^#)

いつもは僕がSUPで妻がカヤックなのですが、
昨日はあまりに海況が穏やかなので、
夫婦で乗り物をチェンジ。


カヤックの安定性と、速さ、楽さに今更ながらに驚きました。
だけどSUPの常にバランスを取る面白さ、
全身運動でエクササイズとしての面白さ、
様々なポーズで漕げる飽きのこなさに、
やっぱりSUPが好きだなぁと再確認。


今までは遠くてもワイビーチや四本岩、眼鏡岩までだったけど、
今年の夏は妻と一緒に向島や平島、サワラ根や西台や東台の先に行ってみようと思います☆
簡易アンカーもあるので、SUP&スピアフィッシングってのも楽しみたい要素の一つです(#^.^#)

今回はハシナガイルカの大群に出逢ったのに、

デジカメのバッテリー切れだったのは大笑い(笑)。

「だからあんないい場面になったんだね♪」と。

 

そうなんです。

バッテリー切れやSDカード忘れなどがあると、最高の場面に遭遇するのです。

まさにマーフィーの法則っていうやつでしょうか?

 

■そんな沢山の学びの中、島暮らしを続けています。

厄年である今年は、青年会の会長を卒業し、荘年会に入ったりする年です。

PTA会長にもなっちゃったりしています。

 

そんなに人が積極的にチョイスしない選択を敢えて選んでみて、

そこから学べる事を楽しむのが自分流。

 

まだまだ色んな選択肢があります(#^.^#)

こんなに大したことは何もできない自分なのに、

逆境を楽しむセンスは自分でもあると思います♪

 

便利屋の反響は本当に有難い限りですが、

それ以外にもまだまだやるべき事はあるようです。

 

ハワイアンのスピリッツから学ぶ「クレアナ」。

そこにいる意味や役目を自分自身で意識するということ。

僕にとってのクレアナが見えてきた気がするのです。

 

 



1 コメント

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はじめまして (尾中)
2022-06-24 15:42:03
私は東京都と品川区在住の者です。
母島でちょっとお手伝いしてほしいことがあり、メールでコンタクトが取れればと思います。
メールアドレスはこちらです。t.onaka0108@gmail.com
よろしくお願いいたします。
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