参院予算委員会において次世代の党の松沢成文議員が、在外邦人救出のための自衛隊活動の前提としての『暴走を阻止する軍刑法の必要性』を質していた。
松沢氏は県知事時代に全国に先駆けた禁煙条例を制定し、全国的な分煙・禁煙・節煙風潮の先駆けとなった。喫煙者=犯罪者の図式を定着させ、愛煙家が肩身を狭くして生き無ければならない世相を演出した元凶として、喫煙する自分としては不倶戴天の敵としていた。入党先の次世代の党においては『カジノ法賛成・パチンコ換金反対』の推進役となっており、『カジノに行くほどの金は無いが、何とかして小遣い稼ぎを』と、ささやかにスロットルを嗜む自分としては『弱者切り捨ての偽善者』と感じている。全国には、距離的または金銭的にカジノには縁遠い人も多くいると思う。全国の愛好者よ、パチンコ換金禁止法を成立させないように団結しようではありませんか。
平沼党首、松沢成文両氏にカリスマ性が無いため大勢力には進展し得ないものの、石原新党の流れをくむ「次世代の党」に中道勢力としての活躍を期待していた者としては、改憲主張による嫌悪感を中和するために主婦層に無残な秋波を送るかのような現状に幻滅している昨今である。