もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

公施設の場所取り騒動と学童殺害

2015年02月09日 | 社会・政治問題

 絵画サークルのための公施設確保を担当している。

 予約抽選で確保を目指す方法にいささか公平性に欠ける点があると考え、ここ1週間市役所に足を運んでアピールを繰り返した。交渉下手の短気者のため、期待した成果は得られないと考えているが、次の点で自分の行動を反省した。一つは、公平性に欠ける点があるとしたが『論理的・客観的に見て本当かという深い考察』が欠けていたかもしれないことで、一つは、『役所担当者への言動が高圧的であり過ぎた』ことである。特に後者は、公務員に対して市民の自分が高位を保っているとの誤解が根底にあったのかもしれない。名大女子学生の老女殺害、22歳男子の小学5年生殺害、秋葉原の車暴走殺害等々の事件の根底には、反撃に対して自分を安全な位置においての行為であり、今回の自分の行動と通じるところがあると感じた。

 個人の権利擁護と弱者保護の観点から、公は悪、許認可は悪、消費者・市民は王様と考える一方、反撃できない者を攻撃するエゴを自分が演じたことに、今は限りない自責の念を抱いている。弱きを助け、敢然として巨悪を撃つ《高倉健》様映画を見直してみよう。