カタールの鉄道建設を日本企業主体の連合体が受注した。
高速鉄道システムについては、日・仏(日本のパクリ技術による中国は除く。)が世界をリードしており、特に、運行管理については日本の独壇場と云える。今回の受注は高速鉄道ではないが、将来のインド、ブラジル、スペイン等の高速鉄道建設受注に弾みをつける快挙と思いたい。しかしながら、受注報道の中で気がかりなのは、電気・通信の部分をフランスが担当していることである。鉄道には詳しくないが、運行管理と安全管理については電気・通信は大きなウエイトを占めるのではと考えれば、システムの中枢をフランスが担任することで他国の受注合戦に影響するのではと考えるのは素人の杞憂であって欲しい。
温暖化対策と旅客物資の輸送能力の両面から、開発途上国の目玉インフラとなりつつある鉄道建設。景気・雇用の面から頑張ってほしい分野と考える。頑張れNIPPON !!
次のターゲットは、核技術だ!!