もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

河野洋平氏は何処

2015年02月25日 | 社会・政治問題

 河野洋平氏が名古屋で公演したとの記事を目にした。

 氏は、朝日新聞の誤報を増幅した河野談話によって日韓関係を悪化させるとともに、誤った日本観を世界中に流布した張本人と考えている。最近の報道では同氏の言動を見かけることがなかったため、流石に自分の愚行を恥じて謹慎しているものと思いきや、豈はからんや堂々と公演活動を行っていたとは驚きを通り越して怒りを感じるものである。公演では戦後70年の首相談話について、河野談話と軌を一にする村山談話の踏襲を訴えたとされる。また、安部政権が取り組んでいる、正しい日本観を海外に発信して悪評の払しょくを目指す努力を、右翼政治と批判したそうである。父一郎の負の衣鉢を継いだ洋平氏のダーティな一面を改めて思い知らされた思いがする。同人の国会招致に及び腰な自民党と取材を控えるマスコミの現状を併せると、議員を含む政・財・論界に何らかの影響力を維持しているかのようである。ハリウッド映画的に云えば、社会主義社会(ソ連・北朝鮮)のスリーパー(一郎・洋平氏)が日本を自由主義社会から孤立させ、最後にスリーパーの仮面を脱いで日本の赤化に今一歩まで迫るが、結局は旧悪を暴かれるというストーリーになるのだろうか。

 河野洋平氏に望むことは、一刻も早く河野談話を破棄する努力である。自分の唯一の事績を否定することは苦痛であろうが。