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生きること:過去と未来とエスペラントと

カルチャーショック!

2013-03-29 03:38:54 | ラオス人を家族に持つと
 ラオスから来た孫はほとんど泣いたり喚いたりしません。外出から帰るとまっしぐらにおもちゃのある所に飛んでゆき、持ち出し、遊ぼうと私を呼びに来ます。同居している息子がやってくるとすぐにその手を取りおもちゃの所に連れて行きます。私達二人を遊び仲間と思っているようで、私が調理をしていると終わったかどうかのぞきに来ます。台所にある物にも興味があるようです。

 そんな孫が母親が掃除を始めた時、大人しくおもちゃで遊んでいたのに突然泣き出し母親めがけて走りました。息子が大丈夫だ大丈夫だと声をかけても母親にしがみつき地団太踏んでいました。何事かと思ったらなんと掃除機の音に驚いたのでした。音が止むと泣き止むのですが・・・。掃除機の音はかれにとっては晴天の霹靂、まさに雷鳴のように聞こえたのかもしれません。

 食べ物はでは豆腐が気に入ったようです。味噌汁の具に豆腐を見つけると母親に催促して豆腐をもらっています。ラオスでも豆腐は売っているようですが、不衛生に見えて息子は食べないとの事でした。

 一昨日の夕食に冷やっこを出しました。大きな豆腐の塊を見て嬉しそうに目を輝かせて母親に催促していましたが、口に入れてもらったとたん悲鳴をあげて吐きだしました。その様子は私たちが熱いものを口にし、その熱さで火傷しそうになった様子とそっくりでした。彼は冷たさに驚いたのです。そして怪我をしていないのに気付いたのでしょうか、身体全体で震わせて笑いだしました。その後は美味しそうに食べていました。
 ラオスは暑い国です。彼女の家にもかなり大きな冷蔵庫がありました。が、冷たいものをて食べる習慣はないのでしょう。

 孫は小さな体でいくつものカルチャーショックを毎日受けているのでしょう。
コメント (3)
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