glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

マスコミの功罪

2015-01-18 09:32:00 | 雑感
 今朝のニュース。万引きやスナック菓子に異物を入れ、撮影しては動画としてインターネットで流していた19歳の少年が逮捕されたと報じていました。逃亡中もいろいろと場所を替えて流していたようですが、これらの映像はテレビ番組で取り上げられ、幾度となく目にすることとなりました。
 あっちのテレビ、こっちのテレビと流れるだけでなく、教育者、弁護士、臨床心理士、犯罪学者などなど大勢の人が顔を書せった効果も知れないああかもしれないと議論していました。自分の存在をアピールしたかった少年にとっては人と汽車かの主人公になったような嬉しいひと時だったかもしれません。でも、テレビの長々すぎる報道は少年目立ちがりたい心をあおり、また他の少年にも波及したようです。
 もっと世のため人のため伝えなければならない事件、あるいは事柄は存在しないのでしょうか。このような犯罪を繰り返し報道するメリットはどこにあるのかと感じています。愉快犯を助長するだけで単なるテレビの放送時間の穴埋めにしか過ぎないようにおもえます。
 
 特に食べ物へのいたずらは恐ろしくなります。あるハンバーガー店の異物混入が相次ぎました。初めはなんと管理の行き届かない店と思ったのですが、これだけ異物混入のニュースが流れると故意の犯罪行為ではないかと思ってしまいます。犯罪者の動画を流し議論する時間があるのら、故意の犯罪を防ぐために私たち消費者はどうすべきかなどの私たちの盲点とか犯罪を防ぐための提案とかを議論してほしいものです。
 スーパーなどでの犯罪を防ぐにはその店の管理体制だけでなく消費者の目どういかすかも重要と思いますが・・・。
 
コメント (17)
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