日曜日、エスペラントの会合に出かけようと歩いていた住宅街で不思議な光景を目にしました。だらんと下がった長いしっぽ。大きなお尻。青年が首輪についた綱を引いていました。振り向いた動物の顔は豚。青年が豚とお散歩。写真に撮ったら面白かも。ポケットの携帯電話を握りしめました。
青年は私を拒否づるかのようにこちらに背を向け塀にへばりついたようにして立ち止りました。小柄な痩せた青年でした。豚の肌は多分ピンク色なのでしょう。黒いぶちがあります。いつお風呂にな入ったのでしょうか灰色にみえました。
ふたり(いや一人と一匹と云うべきでしょうか)のけだるそうにのろのろと歩いている姿はとてもわびしく見えて、写真を撮らせてくださいと云えませんでした。豚をペットにするとは愉快な試みと思ったのですが、なぜか物悲しく、あの青年には他に家族がいるのだろうかと考えてしまいます。
青年は私を拒否づるかのようにこちらに背を向け塀にへばりついたようにして立ち止りました。小柄な痩せた青年でした。豚の肌は多分ピンク色なのでしょう。黒いぶちがあります。いつお風呂にな入ったのでしょうか灰色にみえました。
ふたり(いや一人と一匹と云うべきでしょうか)のけだるそうにのろのろと歩いている姿はとてもわびしく見えて、写真を撮らせてくださいと云えませんでした。豚をペットにするとは愉快な試みと思ったのですが、なぜか物悲しく、あの青年には他に家族がいるのだろうかと考えてしまいます。