軽度の知的障害者と一般の人が一つ屋根の下で交流しながら暮らす――。そんな珍しい“家”の建設計画を東京都内の特定非営利活動法人(NPO法人)が進めている。多様な人が共同生活をするコレクティブハウス(集合住宅)にヒントを得た試みで、関係者は「自立を志す障害者の新たな選択肢にしたい」と意気込んでいる。
建設計画を進めているのは東京都渋谷区のNPO法人「ぱれっと」。来年3月完成予定の住宅は木造3階建てで、6畳の個室が8つあり8人が入居できる。台所やリビング、トイレなどは共用で、健常者と障害者が日常生活を送りながら自然に人間関係を築けることを狙っている。障害者の自立支援施設として各地に誕生しているグループホームと違い、介護職員は同居しない。
建設計画を進めているのは東京都渋谷区のNPO法人「ぱれっと」。来年3月完成予定の住宅は木造3階建てで、6畳の個室が8つあり8人が入居できる。台所やリビング、トイレなどは共用で、健常者と障害者が日常生活を送りながら自然に人間関係を築けることを狙っている。障害者の自立支援施設として各地に誕生しているグループホームと違い、介護職員は同居しない。