ゴエモンのつぶやき

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障害者自立支援法、廃止へ…「1割負担」を変更

2009年09月21日 00時46分57秒 | 障害者の自立
 長妻厚生労働相は19日、厚労省内で記者団に、障害者自立支援法について、「廃止していくと申し上げている」と述べ、廃止して新制度を導入する方針を強調した。

 同法の廃止は、障害者にも相応の負担を求めてきた障害者行政の転換につながることになる。ただ、廃止時期や新制度の内容については、厚労相は「どういう制度にするのか、今後詰めていく。論点整理に取り組んでいる」と語り、今後、検討する考えを示した。

 2006年4月に施行された同法は、福祉サービスの利用にかかった費用の原則1割を自己負担させる「応益負担」の立場をとっている。これに対し、障害者団体から「負担が重い」「サービス量を減らさざるを得ない」と強い批判が出ていた。昨年10月には、同法が憲法の保障する生存権を侵害しているなどとして全国一斉訴訟も起きている。

 先の通常国会では、政府が自己負担の軽減策を盛り込んだ改正案を提出したが、審議入りせず、廃案になった。民主党は衆院選の政権公約(マニフェスト)で、応益負担の原則を変更し、負担能力に応じた利用料を求める「障がい者総合福祉法」(仮称)を制定する方針を掲げていた。

 また、長妻氏は、10月にも復活させる生活保護の母子加算の財源に今年度予算の予備費を充てる案について、「選択肢の一つだが、ほかにもある。一番早い方法を検討している」と述べた。


障害者力合わせ半世紀 福山六方学園

2009年09月21日 00時45分45秒 | 障害者の自立
 福山市水呑町の知的障害者福祉施設「福山六方学園」(西山堅太郎園長)が、創設から50年を迎えた。19日は同園近くの市立水呑小体育館で記念式典を行い、学園内で模擬店など様々な催しを盛り込んだイベント「創樹祭」も開かれ、関係者や住民らは、半世紀の歩みを振り返りながら、感慨深そうな表情を浮かべていた。

 福山六方学園は1959年10月1日、知的障害児の施設としてスタートした。当初は十数人の規模だったが、次第に増加。利用者の成長に合わせて、施設の増築を図るなど、規模も拡大してきた。現在では、11~78歳の約80人が暮らしている。

 近年では、入所者や通所者の創作活動が盛んになり、注目を集めるようになった。一方で、施設の老朽化も課題となっていたが、文化団体関係者ら有志による「福山六方学園を支える会」(田中蘆雪会長)などの支援を受けながら、昨秋に成人寮、今秋に子ども用入所施設を建て替えた。

 記念式典では、同学園を運営する社会福祉法人「創樹会」の深川栗松理事長が、同園にかかわりのあった人との思い出などを振り返りながら、「支えてくださったすべての方に心から感謝し、力を合わせて前進していくことを誓う」と力を込めてあいさつ。支援団体など17の団体・個人に感謝状が贈られていた。会場には、創設当初の写真なども展示され、懐かしそうに眺め、目頭を押さえる人もいた。

 「創樹祭」には、地域の住民ら約800人が来場し、職員らによる焼きそばやたこ焼きなどの模擬店がにぎわっていた。入所者や通所者が描いた絵画や陶芸作品も並べられ、訪れた人たちは、感心しながら見入っていた。

 西山園長は「新たな10年に向かって、素直で明るく、たくましく、障害者支援を続けていきたい」と語っていた。


経営パラリンピック:「感動」がある障害者事業所--大阪成蹊大であす /大阪

2009年09月21日 00時43分50秒 | 障害者の自立
 ◇学生調査の4団体を紹介
 経営の観点から、優れた障害者福祉事業に取り組む施設や企業などを発表する「第8回経営パラリンピック」(NPO法人経営パラリンピック委員会主催)が21日、大阪市東淀川区相川3の大阪成蹊大学3階プラムホールで開かれる。学生6人が訪ねて調査した中から4団体を紹介。実行委は「それぞれの活動に感動がある。福祉関係者などに広く聞いてもらい、エネルギーになれば」としている。

 学生を指導する同大の山本憲司教授(経営実学)が考える「経営」とは「役に立つものづくりやサービス提供に励み、人として成長もあること」。経営パラリンピックを通じ、障害者の自立や企業への就労移行を視野にした福祉事業の知恵と工夫を学ぶ。

 30以上の施設や企業を調査。弁当・給食事業を展開する「ひらかた・にじ福祉工場」(枚方市)▽障害者雇用に力を入れる「イートアンド枚方工場」(同)▽運営するレストランが評判の「社会福祉法人青葉仁会」(奈良市)▽クッキー製造・野菜生産から太鼓演奏にも取り組む「小規模作業所のぞみ工房」(兵庫県三田市)--について発表する。

 同大4年の川崎智子・実行委員長(22)は「成長のある事業所には、売り上げなどの数字ばかりでなく、心意気や魅力ある人の存在など感動できる面があった」と話す。

 午後1時~5時半。午前11時半からバザー、正午からは、カナダで開かれる国際障害者ピアノフェスティバルに出場する福田正人さん(23)=兵庫県西宮市=の演奏もある。

 参加無料、申し込み不要。同大山本研究室(06・6829・2644)。


障害児の保護者 コーヒー屋さん

2009年09月21日 00時42分35秒 | 障害者の自立
 障害を持つ小中学生の保護者が、龍ヶ崎市役所地下1階に週1回火曜日のみの「ピクシーのコーヒー屋さん」を開店させた。おいしいコーヒーを入れるための修業を重ねてきたメンバーたちは、ゆくゆくは営業日数を増やして軌道に乗せ、子どもたちの働く場にもつなげたいと張り切っている。

 運営するのは、龍ヶ崎市と近隣市町の小中学生24人と保護者でつくる水泳クラブ「たつのこピクシースイミングクラブ」(田中陽子代表)。5年前から市内の運動施設を拠点に、月2回の水泳や障害者への理解を深める講演会活動などを続けている。

 市役所の食堂内に空きスペースが出来た今春、市議の一人から「何かをやってみないか」と打診された。子どもたちが学校を卒業した後の行き先を案じていた田中代表らは「子どもたちの働く場と、重度の障害で働けなくても笑顔で迎えられる場を作りたかった」と出店を決意。当初、構想に上がった軽食店は給湯施設の老朽化で断念したものの行き着いた結論が、オーガニック(有機栽培)にこだわったコーヒー店だった。

 開店に向けて、仲間たちと8月に参加した大手コーヒー会社の講習会でコーヒーの奥深さを思い知った。均一の味を出すため、湯の温度やコーヒー豆の量はもちろんのこと、入れる人数によって湯の注ぎ加減も異なる。「講習後もコーヒーを飲みたくなくなるほど練習した」(田中代表)という努力を重ねて今月15日に開店した。有機栽培コーヒー1杯と無農薬紅茶1ポットをともに150円で提供し、香りが際だった入れ立てコーヒーを求める市職員らでにぎわった。

 メンバーをやりくりする都合で週1回の営業だが、「できれば週2、3回にしてメニューも増やしたい」と田中代表。「障害を持つ子の保護者はどこへ行っていいのか分からず、引きこもりになりがち。そうした保護者や市民の方にもサロンのような感覚で気軽に立ち寄ってもらいたい」と願っている。

 営業時間は毎週火曜日(祝日の場合は休み)の午前11時~午後1時。収益はクラブの活動資金に充てられる。


障害者ふれあいフェスティバル

2009年09月21日 00時41分16秒 | 障害者の自立
障害のある人への理解を深めてもらおうと20日、金沢市内でふれあいフェスティバルが開かれました。このイベントは障害のある人と触れ合うことで理解を深め、障害者にも自立への意欲を持ってもらおうと県などが毎年開いています。会場では障害者が作った野菜やパン、工芸品などが販売され訪れた人はさっそく買い求めていました。また、障害者スポーツのコーナーでは、音を頼りに球を打ち合う卓球を目隠しをして体験したり、電動車いすのサッカーに挑戦したりして、訪れた人は障害があることの大変さを身を持って感じているようでした。