ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者対象 「求人が少なすぎる」昨年より25人減の74人 /高知

2009年09月18日 00時58分30秒 | 障害者の自立
 障害者を対象にした企業の合同面接会が16日、市文化プラザかるぽーと(高知市九反田)で開かれた。参加企業数は29社で過去最高だったが、求人数は74人と昨年より25人減少。参加者からは「求人が全然少ない」と不安の声が漏れていた。

 障害者の雇用は、56人以上の従業員を抱える企業に従業員数に応じた一定割合(1・8%)が義務づけられており、県内企業の昨年の雇用率は1・67%。全国平均(1・59%)は上回っており、都道府県別でも全国22位と中位だが、関係者は「達成率は52・8%と、まだ約半分の企業が基準を満たしていない」と不十分さを指摘する。

 会場には、県内外の企業がブースを並べ、障害者約140人が履歴書を片手に各ブースで面接に臨んだ。高知市内の両親と同居するため岡山県から就職活動にやってきたという鍋島啓二さん(45)は「車いすの人たちが働きやすい環境を作ってほしい。周りの環境が改善されれば、就職状況も自然と良くなるはず」と語った。

 ハローワーク高知の竹埜誠一職業相談部長(50)は「企業側は障害者を雇う場がないで終わらすのではなく、雑務を集約するなど、障害者が働ける場を作る努力をしてほしい」と話していた

新型インフルエンザ、高危険群に精神肢体障害者を含ませる

2009年09月18日 00時57分10秒 | 障害者の自立
これからは精神肢体障害者も、新型インフルエンザに弱い高危険群に含まれることになった。中央インフルエンザ対策本部は「新型インフルエンザ高危険群に、脳性マヒなど神経発達障害者と精神肢体障害者を含ませることにした」と明らかにした。

対策本部は「米国など先進国でも最近神経発達障害者と精神肢体障害者を高危険群に分類して、管理している。障害者は発熱と咽喉痛など症状を正確に表現できない場合が多いため、格別の注意が要求される」と話した。

両国国技館で『夢の展覧会』 知的障害者らが描いた力士の絵 

2009年09月18日 00時55分54秒 | 障害者の自立
 大相撲秋場所が開催中の両国国技館(墨田区)の廊下に、力強い筆遣いで力士や行司を描いた、個性豊かな絵画など三十一点が展示されている。知的障害がある子どもなどが相撲に関心を持ち、半年間、力士らの絵を描き続けた。その成果を、本物の大相撲が行われている国技館で披露するという夢の展覧会が実現した。来月六日まで展示している。 (榎本哲也)

 この絵は、創作活動による障害者の自立を目指すNPO法人「あいアイ」(埼玉県川越市)会員の小学五年~三十二歳の三十一人が描いた。

 同法人は青山、田町、練馬の都内三カ所と埼玉県内三カ所の活動拠点で、健常者も含む約百二十人が絵画や工芸などに取り組んでおり、各地で絵画展の“出前”もしている。一般絵画展で入賞したり、画家や工芸作家として生計を立てている人もいる。

 きっかけは今年二月、同法人の活動を支援している女優の磯村みどりさんの紹介で、会員の子どもたちが武蔵川部屋(荒川区)の朝げいこを見学に訪れたこと。初めて見る力士に驚いたが、これを機に関心を持ち、浮世絵や写真をもとに力士の絵を描き始めた。

 その後、日本相撲協会の配慮で、えりすぐった作品の国技館への展示が実現。作品を見た武蔵川理事長も「これはいいじゃないか」と感心したという。

 この日、国技館を訪れた同会の「小さな画伯」たちは、力士や観客が行き交う国技館の廊下に、自分の絵が飾られているのを見て、はしゃいだり、笑顔を見せたりしていた。

 あいアイの粟田千恵子理事長は「絵を見た多くの方が『面白い』と関心を持ってくださった。子どもたちの自立につなげていければ」と話していた。

『海雲台』動画最初の流出者、友人にプレゼントとして渡す

2009年09月18日 00時53分53秒 | 障害者の自立
映画『海雲台』の動画を、不法に流出した容疑者が逮捕された。警察庁サイバーテロ対応センターは17日午後3時、ソウル西大門区警察庁内で、1000万興行大作『海雲台』の動画が流出した過程を説明した。

警察は「広範囲な捜査を行った結果、視覚障害者の福祉増進のための放送、映画など映像物画面の音声解説を録音する作業の担当実務者の韓国視覚障害者連合会所属音響エンジニア・キム容疑者が業務上伝達された映画『海雲台』の動画DVDの写本1枚を制作後、友人コ容疑者に『中国に行って観ろ』とプレゼントする方法で流出した」と明らかにした。

警察によると、中国で美容室ヘアーデザイナーであるコ容疑者は、ビザ発給問題でしばらく帰国中『海雲台』のDVDを伝達されて中国に持って行き、美容室のお客さんの現地留学生キム容疑者に渡したことが明らかになった。引き続き「これを渡された留学生キム容疑者は、韓国内2ヶ所のインターネット・ウェブハード サイトに加入後アップロードし、映画をダウンロードを受けたネットユーザーが再度ウェブハードサイトにアップロードして『海雲台』の動画がオンライン上に素早く拡散した」と発表された。

警察は「最初流出した者及び所属した法人(韓国視覚障害者連合会)、伝達者、韓国内最初のインターネット・ウェブハード流布者ら4人を逮捕し、この中で最初の流出者を拘束、残り2人は拘束令状を申請し、視覚障害者連合会は書類送検した」と明らかにした。

ろう者と健聴者の交流、差別と闘う姿描く 「ゆずり葉」射水などで上映 /富山

2009年09月18日 00時51分20秒 | 障害者の自立
 ◇19日射水、27日富山で
 ろう者と健聴者の交流や、差別と闘う姿を描いた映画「ゆずり葉」が19日に射水市で、27日には富山市で上映される。県聴覚障害者センターは「健聴者もろう者も楽しめる映画。ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけている。

 映画は、全日本ろうあ連盟が創立60周年を迎えたことを記念して制作。監督・脚本は生まれつき耳が聞こえない早瀬憲太郎さん。人気グループ「SPEED」のメンバーで、聴覚障害の息子を持つ今井絵理子さんも出演している。

 物語の舞台は90年代後半。かつて聴覚障害者の運転免許取得を阻んできた「欠格条項」。その撤廃運動の記録映画を撮っていたろう者の男性は、恋人を病気で亡くし、撮影を断念していた。しかし男性は、試験に合格しながら欠格条項のため薬剤師の資格を取れない女性らに出会い、撮影再開を決意。聴覚障害者と健聴者の交流や、差別をなくすために走る人たちの姿を描く。

 19日は、射水市のアイザック小杉文化ホールで午後2時からと午後7時から。27日は、富山市のサンシップとやま福祉ホールで午前10時半からと午後2時から。

 チケットは大人1500円(前売り1200円)、小中高生1000円(前売り800円)。今後、魚津市の新川文化ホールや、砺波市でも上映会を開く予定。

 問い合わせは県聴覚障害者センター(電話076・441・7331、ファクス076・441・7305)。【