ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす会

2009年09月04日 01時48分55秒 | 障害者の自立
◆(1)8月28日(金)勝利をめざす東京の会結成!
    東京高裁9月7日第1回口頭弁論に総結集しよう

会場の新宿にある戸山サンライズには、続々と参加がつどい、220名を越えました。

結成総会は、
 開会あいさつ、原告紹介と訴え、
 特別報告(藤岡毅全国弁護団事務局長)
  http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/data/20090828_tokyo_fujiokamemo.doc
 勝利をめざす会・勝又和夫代表世話人など各団体からのメッセージ、
 アピール採択、
  http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/data/tokyoappeal090828.pdf
 閉会のあいさつ。
世話人に、青柳浩二きょうされん東京支部会長、小林良廣障害者と家族の生活と権利を守る都民連絡会会長、
野口俊彦東京都自立生活センター協議会事務局長、吉澤孝行DPI東京行動委員会代表を承認。
事務局長には小野浩さんが確認され、マスコミや厚労省も注目する首都東京での9月7日(月)の
第1回口頭弁論に総結集しようと決意を固め合いました。

圧巻は、10月の第3次訴訟を決意したみなさんを含めた原告・代理人のみなさんの発言です。
詳細は東京の会のニュースなどを待ちますが、
自立支援法が憲法に反する違法であること。断じて認められないものであることが
こころの底まで響いてくる言葉でした。

○深山さんは、東北の入所施設に9年間暮らし、
5年前から都内の重度生活寮(現在ケアホーム)に暮らしはじめました。
でも、自立支援法によって、家賃、水光熱費に加えて新たに利用料2万4600円が徴収。

その後の軽減措置でもケアホームは対象外。
「将来考えると地域にもどしたことが本当によかったのか。
 わたしが生きていく間に、この法律はなくしていかないと将来が不安」と言うお母さん。
○小学生の藤岡くんのお母さん=「子育て期を楽しく過ごしたい」 
○我妻さん=作業所で利用料がかかることは納得できない。高齢になりとても不安。
 「息子のことを考えると、少しでもしあわせを残したい」
○深沢直子さん(42歳)のお母さん
・彼女を私は尊敬している。彼女の存在が、私の生き方を方向づけ、世の中を変える力になってくれている。
・医療ミスで障害をおい、嘆き悲しむ日から、仲間を得て、グループで語り合え、
 なによりも少しずつ成長していく娘の姿に励まされて生きてきた。
・「就学猶予免除」の時代に、「国が憲法を守ればこの子は学んでいける」「すべての子らに教育の機会を」
 と全入運動にとりくんだ。
・学校で子どもたちみんなが成長する姿に親が励まされ、卒業後家の中に閉じこめてはだめだと、
 勉強会、見学会し、地域で作業所づくりにとりくんだ。
・障害の重い子の存在、いることによって条件が改善、解決していく原点になる。
 障害者がどれほど世の中に力をあたえ、人間らしい社会がどうあればいいかと・・・ひたむきに生きてきた
・なのに、今度の法は・・・障害者に失礼!
 「なにもできない人たち」だから「お金出せ!」。その仕組みが本当に腹の立つ。
 みなさんとなんとか阻止したい
○家平悟さん 
・15歳で頚椎損傷。死にたい。こんな体で生きていく価値があるか・・・何度もおもった。
 でも、学校で仲間と、作業所で、「いろんなことができる」と感じ、仕事を通して力をつけて、
 「障害を持っていても同じように生きられる」と思えた。生涯をともにする妻とも結婚した。
・しかし、自立支援法で利用料負担が。自分は非課税でも、妻が働いているということでいきなり10倍の負担。
 「こんなに簡単に自立は奪われるのか」。妻は「別れるしかやっていけんなあ・・・」と。
・障害をもって生きる。一生懸命やってもどんなにがんばっても、社会の制度の運用でまったくちがう。
 妻が別れるといわなければいけないような福祉制度は絶対におかしい。
・その後少し軽減されたが、月3万7200円を払い続けている。1級年金の半分とられている。
・配偶者に対する「扶養義務」は「障害」を個人や家族の責任にするという、日本の福祉制度の矛盾だ。
 子どもが20歳になれば子どもにも負担がいく。絶対にゆるされへん。みなさんといっしょに闘って行きたい! 

障害者の自殺で遺族と会社が和解 ヤマト運輸関連会社

2009年09月04日 00時52分55秒 | 障害者の自立
 知的障害を伴う自閉症の男性=当時(46)=が自殺したのは、勤務先だったヤマト運輸(東京)の関連会社が配慮を怠ったためとして、埼玉県越谷市に住む母親が、この会社に6500万円の損害賠償を求めた訴訟は3日、関連会社側が500万円の見舞金を支払うことなどを条件に東京高裁(大橋寛明裁判長)で和解が成立した。

 和解条項には、会社側が障害についての知識や配慮事項を周知する社員教育を行うことや、障害のある社員の家族との連絡を積極的に行うことなども盛り込まれた。

 原告側代理人によると、請求を棄却した昨年9月の一審東京地裁判決について、高裁が見直す方向で審理を進め、和解を打診していたという。

 原告側は「実質的勝訴といえる和解内容だ」と評価。母親は「やっと肩の荷が下りた。譲歩していただいたヤマト側にも感謝したい」と話した。

 一審判決によると、男性は02年に入社。時給減額や勤務時間の変更があった後、05年3月に埼玉県内の自宅で自殺した。会社側は自閉症と告げられていなかった。


世界障害者バド日本代表に 岡崎・宇野病院のリハビリ部部長

2009年09月04日 00時50分23秒 | 障害者の自立
 名古屋市名東区代万町のリハビリ専門医・藤野宏紀さん(44)が、7~12日に韓国・ソウルで開かれる世界障害者バドミントン選手権大会の車いす部門シングルス、ダブルスに、日本代表として出場する。6月の選考会でダブルス準優勝を飾り、世界への切符を初めて得た。

 藤野さんは、東海高(同市東区)バドミントン部で競技を始めたが、1995年ごろ病気で車いすの生活に。2年後に障害者バドミントンに出合い、勤務の間を縫って技を磨いてきた。現在は、岡崎市中岡崎町の宇野病院で、リハビリテーション部部長を務める。

 「健康維持のためにやっているのとは違う。ルールが違うだけで、健常者スポーツと同じく全力で頂点を目指す」。毎朝5時に起き、坂道ダッシュなど体力強化に励む。診察の合間には患者に交じり、リハビリ室の機器を使った筋力トレーニングもする。

 リハビリ医として積んだ経験、知識から、筋肉、骨格の動きについての動作解析が得意。「世界のトップ選手の一挙手一投足を生で見て、ビデオに撮って、一流のプレーを学んでくる」と、渡韓を心待ちにしている。

 大会は現地のオリンピックパークであり、アジア、欧州など15カ国ほどの代表が集う。障害者バドミントンは、障害の程度によりコートやネットの高さが異なり、特殊なルールが適用される。車いすシングルスは、コートの広さは半分に、ネットは15センチ低くなる。

障害者の雇用促進を 松山でキャンペーン

2009年09月04日 00時49分04秒 | 障害者の自立
 障害者の職業的自立への理解を深めてもらおうと、県と愛媛高齢・障害者雇用支援協会(麻生俊介会長)は3日、松山市の大街道商店街で街頭啓発キャンペーンを実施した。
 高齢・障害者雇用支援機構が定める9月の「障害者雇用支援月間」に合わせて開催。県などの職員ら20人が、障害者雇用促進を訴える標語を記したポケットティッシュやばんそうこうなど計1000個を通行人に配り、雇用推進を呼び掛けた。
 愛媛労働局によると、2008年度の県内企業の障害者雇用率は、前年度比0・04ポイント増の1・65%で、法定雇用率の1・8%を下回っている。同労働局は「不況による深刻な解雇などは起こっていないが、今後の障害者雇用は鈍化が見込まれる。関係機関と連携しながら十分に対応する必要がある」としている。

自慢の味を提供 盛岡・玉山区に障害者が働く店開店

2009年09月04日 00時47分02秒 | 障害者の自立
 盛岡市玉山区の障害者就労支援施設・ひめかみの風(天沼裕施設長)は、空揚げやコロッケなどを加工販売する「おやつショップ」を施設内にオープンした。注文を受けてから調理を始め、その場で「できたての味」を提供する。近所を中心に少しずつリピーターが増え始め、障害者は働く喜びをかみしめながら作業に励んでいる。


 メニューは調理時間5分以内を目安としたメンチカツ、フライドポテト、くし揚げなど。日によって商品を変え1日4品程度を用意する。1番人気は1パック200円の空揚げ(150グラム)。炭火焼きの焼き鳥を1本80円で販売するなどリーズナブルな価格帯で商品をそろえた。

 施設利用者が育てたジャガイモを利用した自家製コロッケの販売も企画。調理担当の八幡平市大更、槻舘晋さん(18)は「料理はずっとやりたかった仕事。お客さんにできたての味を楽しんでほしい」と笑顔でPRした。

 同店開設は就労支援事業所で働く障害者の賃金アップを目指す県障害者工賃倍増5カ年計画(2007~11年度)の一環でもある。

 天沼施設長は「これまでの仕事は受託が多かったが、自営で取り組むことで、やりがいのある仕事ができる」と話す。売上金の一部は就労者に支払われる。

 営業時間は午前10時から午後3時で土日祝日は休み。問い合わせは、ひめかみの風(019・682・1003)へ。