障害者の就労訓練をする山形市城西町の福祉施設「ワークランドべにばな」(木村弘美施設長)が、施設利用者の自立を目指し、手作りギョーザの製造販売に取り組んでいる。施設内に店舗「べにいろ亭」を開店して約5カ月。リピーターも増え、好評を得ている。
ギョーザの種類は一般的な具材で作る「べにぃちゃん餃子(ぎょうざ)」、子ども向けに考案した「カレー餃子」、キャベツやニラの代わりにネギを使った「ねぎ餃子」、夏季限定の「トマトチーズ餃子」がある。
材料はすべて国産を使用。うま味調味料などは使わず、「素材本来の味がする」(木村施設長)と自信を持つ。木村施設長は「もっと多くのスーパーに置いてもらえるようにしたい。今後はほかの総菜にも挑戦したい」と張り切っている。
店舗は4月6日にオープンした。それまで近所の人たちに無料で試作品を食べてもらい、アンケートを実施するなど試行錯誤を重ね、商品化した。反応は上々で、同市元木のスーパー「元気市場たかはし」などで商品を取り扱うようになった。
施設利用者もギョーザ作りを通して「意欲、集中力が高まってきた」(木村施設長)といい、1カ月の工賃も2000円上がったという。
施設は1985年、小規模作業所として開所。2007年に運営法人となる社会福祉法人「手をつなぐ会」(佐々木良子理事長)が設立され、現在は10~50代の知的障害者ら約50人に、就労、生活訓練のサービスを提供している。
これまでは、電子部品やプラスチック関連の軽作業が中心だったが、昨年秋の景気悪化で仕事が半分以下に激減。新たな収入アップの方法としてギョーザ作りを検討した。住宅街にあるにもかかわらず、地域の人との接点が年1回のバザーなどに限られていたことから、施設内に店舗も設けることにした。
ギョーザは冷凍のみで、12個入り350~400円。連絡先はワークランドべにばな023(644)1132。
ギョーザの種類は一般的な具材で作る「べにぃちゃん餃子(ぎょうざ)」、子ども向けに考案した「カレー餃子」、キャベツやニラの代わりにネギを使った「ねぎ餃子」、夏季限定の「トマトチーズ餃子」がある。
材料はすべて国産を使用。うま味調味料などは使わず、「素材本来の味がする」(木村施設長)と自信を持つ。木村施設長は「もっと多くのスーパーに置いてもらえるようにしたい。今後はほかの総菜にも挑戦したい」と張り切っている。
店舗は4月6日にオープンした。それまで近所の人たちに無料で試作品を食べてもらい、アンケートを実施するなど試行錯誤を重ね、商品化した。反応は上々で、同市元木のスーパー「元気市場たかはし」などで商品を取り扱うようになった。
施設利用者もギョーザ作りを通して「意欲、集中力が高まってきた」(木村施設長)といい、1カ月の工賃も2000円上がったという。
施設は1985年、小規模作業所として開所。2007年に運営法人となる社会福祉法人「手をつなぐ会」(佐々木良子理事長)が設立され、現在は10~50代の知的障害者ら約50人に、就労、生活訓練のサービスを提供している。
これまでは、電子部品やプラスチック関連の軽作業が中心だったが、昨年秋の景気悪化で仕事が半分以下に激減。新たな収入アップの方法としてギョーザ作りを検討した。住宅街にあるにもかかわらず、地域の人との接点が年1回のバザーなどに限られていたことから、施設内に店舗も設けることにした。
ギョーザは冷凍のみで、12個入り350~400円。連絡先はワークランドべにばな023(644)1132。