◇障害者、園児、高齢者ら100人
第10回ゆめコンサート(実行委員会主催)が20日、行橋市民会館であった。市近郊の障害者や園児、児童、高齢者ら約100人がオリジナル音楽劇「飛べないバッタの大冒険」を熱演し、会場は拍手と歓声に包まれた。
有志が、障害の有無や年齢にかかわらず、誰もが夢を持てるバリアフリー社会実現を目指そうと2~3年ごとに開催している。
「飛べないバッタの大冒険」は、みやこ町の飛べない雄バッタが、ダム建設に伴い行橋市に引っ越した雌バッタに会いに旅に出るというストーリー。平成筑豊鉄道や今川など実在する市町の映像を背景に約2時間かけて演じた。出演者たちは「ハンディがあっても、何より大事なのはいちずな心」との思いを全身でアピールした。
主役のバッタを演じたのは同市文久の陶芸家、九十九信秀さん(34)。九十九さんは手足の機能が少しずつ衰える「運動感覚ニューロパティ」の障害があり「この手足を恨んだこともある。しかし、ゆめコンサートを通じて自分を表現し、仲間と出会う喜びを知った」と壇上からあいさつした
第10回ゆめコンサート(実行委員会主催)が20日、行橋市民会館であった。市近郊の障害者や園児、児童、高齢者ら約100人がオリジナル音楽劇「飛べないバッタの大冒険」を熱演し、会場は拍手と歓声に包まれた。
有志が、障害の有無や年齢にかかわらず、誰もが夢を持てるバリアフリー社会実現を目指そうと2~3年ごとに開催している。
「飛べないバッタの大冒険」は、みやこ町の飛べない雄バッタが、ダム建設に伴い行橋市に引っ越した雌バッタに会いに旅に出るというストーリー。平成筑豊鉄道や今川など実在する市町の映像を背景に約2時間かけて演じた。出演者たちは「ハンディがあっても、何より大事なのはいちずな心」との思いを全身でアピールした。
主役のバッタを演じたのは同市文久の陶芸家、九十九信秀さん(34)。九十九さんは手足の機能が少しずつ衰える「運動感覚ニューロパティ」の障害があり「この手足を恨んだこともある。しかし、ゆめコンサートを通じて自分を表現し、仲間と出会う喜びを知った」と壇上からあいさつした