ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障がい者への差別を考える勉強会が開催

2011年05月04日 01時13分44秒 | 障害者の自立
障害者基本法改正の実効性なし
障がい者への差別禁止法制定に関する勉強会が、愛媛県松山市の愛媛県身体障害者福祉センターで開催された。勉強会では障がい者の自立を支援するNPO法人の「メインストリーム協会」の佐藤聡事務局長が新たな法整備の必要性を訴えた。

合理的配慮の欠如も差別にあたる
佐藤事務局長は、2004年に制定された障害者基本法改正は、差別禁止こそ明文化されたものの、差別そのものの定義がなされていないため、実効性がなかったと指摘。直接的、間接的な差別だけでなく、エレベータのみ設置などの「健常者との実質的な平等を確保する合理的な配慮が欠けた場合も差別にあたる」と話した。

また、東日本大震災では多くの障がい者が被災地の外へと非難していることにも触れ、
「要請があれば受け入れてほしい」
参加者へ呼びかけた。

メインストリーム協会

障がい者の働く場ニュース

高齢者がいきいきと働ける職場づくりコンテスト――厚労省

2011年05月04日 01時11分23秒 | 障害者の自立
厚生労働省は、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構との共催で、平成23年度の「高年齢者雇用開発コンテスト」の募集を開始したことを発表した。

これは、高年齢者雇用の重要性についての国民や企業の理解の促進と、高年齢者がいきいきと働くことのできる職場づくりのアイデアの普及を目的として、毎年開催しているもの。

応募できるのは、希望者全員が65歳まで、さらに企業の実情に応じて65歳を超えて働き続けられる企業、あるいは事業所。応募テーマは、高年齢者を雇用するために新たな職場や職務を設けたり、ワークシェアリングなどによる働き方の工夫などにより、高年齢者が能力を十分に発揮していきいきと働ける取り組み事例。特に優れた事例については、本年10月の「高年齢者雇用支援月間」に表彰する予定だ。

■応募締切:2011年6月30日(木)
■応募方法:
指定の応募様式に記入、または入力の上、紙媒体か電子媒体で提出。
応募様式は、各都道府県の独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構地域障害者職業センター雇用支援課(東京、大阪は支援業務課)において紙媒体及び電子媒体で配布。同機構のホームページからも入手できる。

■提出先:独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の各都道府県高齢・障害者雇用支援センター

■賞:
(1) 厚生労働大臣表彰
   最優秀賞 1編
   優秀賞  2編
   特別賞  3編
   ※審査の結果により、編数は変更になる場合があります。
(2) 独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構理事長表彰
   優秀賞  若干編
   部門別賞 若干編
   奨励賞  若干編
   努力賞  若干

■問い合わせ先:
各都道府県高齢・障害者雇用支援センター
(ホームページ http://www.jeed.or.jp/jeed/location/loc01.html#06)
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構
   (ホームページ http://www.jeed.or.jp)

ケアマネジメント オンライン

県立図書館 障害者向けに本を宅配

2011年05月04日 01時08分43秒 | 障害者の自立
 県立図書館(大分市駄原)は、本の宅配サービスに力を入れている。来館が困難な人にも気軽に本に親しんでもらうのが目的で、絵本・育児書の宅配サービスに加え、4月からは障害者向けの宅配サービスも開始。「県内の全ての人が利用できる図書館にしたい」としている。
 同館の蔵書約106万冊のうち、貸し出し可能な本は約50万冊。2009年度の個人への貸出冊数は約115万冊で、全国の都道府県立図書館の中で3位。利用率は高いものの、高齢や障害のため自力では来館できず、不便を感じる人も多かったという。
 障害者向けの宅配サービスは、県内在住で、障害の程度や要介護度などが一定の条件を満たす人が対象。登録申請をした後、ホームページで読みたい本を5冊まで探して、申込書に記入。郵送などで手続きをすると、早ければ1週間ほどで本が郵送される。貸出期間は一般の15日間より長い30日間。送料は無料。4月26日現在、5件の利用登録がある。
 07年7月に始めた「おすすめ絵本・育児書の宅配セット貸出」は乳幼児を持つ保護者や妊婦が対象。10年度には200件以上の利用があり、冊数は4千冊を超えた。送料は有料だが、携帯電話サイトやホームページから申し込め、子どもの成長ごとに参考になる育児書や絵本がセットになっており、リピーターは増えているという。
 5月中には、高齢者向けの宅配サービス(有料)も始める予定。大活字本や、黒地に白インキで印字し、文字がはっきり見えるとされる反転本などをそろえている。
 問い合わせは同館(TEL097・546・9972)へ。

大分合同新聞

泉南ホーム:入居者の預かり金、職員が返却忘れる /大阪

2011年05月04日 01時07分01秒 | 障害者の自立
 府は2日、府立砂川厚生福祉センターが運営する障害者グループホーム「泉南ホーム」(泉南市)などで、50代の女性職員が入居者3人から預かった現金約11万円などを退所後も返さず、2年余り、保管していたと発表した。職員が返却を忘れていたといい、私的流用は確認されていない。センターは入居者側に経過を説明し、陳謝した。

 府生活基盤推進課によると、職員は08~09年に退所した男性2人から、現金計約10万6000円を、別の男性1人からは残高約4000円の預金通帳1通を預かった。障害者自立支援法では、グループホームでは職員が入居者の金銭管理をサポートすることになっているが、職員は入居者の退所後も返し忘れ、ホームにある自分の事務机に保管し続けていた。職員が異動後の4月下旬、後任の担当者が発見した。

毎日新聞 2011年5月3日 地方版

瑞穂の知的障害者でつくる瑞宝太鼓 プロ化10年、長崎で15日記念公演

2011年05月04日 01時04分52秒 | 障害者の自立
 知的障害者でつくる雲仙市瑞穂町の和太鼓グループ、瑞宝太鼓(岩本友広団長)がプロになって10年。15日には長崎市公会堂で記念コンサートを開き、6月には東日本大震災の被災地を巡業する。節目のイベントやボランティア活動に向け、練習場の南高愛隣会(通称・コロニー雲仙)体育館には迫力のある和太鼓と、軽快なかねや笛の音が響いている。

 瑞宝太鼓は、知的障害者職業訓練施設「長崎能力開発センター」のクラブ活動として1987年に発足。団員たちの「仕事を持ちたい」との希望をかなえ、2001年4月にプロとして活動を始めた。現在、年間の公演は100回以上。和太鼓の愛好家や障害者を対象にした指導にも取り組んでいる。

 昨年8月には国内最高峰の和太鼓の競技会「第9回東京国際和太鼓コンテスト」で優秀賞(2位)を獲得。団員の日常や思いに迫ったドキュメンタリー映画「幸せの太鼓を響かせて~INCLUSION(インクルージョン)~」(小栗謙一監督)も完成し、28日から東京、大阪で公開。長崎市のセントラル劇場でも6月25日から上映する。

 東日本大震災で甚大な影響を受けた岩手県陸前高田市や宮城県気仙沼市などは団員が何度も公演を行い、地元の人たちと交流し続けている地域。岩本団長(34)は巡業を控え「テレビで被害を見て、悲しい気持ちになった。和太鼓で皆さんを元気づけたい」と練習に熱を込める。

 15日のコンサートは午後2時開演。世界的な和太鼓奏者、時勝矢一路氏作曲の「漸進打波」などを披露。映画の先行上映も行う。問い合わせは瑞宝太鼓事務局(電0957・77・3934)。


10周年記念コンサートや東北巡業に向け、練習に励むメンバー=雲仙市、南高愛隣会

長崎新聞