ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

元気!とちぎ人(5) 健常者の大会で活躍 義手のアマゴルファー 小山田 雅人さん(43)

2011年05月05日 02時57分45秒 | 障害者の自立

 右手が義手というハンディをものともせず、健常者の競技大会で活躍しているアマチュアゴルファーがいる。大田原市の県職員、小山田雅人さん(43)だ。五年前からは病魔とも闘いながら「自分の頑張る姿で、障害者や闘病中の人を勇気付けたい」と熱い思いを胸に挑戦を続けている。


 二歳の時に事故で右手を切断したが、小学三年から始めた野球で頭角を現し、中学時代には投手として県大会で準優勝。「スポーツと出会えたおかげで劣等感がなかった」と笑顔で振り返る。


 ゴルフにのめり込んだのは三十歳を過ぎてから。「努力次第で、健常者と同じ舞台に立てるスポーツ」だと気付いたからだった。義手を巧みに使う独自のスイングを考案し、平均飛距離二六〇ヤード、ベストスコア六八というプロ顔負けの腕前になった。県内の競技大会では毎回、決勝まで進出。二〇〇五年には米国で開かれた国際障害者ゴルフ大会で、部門別優勝、総合三位の好成績を残した。


 脳腫瘍の発病という厳しい試練に直面したのは、その年の十二月だった。「後遺症が残れば、もうクラブは握れない」と覚悟し、ゴルフセット一式を捨てて手術に臨んだ。


 腫瘍は全て除去できなかったものの、何とか成功。手術後の体力低下や、病気が再発する不安に苦しみながらも、妻朗子さん(39)から「前を向いて生きよう」と励まされ、徐々に意欲を取り戻す。


 〇九年の県アマ選手権では二位になり、頂点まであと一歩に迫る復活を遂げた。今では、全国の障害者ゴルファーから目標にされるまでになった。県職員の仕事の傍ら、障害者にゴルフを指導したり、人権教育の一環として学校で講演をしたりと、活動の幅も広げている。


 「もし右手があったら」。そう聞かれると、決まって「手がなかったからこそ、人一倍努力して、ここまで来られたんです」と答える小山田さん。「ないものを嘆くより、あるものに感謝して生きてきた。障害者ゴルファーの第一人者として走り続け、生きることの素晴らしさを伝えていきたい」。持ち前の明るさと素朴な語り口の中に、不屈の精神をのぞかせた。 

東京新聞 -

東日本大震災:被害の障害者作業所を支援 下田で「ふれあい陶器市」 /静岡

2011年05月05日 02時56分43秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被災した東北の障害者作業所の物産を販売し支援する「ふれあい陶器市」が3日、下田市相玉の「第二すぎのこ作業所」で開かれた。

 宮城県と岩手県の8作業所が作ったクッキーやキムチ、かりんとうなどを販売した。通所者らが作った陶器や木工品も展示即売され、午後には完売する人気だった。

 先月下旬、交流のある被災地の作業所を支援に訪れ惨状を知った第二すぎのこ作業所の金刺幸春施設長は、「利用者に働く目的を持ってもらうのが作業所の役目。被災地の作業所に仕事の注文を出すことで支援していきたい」と話している。

毎日新聞 2011年5月4日 地方版

3年連続、全国大会へ 県障害者プラザのシンクロチーム

2011年05月05日 02時54分22秒 | 障害者の自立
 徳島市南矢三町2の県立障害者100+ 件交流プラザのシンクロナイズドスイミング教室「レッツシンクロ」のメンバーが、8日に京都市である全国大会「第20回記念障害者シンクロナイズドスイミングフェスティバル」に出場する。同教室のメンバーが同大会に出場するのは3年連続。 

 出場メンバーは、知的・身体障害者100+ 件10人とその保護者10人の計20人。今回の大会のため、同プラザの谷口美香コーチ(39)の指導の下、昨年5月から毎週1回の練習に打ち込んできた。

 使用する曲は、人気ラッパーKREVAの曲「国民的行事」。軽快なリズムに合わせて円状に広がったり、背泳ぎを披露したりする。全員が一列になり、中央の人を起点に左右対称の動きを見せるところが見せ場。現在は本番へ向けて最後の調整に励んでいる。

 大会には、国内外から21団体、313人が出場する。

徳島新聞

力強い泳ぎに拍手

2011年05月05日 02時53分09秒 | 障害者の自立
 川崎市障害者水泳大会(阿部孝夫会長)が先月23日、川崎市民プラザ温水プールで開かれた。障がいがある人のスポーツ振興と社会参加を目的に開かれている川崎市障害者スポーツ大会の第2部として行われたもので、今年が11回目。

 この日は、市内に在住、在学している10代から60代の102人が出場。知的障がい者部門と身体障がい者部門に分かれ、自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの4種目(25m・50m)でそれぞれ日頃の練習の成果を競い合った。

 選手たちが泳ぎきる度に大きな拍手が送られ、大会役員の越山晴夫・川崎市障害者社会参加推進センター事務局長は、終了後に「毎回、皆さんの力強い泳ぎに我々も勇気と力をもらっています」と話していた。

 なお、同大会は今年10月に山口県で開かれる全国障害者スポーツ大会の選考会も兼ねている。

タウンニュース -

踊りや模擬店に700人 「みどりの祭り」

2011年05月05日 02時50分54秒 | 障害者の自立
海南市阪井のあすなろ共同作業所でこのほど、ことしで5周年を迎える地域交流イベント「みどりの祭り」が開かれ、約700人の来場者でにぎわった。
同所は精神障害者などが就労や訓練を通じて社会復帰を目指す多機能事業所。地域の協力もあり、参加者もだんだんと増えており、イベントが地域に定着してきた。実行委は「今後もみどりの祭りを恒例化させていきたい」としている。


同所を運営する社会福祉法人一峰会(西川清晴理事長)が主催する年1回のイベント。同会は「障害者が地域で当たり前に暮らせる社会」を目指し、共同作業所などを運営しており、あすなろでは障害者がパウンドケーキやベーグルの製造販売、日用雑貨の組み立てなどを行い、社会復帰を目指している。利用者は50人以上。製造したパン類は地元小学校や幼稚園など、子どもの給食として出されている。この日はこうした製品を販売する模擬店も一緒に出店され、完売する店もあった。

特設舞台では、更生保護女性会によるハーモニカ演奏、巽公民館南中ソーラン教室による踊りなど一般参加の発表も行われた。ラストステージでは、同所の利用者約20人が踊り「一円玉の旅がらす」を披露。お盆を一円玉に見立てクルクルと回したり、体を回転させたり、歌とダンスで会場を盛り上げた。

おかし工房桜和などの管理者を務める山添高道さんは「この5年間、地域の人のおかげで定着してきた。今回もたくさんの人に来てもらえてうれしい」と笑顔。

一峰会の西川理事長は「地域の支えでここまで大きくなることができた。今後とも優しいまちづくりのため、一緒に歩んでいきたい」と話していた。

また、先月23日には、5周年イベントとして落語家の桂枝曾丸さんや桂文鹿さんを招いた寄席も開かれ、お年寄りら約100人でにぎわった。

わかやま新報オンラインニュース