ゴエモンのつぶやき

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相談会:障害児高校進学経験者が開く--千葉で29日 /千葉

2011年05月21日 01時31分22秒 | 障害者の自立
 障害のある子の公立高校進学を応援する市民団体「千葉『障害児・者』の高校進学を実現させる会」は29日、千葉市生涯学習センターで「障害児の公立高校進学相談会」を開く。

 講師は、元教員で「いっしょがいいな・障がいの絵本--やっちゃんがいく」著者の佐藤陽一さん。障害児の進学の現状と制度を分かりやすく説明した後、当事者が受験体験や入学後の様子を語る。個別、またはグループ単位で、経験者らが相談にも応じる。

 1989年に同会が発足して以来、これまでに96人が公立高へ入学し、現在14人が在籍している。来年は7人が受験する予定。大田友子代表は「知的障害のある子供も多数公立高へ通っている。進学に関して悩んでいる生徒や保護者も多いはず。あきらめないで相談会に参加してほしい」と話す。

 午後1時半~4時半。申し込み不要で、直接会場で受け付ける。資料代300円。問い合わせは大田さん(電話0476・22・7162)へ。

毎日新聞 2011年5月20日 地方版

ドライブスルー書店閉店

2011年05月21日 01時28分53秒 | 障害者の自立
24年の歴史に幕、惜しむ声

 車に乗ったまま買い物ができる書店として日本初のドライブスルーを設置した町田市の久美堂旭町店が、今月末で閉店する。一世を風靡(ふうび)した店舗の閉店に、地元では惜しむ声があがっている。同店では閉店セールとして、店内の文具全品を2割引きで販売している。

 郊外型の同店は、1987年のオープン。店舗前に設置されたマイクで希望の雑誌や本を伝え、車に乗ったままレジまで進んで購入する仕組みで、手軽さだけでなく、障害者も利用しやすいようにと、考案された。当時、書店でのドライブスルーは、マスコミや他書店の注目を集め、米国メディアCNNが取材に訪れたこともあったという。

 雨の日の利用や週刊誌、マンガの購入に使われることが多く、オープン当時は1日20~40台が来ていたが、インターネットで購入できる「ネット書店」の台頭など時代の流れも影響。最近は1日1~2台の利用に減っていた。借地契約が満了を迎え、店舗の老朽化も進んでいることから24年の歴史に幕を閉じることになった。

 5年前にドライブスルーを利用した、同市森野の主婦(63)は「当時は斬新なアイデアだと思った。閉店は寂しいし、不便になる」と惜しんでいた。

 久美堂では本町田店にもドライブスルーを設置しているが、こちらは営業を続ける。久美堂社長室長の井之上健浩さん(29)は「旭町店は役目を終えて定年を迎えた。本を買いやすくする創意工夫や挑戦は、これからも続けたい」と話している。

【関連】本よみうり堂


全国初のドライブスルー本屋として話題を集めた久美堂旭町店

(2011年5月20日 読売新聞)

涙の介護士ボクサー=OPBFフェザー級

2011年05月21日 01時24分31秒 | 障害者の自立
 大沢が中盤から盛り返して判定勝ち。2回にダウンを喫し、5回には左膝を痛めたが、焦らずボディーブローで相手の足を止め攻勢に出た。プロ26戦目で念願の初タイトル。「全然実感がない。でも、この日に懸けてきたからよかった」と涙を流した。
 普段は介護士として働き、この日もケアする高齢者が観戦に来たという。「若者の必死な姿を見て、ご老人も『負けられない』と思ってほしい」。いつも通り、ファイトマネーは全額、障害者施設に寄付する予定だ。(2011/05/20-21:50)

時事通信

「働く人にやさしい」企業を応援 佐賀市が利子助成

2011年05月21日 01時19分49秒 | 障害者の自立
 佐賀市は本年度から、障害者雇用や仕事と家庭の両立がしやすい労働環境づくりに取り組む「働く人にやさしい」中小企業を応援する利子助成事業を始めた。中小企業の労働環境充実が狙い。中小企業が新規に、佐賀市の融資制度(小口資金)を利用した場合、2年分の利子全額を助成する。

 対象は、2013年3月末までに新たに小口資金の融資を受けた雇用保険適用事業所のうち、(1)労働者が100人以下で、男性の子育て参加などを促す一般事業主行動計画を策定、目標の達成に努めている(2)障害者の割合が全体の3・6%以上-のいずれかを満たすことなどを条件とする。

 現在の限度額1250万円を10年返済で借りた場合、約50万円(金利負担分の約36%)の利子負担を軽減できるという。

 佐賀市が実施した労働実態調査(2009年度)では「一般事業主行動計画そのものを知らない」と答えた事業所が56・7%と半数以上を占めた。さらに事業所の規模が小さくなるほど、その傾向は顕著になった。

 市商業振興課は「企業にもメリットがある形をつくることで、働きやすい環境づくりを後押ししたい」と話す。

佐賀新聞

介助法まとめ、被災地に 関学生・岸田さん

2011年05月21日 01時12分17秒 | 障害者の自立
 車いす生活の母を持つ神戸市北区の大学生が、東日本大震災の被災地で障害者支援に役立ててもらおうと、介助方法をリーフレットにまとめた。震災翌日から制作を始め、寄せられた募金で1千部をつくった。すでに約700部が福島県のボランティア活動拠点など被災地に送られている。


 関西学院大人間福祉学部2年の岸田奈美さん(19)=写真=には、3年前に病気で下半身まひになった母親のひろみさん(42)がいる。車いすでは踏ん張りがきかず、開けられない引き戸が数多くあることや、進行を妨げる屋内外の段差など、不便が少なくないことをともに生活する中で知った。


 そうした中、震災当日に被災地のニュースを見て、母のような車いすの人はどうしているのだろうかと思うと、居ても立ってもいられなくなった。簡易投稿サイトのツイッターを見ると、被災地の障害者らが「どうしたらいいかわからない」などと不安の声をあげていた。困っている障害者の手助けになればと、介助方法の情報を、ホームページやツイッターの医師の意見などを参考にしてまとめた。


 リーフレットには、ひろみさんが寝たきりで床ずれに苦しんだことから、皮膚を清潔に保ち2時間ごとに体位を変えるといった防止方法や、トイレでの介助方法などを盛り込んだ。「人の世話になりたくない」と考える人も少なくないと思い、「何か困っていませんか」と周囲が気遣うことの大切さも書いた。また、発達障害や視覚障害の人たちとの接し方も掲載している。


 リーフレットはA5判8ページ。4月までに1千部作成した。出版費用の約2万5千円は、起業している知人の学生らが募金活動して集めた。岸田さんは「普段の生活の中でも活用して、障害者と積極的に接してほしい」と話す。


 内容はインターネット(http://www.mirairo.co.jp/heartchair/index.html#04)でも掲載している。問い合わせは「株式会社ミライロ」(06・6131・0556)へ。



朝日新聞