ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

今治・北郷中学生が点訳絵本贈呈

2011年07月01日 01時42分25秒 | 障害者の自立
 視覚障害がある人に絵本を楽しんでもらおうと、今治市中堀4丁目の北郷中学校の生徒約15人が29日、授業で点訳した絵本3冊を市視覚障害者協会(門岡通則会長)に贈った。
 同校では総合的な学習の時間を利用し、高齢者や障害者らとの触れ合いを通して命の大切さを学ぶ福祉学習を実施。絵本を贈呈したのは点字を専攻した生徒で、市社会福祉協議会や点訳サークル・ひまわり(野間久美子代表)の指導で絵本作りに取り組んでいた。
 29日は生徒が3グループに分かれ、同市出身の絵本作家・加納果林さんの「こたつさん」など3作品に点字を打ち込んだシールを張り付けた。
 完成後、同校で贈呈式があり、絵本を受け取った同協会の矢野千菊さん(63)は「1人でも多くの人に読んでもらおうと思う」と述べ、生徒らに「すべての人たちに思いやりを持ち、周囲(の人たちへの感謝の気持ちを忘れないでほしい」と呼び掛けた。


愛媛新聞

法制度実現へ 署名呼びかけ

2011年07月01日 01時40分21秒 | 障害者の自立
 聴覚障害者に情報へのアクセスとコミュニケーションの権利を保障する法制度の実現を求め、四日市市ろうあ福祉会や同市難聴者友の会など計7団体が28、29の両日、四日市市の近鉄四日市駅前で署名を呼びかけた。


 手話通訳や要約筆記などといったコミュニケーション支援のほか、災害放送や政見放送、コマーシャルなどに手話や字幕を付ける情報アクセスを保障する法整備を求めている。


 2006年に採択された国連障害者権利条約は「手話は言語」とし、日本は07年に条約に署名したが、まだ批准していない。東日本大震災の被災地では聴覚障害者の「情報過疎」が心配されている。


 同市ろうあ福祉会副会長の本間豊子さん(70)は「手話を言語として認めてほしい。市民の皆様にも理解してもらい、署名を国会に届けたい」と手話で話した。


 署名などに関する問い合わせは県聴覚障害者協会事務局(059・229・8540)へ。


署名活動する本間豊子さん(左)=四日市市の近鉄四日市駅前

朝日新聞

仙台市義援金 災害弱者に絞り支給

2011年07月01日 01時35分43秒 | 障害者の自立
家屋全壊など 「要介護認定者」介護20万円

 仙台市は29日、災害義援金配分委員会を開き、市に寄せられた6億1900万円の義援金の支給基準を決めた。「災害弱者」に対象を絞って支給することにし、市独自の基準として、家屋が全壊・大規模半壊し、要介護認定を受けた人を家で介護する世帯に20万円を支給することなどを決めた。

 県と同様、被災時に18歳以下で震災で両親を亡くした「震災孤児」に支給することとし、1人あたり100万円を県分(50万円)に上乗せする。父または母を亡くした子どもにも、県分(20万円)を上回る50万円を配分する。

 独自の支給は、要介護認定を受けた人や障害者などに行う。住宅が全壊・大規模半壊した世帯のうち、〈1〉要介護認定で3、4、5の認定を受けた人を介護している〈2〉家族に重度障害者(身体障害者手帳1、2級や、養育手帳Aに認定されている人など)がいる〈3〉今年度、小中学校に入学した子どもがいる――の世帯には20万~10万円を支給する。

 義援金を巡っては、県が24日の義援金配分委員会で第2次配分額を決定。母子・父子世帯に20万円、障害者施設で被災した入所者に10万円を支給することなどを決めている。市は、県の2次配分と合わせて7月初旬にも申請の受け付けを始める予定で、市社会課は「速やかに被災者の手に届くよう手続きを急ぎたい」としている。

(2011年6月30日 読売新聞)

.映画祭:東北地方で唯一、性的少数者テーマ--青森で3日 /青森

2011年07月01日 01時32分59秒 | 障害者の自立
 同性愛者や性同一性障害者など性的少数者(LGBT)をテーマにした映画祭「青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル」(実行委主催)が3日、青森市新町の「アウガ」で開かれる。LGBTがテーマの映画祭は国内4カ所でしかなく、東北地方では唯一。6回目の今年はカンヌ国際映画祭の受賞作など8作品を上映する。

 上映プログラムは、13時=「しみじみと歩いてる」▽14時40分=日本短編作品集(6作品)▽16時10分=「スプリング・フィーバー」(R15+指定)。「スプリング」は09年のカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞し、県内での上映は初めて。「しみじみと」は東北地方で初上映となる。

 会場では、弘前市の市民団体「スクランブルエッグ」が12~18時半、同性愛への差別などに反対する日「国際反ホモフォビアの日(IDAHO)」(5月17日)に寄せられたメッセージ展を開く。

 入場料は1日通し券2000(当日2500、学生1500)円。1プログラム券1000(当日1200)円。問い合わせは実行委(電話090・6459・5136)

毎日新聞 2011年6月30日 地方版


忍者が和歌山城の観光サポート

2011年07月01日 01時29分26秒 | 障害者の自立
障害者や高齢者など体の不自由な人を和歌山城天守閣まで電動車いすとスロープを使って案内する「和歌山城おもてなし向上事業」の名称が「忍者と一緒に和歌山城!」に決まった。サポートスタッフが忍者の格好をして、登城を補助するという、珍しいものになる。1日午前10時から、サポートの様子を披露する。

県の緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用した事業で、先月6日に市民団体「和歌山城プロジェクト」に委託することが決まり、24日から申し込みを受け付けている。最低でも10日前までの申し込みが必要なため、7月2日が事業開始日になった。

天守閣に行くためには、階段を上る必要があるため障害者や高齢者にとって天守閣は「行きたくても行けない遠い場所」だった。この問題を解決するため、市は和歌山城東の勾配が最もなだらかな表坂登口にスロープを設置。和歌山北と東済州の両ロータリークラブから寄贈された電動車いすを使って、利用者を天守閣まで導く。

サポートする際は、忍者の格好をしたスタッフが4人一組で行う。ヘルパー2級の資格を持っている人もいるため安心感がある。今回の事業は本年度末までの限定事業で、利用者がどれだけあるかを調べる「調査期間」の意味合いが強い。和歌山城管理事務所は「好評なら来年度以降はまた別の形で継続したい」と話している。

申込書は、市役所1階ロビーやコミュニティセンター、市ホームページ(http://www.city.wakayama.wakayama.jp/)で入手できる。希望日の10日前までに申し込む。問い合わせは、同プロジェクト(TEL080・1437・4171)、同事務所(TEL073・435・1044)。

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