視覚障害がある人に絵本を楽しんでもらおうと、今治市中堀4丁目の北郷中学校の生徒約15人が29日、授業で点訳した絵本3冊を市視覚障害者協会(門岡通則会長)に贈った。
同校では総合的な学習の時間を利用し、高齢者や障害者らとの触れ合いを通して命の大切さを学ぶ福祉学習を実施。絵本を贈呈したのは点字を専攻した生徒で、市社会福祉協議会や点訳サークル・ひまわり(野間久美子代表)の指導で絵本作りに取り組んでいた。
29日は生徒が3グループに分かれ、同市出身の絵本作家・加納果林さんの「こたつさん」など3作品に点字を打ち込んだシールを張り付けた。
完成後、同校で贈呈式があり、絵本を受け取った同協会の矢野千菊さん(63)は「1人でも多くの人に読んでもらおうと思う」と述べ、生徒らに「すべての人たちに思いやりを持ち、周囲(の人たちへの感謝の気持ちを忘れないでほしい」と呼び掛けた。
愛媛新聞
同校では総合的な学習の時間を利用し、高齢者や障害者らとの触れ合いを通して命の大切さを学ぶ福祉学習を実施。絵本を贈呈したのは点字を専攻した生徒で、市社会福祉協議会や点訳サークル・ひまわり(野間久美子代表)の指導で絵本作りに取り組んでいた。
29日は生徒が3グループに分かれ、同市出身の絵本作家・加納果林さんの「こたつさん」など3作品に点字を打ち込んだシールを張り付けた。
完成後、同校で贈呈式があり、絵本を受け取った同協会の矢野千菊さん(63)は「1人でも多くの人に読んでもらおうと思う」と述べ、生徒らに「すべての人たちに思いやりを持ち、周囲(の人たちへの感謝の気持ちを忘れないでほしい」と呼び掛けた。
愛媛新聞