ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

夜勤・交代勤務労働者は活力が低下し、体重は増え、性生活は不足ぎみ?

2011年07月19日 01時16分29秒 | 障害者の自立
Men's Health Networkが実施した「National Shift Worker Survey」の報告書によると、米国の夜勤/交代勤務労働者は健康や仕事、生活の質、幸福度などに悪影響を受けているとのこと( National Shift Worker Survey: PDF、 SecurityWeekの記事、本家/.)。

通常の就業時間帯以外に働く人の79%は勤務時間による悪影響を感じると答え、身体面での懸念事項として、活力(47%)、体重(43%)、睡眠不足(39%)、健康(32%)、性生活(30%)などを挙げている。社会生活面では恋愛、友人関係、家族関係などが懸念されており、疲れのために人生の大きなイベントを逃した人は55%にのぼる。また、平均して24日間運動をしておらず、2週間家族と一緒の食事をとっていないとのこと。3分の1が過去1年で疲労で仕事に行けなかったと答え、1ヶ月以内に居眠りを仕事中にした人は29%。その多くは居眠りを複数回したと答えたそうだ。

回答者の72%は仕事で疲れることを「単なる生活の一部」と考えており、症状を医師に相談する必要があるとは考えていないようだ。しかし、夜勤や交代勤務労働者の25%は交代勤務性睡眠障害になる可能性があり、生産性や集中力の低下、腸管感染症リスクの増大、心臓病などの原因ともなりえるとのこと。交代勤務性睡眠障害は治療可能とのことで、極度の眠気や不眠などの症状が現れた場合は医師の診断を受けることが推奨されている。

スラッシュドット・ジャパン

高次脳機能障害の患者「支える仕組み」を、ボランティア育成講習会開催/平塚

2011年07月19日 01時12分55秒 | 障害者の自立
 交通事故などで脳を損傷した場合、直前のことが覚えられない、感情をコントロールできないなどの「高次脳機能障害」に苦しむケースがある。患者当事者の社会参加を支えようと、ボランティア育成講習会が17日、平塚市八重咲町のひらつか市民活動センターで開かれた。県内の当事者と家族でつくるNPO法人「脳外傷友の会ナナ」(大塚由美子理事長)が主催した。

 講習会には関係者、ボランティア志望者ら約40人が参加。神奈川リハビリテーション病院・高次脳機能障害相談支援コーディネーターの瀧澤学さんが障害の深刻さと支援策をビデオなどを使って解説。「生活の中でのリハビリが重要。社会の中にどう支える仕組みをつくるかが課題」と訴えた。

 続いて当事者の母親で、高次脳機能障害ピアサポートセンター「スペースナナ」(厚木市愛甲)でボランティアも行っている中村綾也さんが体験談を披露。「ボランティア活動を通して自分も成長した。息子の気持ちにも少し近づけた気がした」などと、センターの重要性を語った。

 実際に当事者の支援と交流を行うボランティア体験会も19~22日、スペースナナで行う。問い合わせは、スペースナナ電話046(290)0221。

カナロコ(神奈川新聞)

[社説]奉事する生き方、この世を明るくする

2011年07月19日 01時10分48秒 | 障害者の自立
一生紙くずを売って集めたお金を奨学金に渡した日本軍慰安婦被害者のおばあさん、両手を失っても塩田で働いて恵まれていない隣人の世話をした障害者。貧民村を歩き回りながら貧民の世話をする期間制看護士…。美しい寄付・奉仕活動で15日、国民推薦褒賞を受けた24人のうちほとんどは、我々の隣の平凡な顔だった。かえって寄付や奉仕の対象になってもおかしくない人も相当数で、人より多く持った者が奉仕し、寄付するわけではないということを見せてくれた。時間と余裕がなくて、人を助けるのは考えられないというありきたりの言い訳を恥ずかしくする奉仕の暮らしだった。

この前、独立国家になった南スーダンで神父であり医者として飢えや疾病を救済していたところ、大腸がんで死亡した故イ・テソク神父の母親のシン・ミョンナム(89)さんの顔は聖者のように平穏だった。寄付と奉仕はいくらその意味が崇高でも、強要できないことだ。奉仕を実践する人々は「奉仕する喜びが受ける喜びより何倍も大きい」と話す。奉仕は利他心と利己心を共に満足させる珍しい徳目だ。心を空にする奉仕は、日常の利害にがんじがらめになっている人々に欲心を捨てる幸せを与える。


お金、モノ、才能、時間、労働力を喜んで疎外階層と分けようとする心はあるが、初めてやってみることだからぎこちなく、たまにはやり方が分からなくて奉仕に接近できない人も少なくない。あるボランティアセンターの調査によると、ボランティア参加率は20%に過ぎないが、「参加する考えがあるか」という質問には80%が「ある」と答えた。政府、自治体、ボランティアセンター、市民団体が彼らを「奉仕の生活科」へ導く効率的なシステムを拡張すればいいだろう。会社員でも退勤後や週末、休暇期間に少しずつ参加できるようきめ細かなボランティアネットワークが構築されてほしいものだ。


多様な面々のボランティアと福祉団体を緊密に連携して、本当に必要なところに必要な奉仕をするのも重要だ。副審団体の需要を勘案せず、ボランティアがイベントのように一気に集中するため、副審団体が「交通整理」に汲々とした場合もある。形式的な奉仕が集中しては引き潮のように引いていけば、副審団体の老人、障害者、子どもらはかえって空しさや喪失感にさいなまれる。


大学入試のため、ひとつのスペックとして奉仕活動をするのも寂しい現実だ。人に施し、分け合う暮らしが人間の世界をより美しくし、奉仕そのものが人生に重要な意味を加えてくれる。学校と父兄は将来の世代が真の奉仕に目覚めるように導くことだ。

東亜日報 -

富士山:義足で登頂 男性2人と女性1人

2011年07月19日 01時07分14秒 | 障害者の自立
 事故や病気で片足を失い、義足をつけた男女4人のパーティーが17日、静岡県の富士宮口から富士山頂を目指し、うち女性1人を含む3人が登頂した。主催した埼玉県の障害者支援NPO「ドリームメーカー」によると、女性が義足で富士山に登ったのは初めて。

 女性は首都圏に住む30代。12歳ごろ、病気の治療のため左足を切断し、大腿(だいたい)部から義足をつけるようになった。4~5年前から同NPOに誘われて参加し、高尾山や南アルプスなどに登っていた。昨夏も富士山に挑戦したが、登りに時間がかかったため8合目付近で引き返した。再挑戦となった今回は、出発時間を前回の午前5時から3時半に早め、午後2時15分ごろ登頂した。

 「ありがとうございます。うれしいです」。登頂後、女性は同NPOの人たちに礼を言いながら頭を下げた。感想を聞かれると「単調な道だから、精神力との勝負でした」と振り返った。

 また、女性とともに、25年前にバイク事故で左足を失った埼玉県八潮市の会社経営、手塚圭太さん(48)と、約15年前にバイク事故で右足を失った相模原市緑区、県非常勤職員、長田信久さん(34)が富士山に登頂した。


左足が義足で富士山に登頂した女性(左端)。バンザイするのは右足が義足の長田信久さん=富士山山頂で

毎日新聞

障害者性教育の必要性を説明 米原で東さん

2011年07月19日 01時02分52秒 | 障害者の自立
 障害のある子どもや大人の性をテーマにした講演会(中日新聞社後援)が17日、米原市の米原公民館であり、障害者の性の相談に取り組んでいる「福井ゆいの会」の東みすゑさんは「性は人間にとって楽しいこと。性教育は豊かに生きるために大切だ」と語った。

 東さんは福井県の元特別支援学校教員。寄宿舎で子どもらと暮らす中で性教育の必要性を痛感したという。

 講演では「生活習慣に性の視点を」と語り、入浴や排尿時に性器の扱い方を適切に教える方法を紹介した。

 よく受ける相談例として子どもの自慰を挙げ、「18歳ごろには落ち着くので黙って見過ごして」と指摘。むしろプライベートな行為として身に付けさせれば、精神的な自立や異性への思いやりにつながると話した。

 保護者ら70人が参加。主催は、発達障がいサポートネットでこぼこフレンズ。同じテーマの講演を同所で23日午後1時半から開く。問い合わせは、でこぼこフレンズの吉川友子さん=電080(6132)8439=へ。


「豊かに生きるために性教育は大切だ」と語る東さん=米原市の米原公民館で

中日新聞