福岡市早良区百道浜のロボット体験施設「ロボスクエア」は30日、同市西区吉武の特別養護老人ホーム「愛信園」で、ロボットの実演や利用体験を行い、施設利用者や職員がロボットとの“触れ合い”を楽しんだ。
お年寄りや障害者の生活支援や介護支援に役立つと期待されるロボットに親しんでもらうとともに、現場のニーズを調べて開発に役立てようと、初めて取り組んだ。今後、福祉施設や病院も訪ねる計画。
実演したのは二足歩行で踊る芸妓(げいぎ)のロボットや犬型ロボットなど。音楽に合わせて鮮やかな動きを披露し、集まった利用者と職員計約70人を沸かせた。犬型ロボットやアザラシ型ロボットなどは、話し掛けたり触れたりすると反応し、利用者たちからは次々に「かわいい」「すごい」などの声が上がった。
同園の斉藤忠男施設長(70)は「意外とみんなロボットへの抵抗がないのに驚いた。現場の声を踏まえてよりよいロボットが開発されれば、介護職の負担軽減につながる」と期待を示した。
=2011/10/01付 西日本新聞朝刊=
お年寄りや障害者の生活支援や介護支援に役立つと期待されるロボットに親しんでもらうとともに、現場のニーズを調べて開発に役立てようと、初めて取り組んだ。今後、福祉施設や病院も訪ねる計画。
実演したのは二足歩行で踊る芸妓(げいぎ)のロボットや犬型ロボットなど。音楽に合わせて鮮やかな動きを披露し、集まった利用者と職員計約70人を沸かせた。犬型ロボットやアザラシ型ロボットなどは、話し掛けたり触れたりすると反応し、利用者たちからは次々に「かわいい」「すごい」などの声が上がった。
同園の斉藤忠男施設長(70)は「意外とみんなロボットへの抵抗がないのに驚いた。現場の声を踏まえてよりよいロボットが開発されれば、介護職の負担軽減につながる」と期待を示した。
=2011/10/01付 西日本新聞朝刊=