ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

 第7回読売療育賞 

2011年10月31日 01時57分36秒 | 障害者の自立
 重症心身障害者施設で働く職員の優れた実践研究に贈られる第7回読売療育賞(読売光と愛の事業団主催)の最優秀賞に、「聖隷おおぞら療育センター」(浜松市北区三方原町)が選ばれた。感情表現が難しい障害者の個性に合わせ、職員が行うべき介護活動を分類した研究が評価された。研究をまとめた職員は「ほかの施設の人にも役立ててもらえたらうれしい」と喜びの声を語った。

 研究に携わったのは、いずれも生活支援員の田口結実さん、藤原けい子さん、松本悦子さん、川上恵さんの4人。「どうすればもっと充実した時間を過ごしてもらえるか」との気持ちから、1年ほど前から本格的に研究を始めた。

 同センターには現在、知的、身体障害を併せ持つ重症心身障害者105人が入所している。入所者は表情や声で感情を表現するのが難しいため、絵本を見せたり、歌ったりした際の一人ひとりの反応を、「あの反応は楽しいと感じているんだよね」と4人で確認しながら研究を進めた。その結果、〈1〉最も重い障害の人には、やさしく語りかけたり触れたりすること〈2〉表情、体動がある人には単純なことばの繰り返しなどが有効――などと、接し方を7つに分類した。

 今月、宇都宮市で行われた研究発表会では、全国の参加者から「分類表を譲ってほしい」と声をかけられたという。川上さんは「入所者はここでの生活がすべて。受賞に満足せず、よりよい接し方ができるようこれからも頑張りたい」と話している。


入所者に話しかける藤原さん、田口さん、松本さん、川上さん(左から)(聖隷おおぞら療育センターで)

(2011年10月30日 読売新聞)

さくらの「ハートピア」高齢者向け施設に 千葉の医療法人、購入、整備進める

2011年10月31日 01時47分10秒 | 障害者の自立
 幹部が補助金不正受給問題で有罪判決を受けた社会福祉法人「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協)が運営していたさくら市喜連川の授産施設「ハートピアきつれ川」の建物を、千葉県船橋市の医療法人の関連会社が買い取っていたことが29日、関係者への取材で分かった。現在、同社が高齢者向けのショートステイ20人、デイサービス10人を受け入れることができる施設として整備を進めている。

 「ハートピア」の利用者は既に県内外の施設に移っている。建物自体が売却されたことで、精神障害者20+ 件がホテル従業員として働いて社会復帰することを目指し注目を集めた施設は完全に姿を消すことになる。

 関係者によると、「ハートピア」の施設を買い取ったのは千葉県船橋市で介護老人保健施設やデイケアセンター、高齢者賃貸住宅を運営する医療法人「三松会」の関連会社「カズコーポレーション」。ことし5月、任意の売買交渉で買い取ったという。

 同社幹部によると、日帰り温泉施設も設置する予定という。同社幹部は「温泉施設は眺望も良く、いいお湯が出ると聞いている。日帰り温泉を運営することで地域に貢献できれば」と話している。

 「ハートピア」は精神障害者20+ 件の社会復帰施設として1996年に設立。ホテルと授産施設が併設される全国初の施設として注目を集めた。総工費約20億円のうち旧厚生省が約9億2千万円を補助した。施設運営にも国と県が補助金を支給してきた。

 しかし赤字が続き、運営母体の全国精神障害者家族会連合会(全家連)が07年に破産。運営を引き継いだ全精社協も2010年、幹部が補助金不正受給事件で大阪地検特捜部に逮捕・起訴され、有罪判決を受けた。

 同年9月には厚生労働省から約1億円の補助金返還命令が出たが、支払いが困難だとして東京地裁に破産手続きを申請、今年4月から手続きが始まった。負債総額は約2億円という。施設は同年3月に閉鎖された。

 「ハートピア」の関係者の一人は「精神障害者の社会復帰の場が完全になくなってしまったのは残念」と話した。



(10月30日 朝刊) 下野新聞

R&B歌手Usherが障害者用スペースに違法駐車。女性から猛抗議を受けた!

2011年10月31日 01時41分01秒 | 障害者の自立
R&B歌手Usher(33)が、ジョージア州アトランタのとある駐車場で一人の女性とひと悶着を起こしていたことが分かった。

モテモテ歌手のUsherが「女性とひと悶着」と聞いて「え、ロマンス絡みの騒動!?」と思った方もいるだろう。過度にセクシーなパフォーマンスが話題になることの多いUsherだけにそう思われても仕方はないが、今回の問題は少々物騒であった。

「アンタはここに停めちゃダメでしょう!!」

Usherは車を障害者用のスペースに停めたばかりに、ある女性にそう怒鳴り散らされたのだ。女性の怒りは激しく、周囲の人々が必死に制止しようとするのも聞かずに車内にいるUsherに飛び掛からんばかりの勢いであった。その様子を撮影したビデオが芸能情報サイト『TMZ』に投稿され話題を呼んだが、問題はその後もすぐには収束しなかったという。

女性はUsherの車から自分を引き離そうとする夫を無視し、こともあろうかUsherめがけてビールを撒き散らしたのだ。そもそも駐車してはいけない場所に車を停めたUsherに否があるとはいえ、これはあまりにも行き過ぎた行為。彼は反撃しようと水の入ったボトルを取り出し、車の中から彼女にブチまけたという。

水を撒き散らされ激高した女性は車のドアを激しく蹴り、「いい加減にしろ!」とばかりにUsherも車外に出て女性の前に立ちはだかったというが、女性は叫びながらUsherの服につかみかかるなどやりたい放題。ついには夫に引きずられるようにその場を後にし、Usherも間もなく車でその場を去ったという。

この女性のあまりに激しい攻撃に見物人たちも呆気にとられていたが、障害者用スペースに車を停めたUsherも悪い。モラルに厳しいアメリカでは障害者用スペースに健常者が車を停めると高額な罰金を科せられるなど、かなり厳しく取り締まられるシステムになっている。この血の気の多い女性の激しい抗議を受け、彼も違法駐車を猛省したことだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

Techinsight japan - 11 時間前

地域ふれあいカフェ:三戸町の知的障害者支援NPOが開店 高校生も運営協力 /青森

2011年10月31日 01時38分19秒 | 障害者の自立
 知的障害者と親を支援する三戸町のNPO法人「どんぐりの家」が同町同心町にカフェ「ふぁみりぃ・Cafe・すてっぷ」をオープンさせた。障害者雇用の場を設けるとともに、地域交流や町おこしの場として活用していこうと、西山光子理事長(49)ら関係者の夢は膨らんでいる。

 どんぐりの家は05年に設立された。知的障害のある児童を預かるデイサービスや母子療育相談を行うほか、通所センター「ほっぷ」では、手工芸品の製作や畑仕事などの作業や生活訓練をしている。

 カフェは障害者の雇用を確保するだけでなく、子育て中の若い母親たちからお年寄りまで、地域の交流の場にするのが狙い。放課後に高校生がカフェ運営にかかわったり、新商品の開発をするなど、チャレンジショップとして活用してもらうのも目的の一つという。

 メニューは、米粉と大豆を使ったビーンズカレー(980円)や郷土料理の山菜の煮しめをメーンとした「すてっぷ御膳」(600円)、日替わりランチ(600円)のほか、桑茶と豆乳のプリン(200円)、ワッフル(250円)など。

 西山理事長は「障害者に関する公的支援には税金が使われている。カフェは地域の課題を考えたり、活動の場としたり、地域の人たちへの還元の意味もある」と話す。今年度は養護学校高等部の生徒ら3人がカフェで実習を重ね、来年度から正式に雇用する予定だ。

毎日新聞 2011年10月30日 地方版


障害者木工作業所:高い技術に評判上々--名古屋・守山区 /愛知

2011年10月31日 01時32分52秒 | 障害者の自立
 ◇オリジナル商品の多さも魅力

 社会福祉法人あさひ会が運営する名古屋市守山区の作業所「MORIYAMAパズル館」で、障害をもつ人たちがクリスマスや正月用の置物やおもちゃなどの木工製品を作っている。糸ノコを巧みに操る高い技術力と約200種類に上るオリジナル商品の多さが魅力で、県内外の公共施設などで販売され、評判も上々だ。【高木香奈】

 知的障害などをもつ18~72歳の約60人が作業に携わる。木工製品を扱い始めた約20年前からのベテランもおり、平均月2万円の工賃を得ている。

 デザインは全てあさひ会守山作業所の西岡俊雄施設長(56)が手がけた。作業工程が細かく分けられ、それぞれの能力を生かした作業ができるようになっている。西岡施設長は「仲間が頑張る姿に刺激されて力を発揮する利用者の姿に、ここまでできるのかと驚くことも多い」と言う。

 木工製品を扱うようになったのは、西岡施設長が訪れた長野県の温泉街で木工製品のキーホルダーを見て「作業所の利用者に作ってもらったらどうか」と考えたことがきっかけだった。

 線を引きやすくしたり、部品を数えやすくしたりする治具(じぐ)のほとんどが、西岡施設長により開発され、多くの種類の製品を作るための助けになっている。

 最初は販売場所探しに苦労したが、仕上げを丁寧にするなど改良していくうちに、地元の商店やバザーに出品した商品が評判となり、多くの人に知られるようになった。あさひ会白沢作業所の社本英(まさる)施設長(64)が販路の拡大に駆け回り、今では県内外の施設で扱われている。

 作業所は、各企業と協力した商品開発にも力を入れる。鳥取県境港市の水木しげるロードで販売されている「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターをプリントした杉の板はがきは、名古屋市の企画会社と開発した。

 社本施設長は「職員が利用者とともに成長できるのが、この仕事の醍醐味(だいごみ)」、西岡施設長は「オリジナル商品だけでなく、技術を生かした下請けの仕事を続け、利用者のやりがいを増やしていきたい」と語る。

 MORIYAMAパズル館の木工製品は、丸善名古屋栄店、名古屋港水族館、名古屋市博物館など県内のほか、県外の土産店で常設販売しており、各地のバザーなどにも出品している。常設販売では2000円前後、バザーでは1000円前後の季節の置物やおもちゃが人気という。冬にかけてはクリスマスの置物が販売される。

 あさひ会ではクッキーやパウンドケーキといった菓子の製造・販売などもしている。商品の販売場所などの問い合わせはMORIYAMAパズル館(052・794・1913)。

毎日新聞 2011年10月30日 地方版