ゴエモンのつぶやき

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福岡市:アンケートに障害者抗議「福祉手当廃止ありき」

2011年11月28日 02時44分50秒 | 障害者の自立
 福岡市が「重度心身障がい者福祉手当」の見直しを巡って実施した受給者対象アンケートに、障害者たちが猛反発している。「選択肢が意図的で、手当廃止ありきとしか思えない。自由記述が多く、筆記不能の重度障害者は回答自体できない」としてアンケート撤回を申し入れた。しかし、市は「説明を読めばアンケートの意義は理解してもらえる」などとして撤回を拒否。障害者対象アンケートの問題点を探った。

 「アンケート撤回と謝罪を求める」。先月25日、障害者の生活と権利を守る福岡県連絡協議会会長を務める石松周さん(62)らは、福岡市役所で12人の連名による抗議文を読み上げた。秘書課職員が「市長に伝えます」と受け取ったが、市は後日「撤回しない」と石松さんたちに伝えた。

 同手当は、身体障害者手帳1級所持者らを対象に年間1万5000~2万円を支給し、09年度事業費は約3億5000万円。同年の市事業仕分けで「より効果的な障害者福祉事業に振り替えるべきだ」などとされ、「手当廃止」の意見となった。これを受け、市は今年8~10月、受給資格者約1万9000人にアンケートを実施。実際に廃止するかを議論する市社会福祉審議会の検討資料にする予定だが、このアンケートに障害者側が反発した。

 アンケート自体は1枚で設問は5問。「福祉手当のあり方」を尋ねた設問では「予算を全部、別の障がい者施策の充実に充てる」「他の障がい者施策は充実しなくてもよいので、福祉手当を継続する」などの選択肢が並び、福祉施策拡充と手当継続の両方を求める選択肢はない。また、福祉手当の予算をどんな福祉事業に振り替えるべきかの検討材料となる、受給者の社会参加状況などを測る設問もない。

 日本社会事業大の佐藤久夫教授(障害者福祉政策)は「非常に偏りのある選択肢で、これを検討資料とすることは見識が問われるだろう」と指摘する。

 アンケート回答方法も障害者側は問題視した。自由記述が多いため筆記できない重度障害者は回答できず、視覚障害者用の点字文書もなかったためだ。

 抗議の後、市は視覚障害者約220人に点字アンケートを発送。市議会委員会で井崎進保健福祉局長は「配慮が欠けていた」と認めた。しかし「意図的」とされたことについては、「アンケートには、事業仕分けの結果を周知し、意見を募る趣旨もある」(市障害者在宅支援課)とし、設問変更はしていない。

 石松さんは「正確な回答を引き出すにはどうすべきか、良識的に考えれば分かるはず。紙1枚に何もかも入れ込み障害者の人格を冒とくしている」と憤慨。佐藤教授は「自力回答が難しい人には、民生委員などに協力依頼するなど、回答方法の選択肢も保障すべきだ」とも述べた。


福岡市の担当者にアンケートの撤回を訴える石松さん(左端)ら=福岡市役所で2011年10月25日

毎日新聞 2011年11月27日 10時02分(最終更新 11月27日 10時07分)


障害者2施設、自信の商品できた デザイナーとコラボ

2011年11月28日 02時38分54秒 | 障害者の自立
◆県支援、草木染やエコバッグ販売


 岐阜市の知的障害者20+ 件らの通所施設「第二いぶき」と多治見市の同「社会就労センターけやき」が、県から工業デザイナー派遣などの支援を受け、それぞれ草木染のポケットチーフ、デニム生地のエコバッグを製品化、25日に利用者が県庁で古田肇知事に披露した。

 派遣は売れる商品づくりを後押しする県の新規事業で、デザイナーは6月から企画やデザイン、ロゴマークの作成などで協力した。

 第二いぶきはシルク素材をクサギやカリヤス、イチイなど施設周辺で集めた草木で染色。美濃和紙の包装を施し、「百々染(momozome)」とのブランドで発売。26日からインターネットショップ(http://momozome.jp/)で売り出す。

 けやきは、資源回収で集めたジーンズを裁断、縫製して3種類のバッグを制作。丈夫でシンプルな作りで利用者がフェルトで作ったオリジナルマスコットも添えた。先月から同施設で販売している。

 商品づくりに携わった利用者は「皆が協力し、丁寧に作った。つながってくれる人が増えるとうれしい」などと語り、ポケットチーフやバッグを古田知事にプレゼント。知事は「おしゃれで使い勝手もいい」などとたたえていた。


県の支援で開発した商品を古田肇知事(左から5人目)に披露した施設利用者ら=県庁

2011年11月26日10:12    岐阜新聞



東日本大震災:被災の障害者支援、東北作業所応援市--神戸・中央区 /兵庫

2011年11月28日 02時35分29秒 | 障害者の自立
 ◇つながろう!伝えよう!

 東日本大震災で被災した障害者の作業所が商品を販売する「つながろう!伝えよう!東北作業所応援市」が26日、神戸市中央区のメリケンパーク広場で始まった。被災地の5団体が「ずんだ煎餅」などの菓子や、手作りの編み物などを出品している。27日まで。

 震災で施設や取引先を失った東北の作業所を支援しようと、同区のNGO「ガリレオクラブインターナショナル」が主催し、神戸市の9団体も出店した。

 身体障害者らが通う岩手県大船渡市の「朋友館」は施設は無事だったものの、職員4人の自宅が津波で流され、家族を亡くした利用者もいた。民間企業に就職していた障害者約10人が職を失ったという。自宅を失った米田智館長(47)は「震災後、被災を知った全国の方から商品の注文が相次いで助かった。神戸の人たちに、お礼を言いながら販売したい」と、くるみやアーモンドのポン菓子やクッキーなどを出品した。

 知的障害者が通う仙台市太白区の「こぶし」は、建物が揺れで全壊し立ち入り禁止に。7月下旬に移った同区の市民センターの使用期限は2年間で、その後のめどは立っていない。職員の舘山ゆりさん(26)は「取引先も被災して利用者の工賃も激減してしまったけど、頑張っていると伝えたい」。店先には、編み物やバックなどの手芸作品が並ぶ。

 午前11時から午後4時。27日午後4時からは、同パークの「ユニバーサル・カルチャーセンター」で出店団体との交流会(参加費500円)もある。申し込みはガリレオ事務局(090・1718・0625)。

〔神戸版〕毎日新聞 2011年11月27日 地方版




ハートフルパス:障害者用駐車場の利用証PR 制度の周知図る /熊本

2011年11月28日 02時32分33秒 | 障害者の自立
 ◇けが、妊娠など

 障害者用駐車場を正しく使ってもらうため、県とボランティア団体が26日、嘉島町のイオンモール熊本で利用証「ハートフルパス」のPRをした。

 障害車用駐車場は幅3・5メートル以上と、通常より1メートル広い。車椅子を使う人は通常の駐車場では、自動車のドアを全開にできず乗り降りができない。このため県では、必要な人が障害者用駐車場を使えるよう、駐車時に車内に表示する利用証「ハートフルパス」を交付している。

 この日は県職員と「さわやかボランティアーズ」のメンバーが、チラシ1500枚とポケットティッシュ500個を買い物客らに配り、周知を図った。

 ハートフルパスは全国で導入が進み、九州では熊本を含め5県が既に導入。熊本で交付されたパスは他県でも使える。けがや妊娠後期などで一時的に障害者用駐車場を使いたい場合も、有効期限つきのハートフルパスを利用でき、県や各地域振興局で申し込める。

毎日新聞 2011年11月27日 地方版


県障がい者技能競技大会

2011年11月28日 02時29分25秒 | 障害者の自立
心や体に障害を持つ人たちの職業能力の向上と積極的な社会参加を目指した競技大会が今日行われました。これは、障害を持つ人の職業技能を競い、社会への理解を広めようと毎年開かれているもので、アビリンピックの県予選も兼ねたこの大会には今年は15の競技に約70人の障害者が参加しました。会場の一つ、合志市のポリテクセンター熊本では開会式があり、熊本障害者職業センターの井上一民所長が「日頃の仕事や訓練の内容を十分に発揮し頑張って頂きたい」と激励。参加者は裁縫や木工製品の製作、パソコンの組み立てなどそれぞれの競技に分かれ、日頃の訓練の成果を発揮していました。この大会の上位入賞者の中から審査会を経て選ばれた参加者は来年10月に長野で開かれるアビリンピックの全国大会に出場することになります。
2011-11-27 17:57:51     テレビ熊本