ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

公営住宅収入基準下げ 鳥取市

2012年08月02日 02時25分30秒 | 障害者の自立
 鳥取市は31日、市内の公営住宅の入居収入基準について、一般入居者15万8000円、高齢者・障害者ら21万4000円を上限とする現行基準から、一般入居者10万4000円、高齢者・障害者ら13万9000円に引き下げる新基準などを盛り込んだ入居基準の見直し案を、市都市計画審議会に諮問した。10月下旬の審議会を経て答申される見通しで、市は答申に基づき条例案を作成し、12月定例市議会に提案する予定。議決されれば、2013年4月1日に条例を施行するという。

 市建築住宅課によると、市は計2181戸を管理しており、現行基準は、市が条例で公営住宅法施行令に定める金額になっているが、11年に成立した「地域自主性・自立性改革推進関係法」では、月収上限を25万9000円とし、この範囲内なら入居要件を自治体の裁量で決められるようになったため、市が見直しを進めている。

 一方、見直し案では公営住宅の入居基準の引き下げのほか、別に収入基準を定めている改良住宅についても公営住宅と同水準に統一する。旧町村を対象に子育て世帯を増やそうと、子育て世帯の収入基準を25万9000円に引き上げることで、入居できる世帯を増やし、地域の活性化につなげるとしている。

(2012年8月1日 読売新聞)

生活保護受給者に仕事を 佐賀市に就労支援窓口

2012年08月02日 02時18分23秒 | 障害者の自立
 佐賀市と佐賀労働局は8月1日、生活保護受給者や一人親家庭、障害者20+ 件の就職を支援する「福祉・就労支援コーナー」を市役所1階に開設する。コーナーに設置した求人情報の提供端末でワンストップ支援が可能になるほか、福祉と就労の専門家がチームを組み、当事者の個性や能力を的確に把握しながら就労支援を行う。本年度は残り8カ月間で、前年同期比3割増、90人以上の就職を目指す。

 31日に開設式典があり、御厨安守副市長と西村公子佐賀労働局長が「切れ目なく効果的な支援を行い、活力ある社会づくりを進めていきたい」とあいさつ。同市兵庫町の馬渡美樹さん(51)が名付けた愛称「えびすワークさがし」を披露した。

 専任の室長を新たに配置し、保護受給者就労相談員、母子自立支援員、就職支援ナビゲーターが定期的な連携会議などで情報を共有化する。就労相談の対応だけでなく、就職先に定着するためのフォローも担う。

 佐賀市の生活保護受給者は年々増加。今年4月には2622人と過去最多となり、特に18~65歳の受給が増えている。母子(父子)家庭もこの5年で約1・2倍に増え、就労支援が課題になっている。

 障害者の就労相談や雇用開拓も担い、本年度は10人以上の就職、10事業所以上の雇用開拓を目標とする。

 支援窓口は1日、鳥栖市にも開設する。


生活保護受給者に仕事を 佐賀市に就労支援窓口

佐賀新聞 - 2012年08月01日更新

知的障害者と共生を 地域のサポート訴える

2012年08月02日 02時11分25秒 | 障害者の自立
 知的障害者の教育と福祉・勤労就労振興研修大会(佐賀県手をつなぐ育成会など主催)が29日、唐津市民会館で開かれた。県内の特別支援学校や授産施設などから約700人が参加、共生社会の実現に向けた地域づくりについて意見交換した。

 県育成会の中島直幸会長は「知的障害者が地域社会で生きるには、他者との関係の中で生きる力を身につけ、生活の幅を広げることが不可欠」とあいさつした。

 基調講演では、沖縄県でサッカーやバスケットボールなど知的障害者スポーツ推進に取り組む沖縄育成会の田中寛会長が「身体障害者と比べ、意思疎通や単独の移動が苦手な知的障害者の場合、スポーツ活動の計画や運営、実行でサポートが不可欠」と、地域の協力を訴えた。


共生社会づくりの重要性を訴える佐賀県手をつなぐ育成会の中島直幸会長=唐津市の唐津市民会館

2012年08月01日更新

視覚障がい者の避難生活をパネルで

2012年08月02日 02時06分49秒 | 障害者の自立
「津波で車ごと白い杖流されて困っている。とにかく不安で怖かっただ」。宮城県多賀城市で震災を経験した視覚障がい者の声。「東日本大震災と視覚障害者」と題したこのパネル展は、県立山形盲学校が教育研究会の全国大会に合わせて企画した。山形盲学校の阿部友幸教諭は「東日本大震災で、視覚障害のある方がどのように被災されて、支援を受けたか、教育現場でどのような教育がされたかを東北の地から全国に発信したいという思いでこのテーマにした」と話す。会場には震災当時、視覚障害者が置かれた状況や支援の状況などが18枚のパネルにまとめられ展示されている。震災当時、目に障害がある被災者が困ったことをまとめたパネル。その多くが避難所生活でのトイレに苦労したという。さらに、避難所では、重要な情報は大部分が貼り紙で示されていたこと、また、プライバシーを確保するため設置されたダンボールが移動の妨げになったり何かの手助けをお願いする場合に精神的な壁になっていた。こうした震災の経験を踏まえ山形盲学校では、育てたい力として次の事をパネルにまとめた。阿部教諭は「自分から周りの人に助けを求めることができる。また、地域の人と関係を作っておくと何かあった時に助けにきてもらうなどできるので積極的にする」と語る。会場に展示されたパネルは弱視の人でも比較的読みやすい書体で書かれていたりパネルのそばには、点字に訳された冊子も用意されている。この企画展は山形国際ホテルのロビーで3日正午まで開かれている。


視覚障がい者の避難生活をパネルで

[ 8/1 21:06 山形放送]

ぎふ清流国体:美濃焼の技法生かし 障害者らプランター制作 300個に花植え、選手宿泊施設に /岐阜

2012年08月02日 02時03分49秒 | 障害者の自立
 花フェスタ記念公園を運営する「花の都ぎふ花と緑の推進センター」(石黒雄教理事長)が、多治見市姫町の障害者20+件支援施設「陶技学園」(宮嶋和弘理事長)に制作を依頼していた美濃焼プランターの引き渡し式が31日、可児市瀬田の同公園管理事務所で行われた。総数300個に及ぶ美濃焼プランターは、花を植えて県内の宿泊施設に配置され「ぎふ清流国体」の選手らを出迎える。

 美濃焼プランターは、多治見市在住で県重要無形文化財保持者の陶芸家、安藤日出武さん(74)の指導で、同学園の20〜30代の利用者6人が制作した。直径約23センチ、高さ約13センチの大型の鉢で、織部、黄瀬戸、志野、灰釉(かいゆう)などの美濃焼の技法を生かした見応えのある作品。6人が型の鋳込みから素焼きまでを行い、安藤さんが釉薬を施して本焼きした。

 今年2月から本格的な制作に入り、順次納入。この日は、最後の30個を運び込んだ。線刻を付けたり、ヘラで削るなどしてデザインを変化させ、個性的な出来栄えとなった。「同じ形の物は二つとない」という。宮嶋理事長は「立派な作品が完成した。学園のオリジナル製品として売り出していきたい」と喜んでいる。

毎日新聞 2012年08月01日 地方版