ゴエモンのつぶやき

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【海外:イギリス】命がけの恋!人種差別主義者の両親の偏見と闘う若きカップル

2012年08月09日 02時48分15秒 | 障害者の自立
イギリスで、まるで「ロミオとジュリエット」のような二人の若いカップルがいる。

ジェーンさんとアルフォンスさんだ。ただ二人の場合、その障害は家同士の争いではなく、「肌の色」なのだ。

ジェーンさん(17)とアルフォンスさん(20)の「ホワイト」と「ブラック」のカップルだ。その二人は先日、ジェーンさん宅で愛を育んでいた。若い二人、自然に肌を重ねるシチュエーションになり、二人が半裸状態になった瞬間、間が悪いことに、彼女の父親が部屋に進入、大騒ぎとなった。
年頃の娘が他の男と半裸でいる、ということはもちろんショックだが、なにより、このジェーンさんの両親は筋金入りの人種差別主義者だった故、事態は暴力沙汰に発展!
黒人男性と交際していたことに激怒、その場で娘の髪の毛を引きずり回し、床にたたきつけた。
「お前は家族の恥だ」とわめき散らし、アルフォンスさんにも侮辱的な言葉を吐いたという。

この騒動後、ひとまず事がおさまり、ジェーンさんの一家に静かな時が訪れた。

しかしまたもや事件は勃発した。

この父親がふとジェーンさんに「まだ彼と会っているのか?」と尋ねてきた。
緊張の瞬間だが、あれだけの騒動の後でも彼との愛を諦めなかったジェーンさん。その場しのぎの嘘など言いたくなかったのだろう。

「うん。会ってるよ」

と答えた直後、この父親はまたも激怒し顔面パンチを食らわしたではないか!それからというもの、ジェーンさんののど元を掴んで殴り倒し、これに母親も参加。夫婦二人で殴る蹴るの折檻が始まった。終いにはアルフォンスさんの働くレストランに殴り込みに行くという大変な事態に。

結果、娘への虐待暴力で逮捕。裁判ではもちろん有罪に。
この事件に担当裁判官は激怒。
「あなたたちの言動は決して許されるものではない」と強く批判。父親は刑期1年、母親は9ヶ月の判決が下った。

この事件には海外のネットユーザーも激怒しており、

「永遠にムショに入ってろ」
「今時、白人と黒人が付き合ってるのは驚きでも何でもないよ」
「刑期が短かすぎだろ」

などと怒りのコメントが寄せられている。

日刊テラフォー - 2012年8月8日 13:00 



発達障害判決 厳罰より支援の拡充が大切だ(8月9日付・読売社説)

2012年08月09日 02時45分45秒 | 障害者の自立
 発達障害の実情をどれだけ理解して厳罰を選択したのだろうか。

 姉を刺殺した40歳代の男の裁判員裁判で、大阪地裁は、懲役16年の求刑を超える懲役20年の判決を言い渡した。被告を発達障害の一つのアスペルガー症候群と認定し、殺人罪の有期刑の上限を適用した。

 「障害に対応できる受け皿が社会になく、再犯の恐れがある」というのが、判決の理由である。「許される限り長期間、刑務所に収容することが社会秩序の維持に資する」とも指摘した。

 被告は小学5年の頃から自宅に引きこもり、それを姉のせいだと思い込んで恨みを募らせた。世話になった姉を刺殺するという犯行は、許されるものではない。

 だが、障害を理由に重い刑を科し、刑務所に長く収監しておこうという考えは、短絡に過ぎよう。障害者への偏見を助長しかねない判決と言える。

 被告の障害は事件後、検察側の精神鑑定で判明した。

 脳機能障害が原因とされるアスペルガー症候群の人は、対人関係の構築が難しい。相手の心情をくんだり、自分の内面を表現したりするのが苦手だが、反社会的行動に直接結びつくわけではない。

 裁判員に障害の特性を正しく理解してもらうために、裁判官は十分な対応をとったのか、首をかしげざるを得ない。

 判決が「被告は十分な反省に至っていない」と断じた点にも疑問が残る。深く反省していても、それをうまく表現できないアスペルガー症候群の特性を慎重に検討したうえでの判断だったのか。

 障害者の「受け皿がない」という現状認識も、不可解だ。

 2005年の発達障害者支援法施行後、全国に支援センターが設置され、相談に応じている。刑務所を出た障害者らの再犯を防ぐため、就労支援などを行う施設も開設された。

 こうした援助の動きにも水を差す判決と言えるだろう。

 障害者支援団体から「事実誤認と無理解に基づく判決」との批判が出ているのも、無理はない。

 罪を犯した障害者を立ち直らせるには、福祉、医療、教育、労働の各施設が地域で連携を強化し、住居や就労などの支援体制をさらに拡充することが必要だ。

 刑務所においても、発達障害に対応した矯正プログラムなどの整備を検討すべきではないか。

 厳罰よりも、障害者への理解をさらに深め、社会全体で支えていく姿勢が何より大切である。

(2012年8月9日01時28分 読売新聞)

災害弱者の情報瞬時に 東大阪市消防局が新システム

2012年08月09日 02時42分04秒 | 障害者の自立
 東大阪市消防局は、災害時に自力での避難が難しい住民の情報をいち早く検索できる「災害時要援護者情報伝達システム」を導入した。

 119番などで災害をキャッチしてから現場到着までの数分間に、通信指令室と救助隊が周辺の情報を共有する仕組みで、関係者は「1分1秒を争う人命救助の大きな武器になる」と期待している。

 市福祉部が2008年2月から進めている、災害に備えた要介護者や障害者、高齢者世帯の登録制度のデータを活用。2万2854人(4月1日現在)の情報がシステムに登載される。

 新システムでは、市消防局通信指令室の画面に表示される災害現場の周辺地図に、危険物や建物情報、消火栓の位置などと一緒に、自力で避難するのが難しい住民が登録されている建物に丸印が表示される。丸印を押すと、要援護者の情報や世帯構成、緊急連絡先など詳しい情報が確認できる。

 通信指令室に災害の情報が入ってから約2分程度で支援が必要な住民の情報を把握し、現場到着までに消防車や救急車へ連絡。素早い救助、捜索が可能になる。

 同市消防局は、市内の単身高齢者や障害者手帳を持つ住民など要援護者数が約9万6000人と推計しており、登録件数はまだ全体の2割程度にとどまる。

 樋口峰夫・通信指令室長は「災害現場は情報戦でもある。市民の理解を得て登録数を増やし、火災など日常的に起こる災害にも積極的に活用していきたい」と話している。

 ◆文書での共有、大半

 総務省消防庁によると、市区町村の福祉担当部署との要援護者の情報共有は、全国の消防組織791団体のうち、8割超の674団体で進んでいる。

 府内では、庁舎建て替えや設備更新を行った大阪市消防局や高槻市消防本部が、東大阪市消防局が導入するのと同様のシステムを使っている。しかし、情報管理の安全性や、通信指令設備の処理能力の問題があり、大半の消防組織では、文書ベースでの共有にとどまっている。


東大阪市消防局の通信指令室。画面に支援が必要な人の情報が表示される

(2012年8月8日 読売新聞)

盆前にアスター収穫ピーク 津高生活交流センター

2012年08月09日 02時32分11秒 | 障害者の自立
 障害者が自立に向けて働く作業所「津高生活交流センター」(岡山市北区横井上)の畑で、盆を前にアスターの収穫がピークを迎えている。

 アスターはキク科の一年草。高さ約1メートル、花は直径約3〜5センチで白、ピンク、紫色など種類が豊富。墓や仏壇に供える切り花に使われる。

 同センターは津高地区住民や障害者の保護者らでつくるNPO法人が2009年から運営。アスターは同年から栽培を続けており、今年は同センターを利用する10〜70代の24人が4月に種をまいて育てた苗を約300平方メートルの畑に植え、毎日水やりや草取りをするなど丹精している。

 4、5本を1束にして割安の200円で販売。約700束の収穫を見込み、10日まで注文を受け付ける。問い合わせは同センター(086―294―8500)。


津高生活交流センターでピークを迎えたアスターの収穫

山陽新聞 - (2012/8/8 9:48)

高津市民館で 第5回「川崎市障害者雇用促進シンポジウム」開催

2012年08月09日 01時42分28秒 | 障害者の自立
2012年9月3日(月)13:00~16:30、高津市民館大ホールにおいて第5回「川崎市障害者雇用促進シンポジウム」が開催される。(参照:朗読とオペラによる観客参加型「シンデレラ」、高津市民館で上演)


Image from 川崎市ホームページ

障害のある人と共に助けあいながら社会で暮らしていくために、何ができるのか、じっくりと考えてみるのに最適の機会となりそうだ。

当日はピアニスト辻井伸行さんの母、辻井いつ子氏のよる特別講演「~明るく、楽しく、あきらめない~子どもの才能の見つけ方、伸ばし方」の他、企業・就労支援機関の取り組み紹介と神奈川障害者職業センター主任障害者職業カウンセラー野澤紀子氏をコーディネーターに招聘してのパネルディスカッションが予定されている(パネリスト:宮崎裕二氏(オリジン東秀)、白砂祐幸(アイエスエフネットハーモニー)、山内佳美(川崎障害者就業・生活支援センター)。

川崎ニュース - [ 2012/08/08 ]