ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害、感謝…紡ぐ川柳

2012年08月14日 02時01分24秒 | 障害者の自立
 交通事故で両手・両足が不自由になりながらも、川柳と書を通じて日常生活を見つめている上村(かみむら)みや子さん(61)(真岡市)の初の個展「ふりむけば~上村みや子川柳展」が、真岡駅の真岡市情報センター2階で開かれている。奇をてらわない表現が人々の共感を誘っている。上村さんは「一つ一つの言葉が私の手となり足となり、たくさんの人と出会うことができた」と話している。

 

<動かない手足が頼る車椅子(いす)>

 30歳の時、車同士の衝突事故で頸椎(けいつい)を損傷した。治療を続けても手足が動かず、半年後、主治医から「神経の回復は見込めない」と言われて泣きわめいた。看病していた母ヤスさん(90)は、いたたまれず病室を飛び出した。

 長女(6)、長男(3)、次男(2)(年齢は当時)を抱え、絶望の淵に立たされた。夫盛一(もりいち)さん(62)から「できることはフォローするから、母親として生きていけ」と励まされ、1年半の入院リハビリを経て自宅に戻った。

 <嘆きから救ってくれた趣味ひとつ>

 手先に力が入らなかったが、数回の手術で左手は何とか動くようになった。家事をしようと、機械類のスイッチを口で押したり、洗濯ばさみは歯で開いたりして頑張った。モップを車いすに固定して床掃除もした。

 15年前、夫の知り合いの書家が自宅の旧店舗で書道教室を開いた。書家は川柳会の顧問でもあり、書と川柳を習い始めた。

 多い時は三つの川柳会に所属し、毎月30句以上を同人誌などに投稿した。なかなか外出できないため、会話をした相手の体験を自分の体験のように表現することもある。

 7~8年前から、気に入った句を短冊に書き始めた。両手で筆を固定し、墨を置くようにゆっくり仕上げる。1枚書くのに15分はかかるが、盛一さんは「真綿を紡いだような(洗練された)言葉を多くの人に見てもらいたい」と応援する。

 <ふりむけば母が見ている笑ってる>

 長女美穂子さん(36)の気持ちを思って作った句だ。美穂子さんは中高時代、みや子さんの介護をしながら2人の弟の弁当を作ってくれた。初の個展のために、仕事を辞めてアメリカから帰国してくれている。

 盛一さんについて、みや子さんは「思いやりがあり、優しい心を持っている。私の最大の理解者の一人」と感謝している。

      ◇

 川柳展では、短冊やヒョウタンに書いた川柳約180句を展示している。市情報センターは16日まで(月曜休館)、二宮コミュニティセンターは8月31日~9月4日、県総合文化センターは9月17~21日。「背景にある思いを受け止めて読んでいただきたい」とみや子さんは話している。


不自由な手で書いた川柳の初の個展を開いている上村みや子さん

(2012年8月13日 読売新聞)

「次はパラリンピックです」(みのもんた)いよいよ影薄いプロ野球

2012年08月14日 01時56分51秒 | 障害者の自立
ロンドン五輪が終わると、「朝ズバッ!」内でもプロ野球や高校野球がニワカに息を吹き返した。プロ野球・横浜DeNAの中畑監督が映ると、司会のみのもんたは「久しぶりだなー、中畑監督」と笑わせ、コメンテイターの八塩圭子・学習院大学特別客員教授は「野球やってたんだね、ふふ」と含み笑い気味に言う。

8月29日から2週間。

そしてインターナショナルなスポーツ祭りも、オリンピックだけではなく、パラレルにもうひとつあることを忘れてはいけないのである。みのが「続いて今度、行われるのがこちらでございます」と改まって言うのは、ロンドンパラリンピック。きょう13日(2012年8月)から約2週間後の8月29日から9月9日まで行われるという。

みのもんたとこの番組はいわゆる障害者スポーツを「応援」している縁があり、みのはパラリンピック壮行会に行ったり、ロンドン五輪取材の際には、パラリンピック発祥の地というイギリスのストーク・マンデビル病院を訪れ、最初のパラリンピック・メダルを拝見するなどしたそうな。またオリンピックに続き、パラリンピックでも現地に入る予定だという。その間、番組がパラリンピック一色になる――とは考えづらいが、オリンピック期間中のプロ野球よりは大きな扱いになりそうだ。

J-CASTニュース -2012/8/13 15:17

五輪=世界のアスリートたちの「名言・迷言」集

2012年08月14日 01時46分44秒 | 障害者の自立
[12日 ロイター] 世界中から集まったアスリートたちの熱い戦いが繰り広げられているロンドン五輪。選手や関係者が残した言葉の中から、記憶に残る「名言」や「迷言」などを集めた。

◎閉会式で閉会宣言した国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長

「幸福で栄光ある大会だった」(英国国歌の歌詞の一部を引用して)

◎ボクシング男子ミドル級で日本人選手として48年ぶりの金メダルを獲得した村田諒太選手

「日本人にできないと言われていたが、僕にできないとは聞いたことがなかったので、自分はできると信じていた」

◎両脚義足の選手として初めて五輪に出場した陸上男子400メートルのオスカー・ピストリウス選手

「母は僕たち兄弟に朝いつもこう言っていた。『カール、靴を履いて。オスカー、義足を着けなさい』と。だから自分に障害があるとは思わずに育った。違う靴を履くだけだと思って育ったんだ」

◎陸上男子100メートルと200メートルで史上初の2大会連続2冠を達成したジャマイカのウサイン・ボルト選手

「これを実現するためにここに来た。私は今、伝説になった」

◎グアテマラ初の五輪メダルをもたらした男子20キロ競歩の銀メダリスト、エリック・バロンド選手

「この銀メダルがグアテマラの子供たちに勇気を与え、彼らが銃やナイフを置き、その代りにトレーニング・シューズを手に取ってくれればいい。そうなったら自分は世界一の幸せ者だ」

◎競泳女子400メートル個人メドレーを世界新記録で制し、ドーピング疑惑がかけられた中国の葉詩文選手

「もし(中国人でない)外国人選手が同じ結果を出せば、奇跡と騒がれたと思う。私は、いかなる疑惑にも動じることはない」

◎体操個人総合で金メダル、種目別床運動で銀メダルを獲得した内村航平選手

「終わりよければすべてよし、という言葉もある。日本の皆さんに頑張っている姿を見せて感動や勇気を与えられたと思う」

◎日本勢として卓球で史上初の銀メダルを獲得した団体女子の福原愛選手

「メダルを掛けてもらって夢がかなったと思った。(東日本大震災の)被災地に持って帰れるのでうれしい」

◎レスリング女子63キロ級で日本人女子では初となる個人種目3連覇を達成した伊調馨選手

「3大会はあっという間に終わった。リオもすぐ来るんじゃないか。自分がやっているか分からないが、(4連覇挑戦は)頑張れれば」

◎レスリング女子55キロ級で五輪3連覇を達成した吉田沙保里選手

「いろいろなことがあったが、負けを知ってまた強くなれたかなと思う。最高の舞台で最高の形で終われて幸せ」

◎サッカー女子で銀メダルを獲得した「なでしこジャパン」

沢穂希選手「金メダルが欲しかったが、チーム全員でやり切った結果。悔いはない」

大儀見優季選手「これをベースに、もっと高いレベルで米国に勝てるように練習していかないといけない」

佐々木則夫監督「結果は出なかったが、この4年間は素晴らしい戦いだった」

◎サッカー女子で五輪3連覇を果たした米国代表のピア・スンダーゲ監督(スウェーデン出身)

「余りに大きすぎる。英語で言葉にするのは難しいが、スウェーデン語ではさらに難しい」

◎女子柔道70キロ級で銅メダルに輝いたコロンビア代表のユリ・アルベアル選手

「メダル授与式が終わったら電話をかけ直す」(五輪柔道で同国史上初のメダル獲得に喜んだサントス大統領からの祝電に対して)

◎陸上男子100メートルで2連覇を達成したジャマイカのウサイン・ボルト選手

「なぜこんなにルールが多いんだ。これでは何もできない。明日は持っていく。かばんの底か何かに隠してこっそり持ち込むよ」(ウォームアップに使う縄跳び用ロープを大会関係者に没収されて)

◎シンクロナイズドスイミングのチームで銅メダルを獲得したスペインのアナ・タレス・コーチ

「われわれの足はあんなに長くないし、お尻は突き出ている。それを補うべく、もっと練習するしかない」(4連覇を果たしたロシア代表と自分たちの差について)

ロイター - 2012年 08月 13日 15:34 JST

仮設住宅に暮らす人たちの菜園づくりを支援【宮城発】

2012年08月14日 01時42分43秒 | 障害者の自立
野菜作りをきっかけに新たな交流が生まれています

宮城県沿岸地域の仮設住宅に暮らす方々の多くは、震災以前は農家として、または家庭菜園で野菜を育てていました。 しかし、津波により農地や菜園が流されてしまい、自力で土地を確保して農作業を再開することが難しくなりました。毎日外に出て農作物の世話を通して体を動 かしていたのが、震災後はそれができなくなり、多くの人が運動不足になっていました。長引く仮設住宅での生活にストレスを抱え、ひきこもりがちになってしまう方もいらっしゃいます。

そんな中、「震災前の生活を少しでも取り戻そう」「運動不足を解消しよう」と、空き地を耕し、菜園をつくって野菜 を育てる活動が各地で盛んになってきています。AAR Japan[難民を助ける会]では、菜園となる土地の整備や農具の提供などを通じて、被災者の方々の活動を支えています。新しくできた菜園で協力して農作 業をする中で、自然と住民同士のおしゃべりや笑顔も増えてきました。

J-CASTニュース - 2012/8/13 13:13

勤め人が障害負ったら?

2012年08月14日 01時37分16秒 | 障害者の自立
 Q 会社に勤めているときに障害を負った場合、年金はどうなりますか。

「厚生」は3級まで支給

 病気やケガで障害が残った場合、要件を満たせば障害年金が受け取れます。

 障害年金には、20歳以上60歳未満の全国民が加入する国民年金(基礎年金)から支払われる「障害基礎年金」と、会社員が加入する厚生年金から支払われる「障害厚生年金」があります。

 今回は、障害厚生年金について説明します。



 支給要件を見てみましょう。

 まず、障害の原因となった病気やケガで初めて受診した日(初診日)に、厚生年金の加入者だったこと。これが大前提になります。

 次に、障害等級1~3級に該当する状態であること。初診日から1年6か月後か、それ以前で症状が固定した日(障害認定日)の状態で判断します。この時点で該当しなくても、後に悪化して65歳前に同様の状態になった場合は、請求すれば受け取れます。ただし、老齢基礎年金を繰り上げ受給していると、支給対象になりません。

 保険料を一定以上の期間きちんと納めていることも必要です。障害基礎年金と同様、初診日までに納付すべき期間の3分の2以上を支払っているか、直近1年間に未納がないか、どちらかを満たしていることが要件です。

 障害基礎年金は1、2級だけですが、障害厚生年金は、それより症状が軽い3級まで支給されます。1、2級であれば障害基礎、障害厚生の両方を受け取れます。

 障害厚生年金の金額は、障害認定日までの賃金や加入期間などで異なります。

 賃金と加入期間から「報酬比例の年金額」という基本額が決まります。3級は基本額だけですが、約59万円の下限が設けられています。

 2級は、基本額に加えて、65歳未満の配偶者がいると加給年金(年22万6300円、2012年度)が支給されます。1級は基本額の25%増しの金額と配偶者の加給年金。ただし、配偶者が年収850万円以上の場合などは加給年金は支給されません。

 基本額の算定では、加入期間が25年に満たないときは25年と見なして計算されます。若くして障害を負った人などへの配慮措置です。

 また、3級より軽い障害に対して支給される「障害手当金」という一時金もあります。金額は原則として基本額の2倍です。

(2012年8月13日 読売新聞)