ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

“使いたくなる”視覚補助具で見える喜びを広げたい  三宅 琢 Gift Hands代表/眼科医

2012年08月28日 01時45分17秒 | 障害者の自立

みやけ・たく:2005年に東京医科大学、2012年に同大学眼科大学院卒業。現在は東京医科大学病院/永田眼科に非常勤眼科医として勤務する傍ら、トータルヘルスケアを手掛けるGift Handsの代表を務める。病院等へのiPad導入のコンサルテーション、視覚障害者向けセミナー、産業医活動などに取り組む。Webサイトはhttp://www.gifthands.jp/。

 目にどんな症状があるか、なぜ手術が必要か。限られた診療時間の中で明快に説明するには、図が便利。だが、眼科の患者に細かな図は見にくい。

 眼科医としてジレンマに悩んでいた三宅氏は、試みにiPadを使ってみた。2本指でさっと図を拡大し、要点を説明する。患者からは感動の声が相次いだ。見える自信が持てたこと、手術の意義が理解できたことで、治療への意欲が高まるのが分かった。

 iPad 2でカメラが搭載され、有用性をさらに確信した。「医療では救えない、病院に来ない人たちの役に立ちたい」と、思い切って勤務先を退職。視覚障害者のための施設を回り、話を聞いて歩いた。そして「眼科医には絶対に気付かないニーズに出会った」。

 例えば、ある弱視(ロービジョン)の人は「ご飯を見たい」と言う。「目隠しして食事をすると味が分かりにくい。人は“記憶を食べている”のだ」と改めて認識した。食べ物がはっきり見えなければ、味わうことも難しいのだ。


フレキシブルアームとiPadを組み合わせた「卓上拡大器」。机の上に置いたものを拡大して見られる

 眼科の専門知識に加え、iPadやアプリにも精通する三宅氏。こうしたニーズがつかめれば、本領を発揮する。「単体では無理でも、複数組み合わせれば、ほとんどのことはできる」との考えの下、さまざまなアイデアを生み出している。例えば、iPadとフレキシブルアームで、卓上拡大器の出来上がり。iPad標準の音声読み上げ機能をOCRアプリと組み合わせれば、紙文書の読み上げもできる。使えるアプリが豊富にあるのは、iPadの強みだ。


視覚障害者や医療従事者に向けたセミナーを開催。iPadのさまざまな活用法を紹介している

 だが、それ以上に大切なのは「iPadが視覚補助の専門器具ではない」ことだという。「従来の補助具はおしゃれじゃない。iPadほど広く普及した機器は、人前で使うのに抵抗感がない」。加齢による視力低下など、目のトラブルは誰にも起こり得る。三宅氏の目指す“使いたくなる”視覚補助具の重要性は、これからさらに増すはずだ。


Webサイトで情報を発信。「医療を楽しむ」「見る、読む」など、用途別に使えるアプリの紹介もしている

PC Online -2012年8月27日

車いすマラソン、106人競う 釧路

2012年08月28日 01時36分27秒 | 障害者の自立
 【釧路】第27回釧路湿原全国車いすマラソン大会(北海道新聞釧路支社、釧路市など主催)が26日、釧路市民陸上競技場を発着点に行われた。コースとなった美原・芦野地区の沿道や競技場では、多くの市民や学生らが旗を手に参加者に声援を送った。

 大会には地元釧路をはじめ本州、九州など全国から身体障害者や健常者の車いす走者106人が参加。選手たちは300メートル、2キロ、8キロ、ハーフマラソンの各距離で、手動・電動の区別で分かれた計8種目で順位を競った。

 あいにくの小雨が降る中、出場者はスターターの合図で順次スタート。日頃の練習成果を発揮しようと力走をみせた。

 「2キロ電動混合」で優勝した釧路市の清水端正美選手(57)は「練習中にけがをし、電動車いすをきちんと操作できるように施設で練習をした。介護員の方々のおかげです」と周囲への感謝の言葉を述べていた。また「8キロ手動男子」で優勝した同市の斉藤史行選手(37)は「去年はパンクでリタイアし、悔しい思いをした。体調が良ければ、来年も出場したい」と充実した表情を見せていた。

 各種目の優勝者と記録は次の通り。(敬称略)

 【男子】▽ハーフマラソン手動 久保恒造(美幌町)45分09秒▽8キロ手動 斉藤史行(釧路市)29分21秒▽2キロ手動 喚山裕喜男(札幌市)10分44秒▽2キロ健常 石田浩章(札幌市)14分26秒

 【女子】▽2キロ手動 阿部礼子(浦幌町)13分28秒▽2キロ健常 坂本円(北見市)14分30秒

 【混合】▽2キロ電動 清水端正美(釧路市)21分52秒▽300メートル 中塚美由紀(釧路市)7分09秒

北海道新聞 -(08/27 16:00)

乙武洋匡さんが「24時間テレビのメインパーソナリティーを断った」とTwitterで暴露

2012年08月28日 01時29分46秒 | 障害者の自立
24時間テレビといえば、毎年8月下旬に放送されるチャリティー番組だ。今年も8月25日、26日の土日に放送され無事幕を閉じた。平均視聴率も歴代5位タイ記録の17.2%(ビデオリサーチ社調べ)で、多くの人が24時間テレビを視聴したかと思われる。

が、そんな24時間テレビにスポーツライターとして有名な乙武洋匡さん(36歳)がTwitter上で興味深い発言をしているのだ。
 
『2.もう十年以上前の話だ。「24時間テレビでメインパーソナリティーを務めてほしい」という話があった。今年で言えば、嵐のポジションだ。「ビジネス」として考えれば、それはオイシイ話だったのかもしれない。だが、断ってしまった。あの番組では、障害者の扱いが一面的であるように感じたからだ。』 (※乙武洋匡さんのTwitterより引用)
 
そう、乙武さんは以前、メインパーソナリティーのオファーをもらったというのだが、「24時間テレビは障害者の扱いが一面的」にあるように感じたため、出演を断ったようなのだ。続けて彼はこのようにツイートしている。
 
『3.もちろん、意義はあると思っている。募金による寄付額には無視できないものがあるし、何より「知ってもらう」ことのきっかけにもなる。だが、それでも、「かわいそうな人たちが、こんなに頑張っている」と障害者を扱ってしまうことに違和感を覚えたし、その番組の“顔”となることに抵抗があった。』(※乙武さんのTwitterより引用)
 
この同情を誘うようなテレビの演出は、筆者も違和感を感じるし、確かに一面的にも思える。

実は筆者も以前、障害者雇用支援に関する仕事をしていたが、その時に出会ったGさんの話が今でも忘れられない。Gさんは、障害者雇用のエキスパートで、自身でパン屋や、カフェを経営し障害者を何人も雇用していた。そして、厳しく障害者を教育、指導し、全国の障害者平均賃金よりも多くの給料を支払っていたのだ。そして、その彼が筆者にこう話してくれた。
 
「障害者だから、仕方ないとか、障害者だからかわいそうとか、できないとか、そういう言葉が一番差別だ」
 
これは、今でも胸に刺さっている。また、多くの障害者施設が、国からの援助をもらっているため、それに甘んじてしまう状況も…。とにかく、自分の視野の狭さには猛反省したものだ。

それでは最後に彼の以下のツイートを読んでみてほしい。
 
『11.24時間テレビを見た方には、ぜひパラリンピックも観てほしい。NHKの『バリバラ』という番組も観てほしい。そうして、いろいろと知ってほしい。感じてほしい。考えてほしい。もちろん、そこでの感じ方、受け取り方は、各自の自由。ずいぶん長くなってしまったので、このへんで。長文失礼。完』※乙武洋匡さんのTwitterより引用掲載
 
みなさんは、乙武さんの考え方をどう思っただろうか? なお、パラリンピックは、8月29日、ロンドンで開幕する。



ロケットニュース24 -2012年8月27日

プレゼントやSP企画満載!「朝ズバッ!」「はなまる」「ひるおび!」で「ココロ元気week」がスタート!

2012年08月28日 01時25分48秒 | 障害者の自立
 TBSがこれまでに2回展開し好評を得てきた「ココロ元気week」の第3弾が9月3日(月)よりスタート。平日の情報番組『みのもんたの朝ズバッ!』と『はなまるマーケット』、『ひるおび!』や週末の生情報番組の中で、さまざまなスペシャル企画やプレゼント企画を実施することが決定した。

『みのもんたの朝ズバッ!』では、司会のみのもんたが“ライフワーク”と公言する障害者アスリートたちを取材。選手たちの知られざる感動ストーリーを伝え、ロンドン・パラリンピック取材では、障害がありながらも一人のアスリートとして、自らの限界に挑む選手たちの戦う姿を連日伝えていく。さらに、スタジオには日本人メダリストたちが次々にやって来る予定だ。

 そして、『はなまるマーケット』では、暑い日々の疲れを癒やすため、「元気と健康」をテーマに役立つ情報を伝え、はなまるカフェのゲストには元気になる秘訣を聞いていく。

 また、『ひるおび!』では、被災地に明るい兆しは見えてきたのか?飼い主と離ればなれになったペットたちはその後どうなったのか?など、2度目の秋を迎える東日本大震災の被災地の復興の様子を伝えていく。また、被災地応援キャンペーンとして、ご当地産の品々などを紹介し、プレゼントも実施する予定だ。

 さらに上記3番組では「ココロ元気プレゼント」として、連日豪華な視聴者プレゼントを用意。元気と勇気と、心震わす感動に満ちたスペシャルな2週間「ココロ元気week」に注目だ。

■TBS『ココロ元気week』
9月3日(月)~9月14日(金)
『みのもんたの朝ズバッ!』毎週月~金曜あさ5時30分~
『はなまるマーケット』  毎週月~金曜あさ8時30分~
『ひるおび!』      毎週月~金曜あさ11時00分~

マイナビニュース - [2012/08/27]

リハビリ支援機器の課題討論

2012年08月28日 01時23分34秒 | 障害者の自立
 福祉用具と医療を組み合わせた高齢者や障害者のリハビリについて考えるシンポジウムが9月8日午後1時半~4時半、広島市中区土橋町の中国新聞ビルである。広島国際大(東広島市)が来年度、総合リハビリテーション学部を新設するのに合わせ中国新聞社が主催。聴講者を募集している。無料。

 国立長寿医療研究センター(愛知県)の生活機能賦活研究部の大川弥生部長が「『人生』を創る支援のあり方を考える」と題し、講演する。

 パネル討論は、大川部長や川村義肢(大阪府)の川村慶社長たち5人が、支援機器の現状と課題について意見を交わす。同学部には、西日本の大学で初の義肢装具士を養成する課程を設ける。

 福祉用具の展示や、介護・支援相談コーナー(正午~午後5時)もある。聴講希望者は、中国新聞企画サービス「広島国際大学シンポジウム」係にインターネットなどから申し込む。
先着500人。電話082(236)2244。

中国新聞 - '12/8/27