ゴエモンのつぶやき

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介護マーク、長野県が導入…協力事業所を募集

2012年08月15日 01時46分52秒 | 障害者の自立
長野県は高齢者や障害のある人を介護していることを周囲に知らせる「介護マーク」を普及させるための協力事業所を募集している。

 介護マークは静岡県、栃木県に次いで、都道府県では全国3番目に導入。協力事業所にポスターなどを掲示してもらう。

 介護マークは、静岡県が昨年作成し、厚生労働省が全国に普及を呼びかけている。介護者が透明なケースに入れたカードを首から下げ、公衆トイレに付き添ったり、男性が女性用下着を購入したりする際、周囲に誤解されないようにする。

 県はカードを2万枚を用意し、6月から介護者へ無償で提供している。市役所や町村役場の高齢者福祉窓口、地域包括支援センターなどで入手できる。
また、所定の登録申出書を提出し、協力事業所として登録された店舗や会社には、介護マークカードや普及啓発のステッカー、ポスターなどが渡される。

 7月下旬から12日までに5件の申請があり、県介護支援室は、「地域を支える仕組みとして、一般の店舗にも協力してもらえれば普及に弾みがつく」と期待する。

 問い合わせは同室(026・235・7111)へ。


県が普及を目指す介護マーク

(2012年8月14日 読売新聞)

転落防止ホームドアを軽量化=工事コスト削減へ実証実験-国交省

2012年08月15日 01時43分34秒 | 障害者の自立
 国土交通省は14日、乗客の転落防止のため鉄道駅に設置するホームドアについて、ホームの大規模な補強工事を必要としない軽量タイプの導入を進める方針を決めた。メーカーや鉄道会社と協力し、2012年度内にも東京近郊の3駅程度で実証実験を開始する。
 国交省は、昨年1月にJR目白駅(東京都豊島区)で起きた視覚障害者の転落事故をきっかけに、1日の利用者が10万人以上の駅へのホームドア設置に取り組んでいる。ただ、ホームドアの重みに耐えられるようホーム全体の大規模な補強工事が必要となるため、設置が進まないのが現状だ。同省によると、利用者10万人以上の全国235駅のうち、設置済みの駅は今年3月末時点で32駅にとどまる。
 メーカー各社が開発中の新しいホームドアは、扉の代わりにバーやロープを使ってホームドアを軽量化し、列車の到着時にはこれらを上昇させて乗客が乗り降りできるようにするタイプ。ホームの改修工事を必要とせず、コストの大幅な削減が可能となる。1年程度かけて実施する実証実験では、安全性などを中心に導入の適否を検討する予定だ。



時事通信 - (2012/08/14-08:36)

「わたぼうし音楽祭」の本選で準グランプリ

2012年08月15日 01時36分22秒 | 障害者の自立
 障害者らのつづった詩を歌にして発表する今年の「わたぼうし音楽祭」(7月末・奈良県)作詩の部で入選した日田市上津江町の綾垣葵さん=熊本聾(ろう)学校高等部=の作品「守りたいもの」が本選に進み、準グランプリの文部科学大臣賞に輝いた。17日午前11時から同市のパトリア日田で、綾垣さんらが受賞曲を披露する。

 綾垣さんの入選は2年連続。今年は入選後にピアニストの江頭玲衣さん=福岡市=がつけた包み込むような優しい曲が、作曲の部でも入選。応募のあった全724点(作詩作曲の部を含む)の中から本選に進める8作品に選ばれた。
 綾垣さんは、手話で歌詞を表現する手話歌を本選のステージで披露するのが念願だった。本選で同曲を歌う町谷理恵さん=日田市亀山町=の動画を何回も見てリズムを覚え、口の動きやわずかに聞こえるピアノの音色で音を感じながら練習を重ねた。本番前、町谷さんに「葵さんの声になるから思い切り手話で表現してね」と励まされ、落ち着いてできたという。
 綾垣さんは「耳が聞こえないからこそ、音楽の楽しさが味わえる。ろう者や手話を使うことに葛藤を感じている人に一番、この曲を伝えたい」と目を輝かせている。


わたぼうし音楽祭で手話歌を披露する綾垣葵さん(右から3人目)たち=7月29日、奈良県文化会館

大分合同新聞 - [2012年08月14日 10:35]

「次は自分たちだ」29日にパラリンピック開幕

2012年08月15日 01時33分11秒 | 障害者の自立
 ロンドン五輪に続き、今月29日に開幕する障害者スポーツの祭典・ロンドンパラリンピック。

 病気や事故などで体の機能の一部を失いながらも、厳しい練習に耐え抜いてきた選手たちが、過去最多のメダルを獲得した五輪選手団に負けじと熱戦を繰り広げる。

 「五輪の日本選手の活躍を受けて、次は自分たちだとわくわくしてきた。4年間やってきたことをすべて出し切り、五輪選手の後に続きたい」。日本選手団の旗手を務める水泳の木村敬一選手(21)はこう話し、全盲クラスの50メートル自由形などでメダルを目指す。

 大会は29日~9月9日の12日間。五輪の舞台となった五輪スタジアムやエクセルなどで20競技が行われる。今回は、3大会ぶりに陸上、水泳、卓球で知的障害者のクラスが復活。日本からは17~64歳の135人が17競技に参加する。

 参加選手は、障害の種類や重さでクラス分けされ、陸上の男子100メートル走だけで15クラスあるなど大会全体では503種目に上る見通しだ。日本パラリンピック委員会は、日本のメダルの目標を「北京大会の27個を上回る数」としている。「陸上や水泳など日本が得意としてきた個人種目は若手の育成途上」(同委員会)だが、車いすラグビーなど活躍が期待される団体競技もあるという。

 パラリンピックのルーツは1948年、障害者のためにロンドン郊外の病院で開かれたアーチェリー大会のため、今大会は発祥の地での開催となる。

(2012年8月14日12時40分 読売新聞)

県勢がけん引 「金狙う」 パラリンピック車いすラグビーの12人 県在住が5人

2012年08月15日 01時26分33秒 | 障害者の自立
 ロンドンパラリンピックに出場するウィルチェアー(車いす)ラグビー日本代表チームの国内最終合宿が十一、十二の二日間、所沢市の国立障害者リハビリテーションセンターで行われた。代表選手十二人のうち、主将ら五人が県内在住者だ。スタッフにも県関係者が多く、初めてのメダル獲得に向け、県勢の活躍が鍵を握る。 

 合宿で選手たちは車いすを巧みに操ってゴールを目指し、相手のパスを通させないよう、激しいタックルを試みていた。


 国立リハビリセンターの職員でもあるヘッドコーチの岩渕典仁さん(38)=所沢市=は「ここが日本の発祥地。だから埼玉にはプレーヤーが多い」と語る。代表選手八人がリハビリセンターでラグビーに出合い、県在住の五人の他にも二人が埼玉県内のチームに所属している。


 パラリンピックでは二〇〇〇年のシドニー大会から公式種目となり、日本は〇四年のアテネから三大会連続で出場している。アテネは八位、北京では七位だったが、一〇年の世界選手権で三位に入り、ロンドンでは初のメダルが期待される。


 主将の佐藤佳人選手(32)=川口市=は「目標は金メダル。チームが結束すれば狙える」と手応えを語る。副主将の三阪洋行選手(31)=戸田市=は「これまで悔しい思いをしてきた。十年の歳月を無駄にしないよう、結果を残したい」と雪辱を誓う。


 県勢では他に熊谷市の岸光太郎選手(40)、小川町の川下直教選手(39)、所沢市の島川慎一選手(37)がいる。


 岩渕コーチは「準備万端です。メダルへのプレッシャーはあるが、上位争いをしてラグビーを広めたい。迫力のあるプレーを埼玉の人たちにも見てほしい」とアピールした。


 選手は二十七日にロンドンへ出発。パラリンピックは二十九日開幕、ウィルチェアーラグビー日本代表は来月五日に初戦でフランスと対戦する。


<ウィルチェアーラグビー> カナダが発祥。室内のバスケットボールコートを使い、手足にまひなどの障害がある選手が1チーム4人で対戦する。車いすの操作やボールを扱う筋力に応じて障害のレベルを0.5~3.5点の7段階に分け、1チームで合計8点を超えてはいけない。楕円(だえん)形ではなく、バレーボールに似た球を使う。通常のラグビーと異なり、前方へのパスやボール保持者以外へのタックルもできる。1試合を4ピリオド(1ピリオド8分間)で戦う。


佐藤佳人主将(中央)ら県勢5選手とスタッフ=所沢市の国立障害者リハビリテーションセンターで

東京新聞 -2012年8月14日