ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

106歳昇地さん 最高齢の世界一周旅行認定

2012年08月17日 02時41分24秒 | 障害者の自立
 福岡教育大学名誉教授の教育学者昇地三郎さん(106)が16日、世界一周の講演旅行を終えて帰着した福岡空港で「公共交通機関を利用して世界一周をした最高齢者」としてギネス世界記録に認定された。

 今回の講演旅行で昇地さんは、7月16日に福岡空港を出発。カナダやブルガリアなど6カ国を訪問し、南アフリカのケープタウンで開かれた国際心理学会で講演した。

 記録達成の条件は「赤道と全ての経度を通過し、総旅行距離3万7千キロ以上」。今回の旅行距離は約5万6700キロに達し、見事クリアした。

 昇地さんは講演旅行を100歳から始め、今回で7回目。16日が106歳の誕生日の昇地さんは「障害児教育を広く知ってもらい、みんなに元気を、という思いで世界記録に申請した。飛行機から富士山が見えて涙が出た」と喜びを語った。


世界一周の講演旅行を終え、福岡空港に到着した昇地三郎さん

Photo By 共同 [ 2012年8月16日 21:16 ]

伝えたい気持ちを詩に 綾垣さん、音楽祭で準大賞

2012年08月17日 02時34分26秒 | 障害者の自立
 生まれつき耳が聞こえない大分県日田市上津江町の綾垣葵さん(17)が作詩した「守りたいもの」が、障害者20+ 件が作った詩や曲などを審査する全国コンクール「第37回わたぼうし音楽祭」(奈良たんぽぽの会主催)で、準大賞の文部科学大臣賞に選ばれた。綾垣さんは昨年に続く入賞で、作品には曲が付けられ歌も完成。7月29日に奈良市であった音楽祭で、綾垣さんはステージに上がり、手話ボーカルを披露した。

 綾垣さんは、3歳のころから熊本市の県立熊本聾(ろう)学校に通っている。作詩を始めたのは、中学2年のころ。うまく表現できないモヤモヤした思いを、頭の中で整理するために、ノートに書きためているという。

 「守りたいもの」は、耳が聞こえない人にとって、自分の気持ちを相手に伝えることの大切さを訴えた作品。手話をしていると、周囲から珍しそうに見られることが多く、手話について多くの人に理解してもらいたいとの願いを込めた。

 同音楽祭は、障害者が作った詩を審査。入賞8作品については、作曲者を公募し、歌となった作品をさらに審査する。

 作詩の部には、全国から452作品の応募があった。入賞作となった「守りたいもの」に、福岡市のピアノ奏者、江頭玲衣(れい)さん(28)が作曲し歌が完成。作詩・作曲の部でも、272作品の中から入賞8作品に選ばれた。

 音楽祭当日は、綾垣さんが手話ボーカル、江頭さんがピアノ、江頭さんと音楽や読み聞かせのユニットを組む日田市在住の町谷理恵さん(47)がボーカルを担当。奈良市の高校生約30人も手話コーラスで参加した。

 準大賞の発表で名前が呼ばれたとき、綾垣さんは頭の中が真っ白になったといい、「今も実感が湧きません」と控えめに喜びをかみしめている。

 綾垣さんは、17日にパトリア日田である「こどもフェスタinパトリア」の中で、午前11時から約1時間、江頭さんと町谷さんと共に歌を披露する予定。

=2012年8月16日 02:55 西日本新聞朝刊=

社会復帰を見守り3年 山口

2012年08月17日 02時32分18秒 | 障害者の自立
 高齢や障害がある受刑者の社会復帰を支援する山口県地域生活定着支援センター(山口市)が全国に先駆けて設置されてから3年を迎えた。出所後の住まいを確保するなど、これまで受刑者やその関係者など63人をサポートした。

 63人のうち受刑者は27人。出所後に頼れる身内や住居がなく、単独での生活を始めたのは1人だけだった。センターは、26人を福祉施設へ橋渡しするなどし、社会復帰を見守っている。

 27人のうち、14人が食料品の万引やさい銭盗などを繰り返していた。精神疾患で放火自殺を図った人もいる。11人は以前から住居がなく、生活苦から犯罪を繰り返している構図もうかがえる。

 センターは受刑者と出所前から面談し、出所後の生活について話し合ってきた。障害者手帳の発給などの事前申請を手伝ったり、病院や更生保護施設など出所後の受け入れ先を探したりしてきた。

 県内での生活を希望する県外の刑務所の7人や、県外へ帰ることを望んだ県内の刑務所の9人は、他県のセンターと情報交換を重ねながら支援してきた。

 一方、残りの36人はすでに出所した元受刑者やその家族、受入先の施設関係者など。社会復帰のためのさまざまな相談に乗っているが、受け入れ先を見つけるのは容易でない。施設の職員を交えて刑務所で面会しても、そもそも施設に空きが無い場合も多い。

中国新聞 - '12/8/16

海の向こうのすてきな人たち 支援学校の同僚 母、友達のような存在

2012年08月17日 02時25分00秒 | 障害者の自立
ニカラグア 寺村 晃隊員

 作業療法というリハビリ職の一つで、障害のある方たちの生活向上を目指しています。活動先は特別支援学校、非政府組織(NGO)の障害者施設、保健センター、老人保健施設。その中でも主となる活動は、特別支援学校に通う前の4歳児までの家庭を訪問し、リハビリの指導をすることです。もちろん、語学や文化、環境、さらには価値観が異なるので、日本のようにいかないことも多々あります。

 そんな時、助けてくれるのがこの方々。写真の左から学校長のジョコンダ先生、いつも仕事を一緒にするジェセニャ先生とカルラ先生です。同僚でありながら時には母のような、時には友達のような存在です。障害のある方たちのことを考え、仕事に対して自信と誇りを持っています。ニカラグアの先生と日本人作業療法士がお互いのアイデアや専門性を出し合って、うまくかみ合った時は本当にやりがいがあります。僕も仲間に入っているなと、実感するときです。時々、言葉足らずで勘違いされ、怒らすこともありますが。

 仕事上のお付き合いだけでなく、昼食に招待してくれることも多々あり、冗談を交えてお互いの家族や文化などについて話します。ジョコンダ先生の孫が生まれた時には、いち早く知らせてくれて家に招待してもらい、カルラ先生とは家族とともに近くの海や展望台などを訪れることもあります。

 この小さな町に住み始めて、はや1年が経過します。道で出会うと、お互い声を掛け合うのは当然。5分も道を歩くと、すぐに名前を呼ばれ雑談が始まります。私の任期も残り半分、2013年6月に帰国します。それまでに、さらに多くの仲間と出会い、たくさん笑い、たくさん悩んで、大きく成長して和歌山に帰りたいです。

 和歌山にいる家族、仲間へ。こちらは毎日暑いです。そちらは変わりないですか。それでは、また。(アディオス)


【左から学校長のジョコンダ先生と、いつも一緒に仕事をするジェセニャ先生、カルラ先生】

紀伊民報 - 16 (2012年08月13日更新)

パラリンピックに県立医大職員派遣 日本選手団サポート 和歌山

2012年08月17日 02時23分00秒 | 障害者の自立
 県立医大は、ロンドンで29日に開幕するパラリンピックに日本代表の陸上競技選手をサポートする技術総務として県立医大げんき開発研究所副所長の三井利仁さん(48)を派遣する。

 県立医大はリハビリテーション医学教室を設置し、げんき開発研究所でもスポーツ医学の研究に取り組むなど、障害者スポーツのサポートに力を入れている。

 障害者スポーツ概論などが専門の三井さんは、オリンピックとパラリンピック合わせて6大会にコーチや監督などとして参加した。アジアで3人だけの陸上競技国際技術委員で、今回は陸上競技の技術総務としてジャッジミスがあった際に国際組織に抗議するなどして選手をサポートする。

 車いすマラソンのトップ選手を指導する三井さんは「車いす競技などでしっかりとメダルをとり、前回の北京以上の記録を残したい」と話した。

 また、県立医大は「日本パラリンピック委員会推薦メディカルチェック医療機関」の1つに指定されており、日本代表選手135人のメディカルチェックを担当する。

MSN産経ニュース -2012.8.17 02:07