知的障害者や精神障害者の自立支援施設を運営する社会福祉法人「もやいの会」(川副春海代表、15人)が、発足した。小中一貫教育開始に伴う学校統廃合で閉校となった旧南部小の校舎を無償で譲り受け、障害者の就労の場を設ける。秋以降、焼き菓子製造やトマトなどのハウス水耕栽培、キノコ菌床栽培に取り組む。
もやいの会は、元市議や元市職員、元福祉施設関係者らが中心となり、障害者が安心できる場所を提供し、生活支援や自立訓練の場を確保しようと設立した。市の補助金や物販収入などで運営する。
施設名は「障がい者支援センターまや」。7月から校舎改修に着手する。10月に焼き菓子を製造、2015年度からハウス水耕栽培なども始める。利用者は賃金体系や就労形態が異なる3形式に市内外から計40人を見込んでいる。
焼き菓子製造では、長崎市の菓子店と提携し、同店の製品を作る。水耕栽培は、同校プール跡地約1300平方メートルにハウスを建設し、葉物野菜やトマトなどを年間を通して生産、出荷する。教室を改装する菌床栽培では、シイタケなどの生産を考えている。
川副代表は「障害者と地域が共生できる場になれば。イベントなどにも積極的に取り組みたい」と話す。問い合わせは同会、電話0952(75)2440へ。
佐賀新聞 : 2014年02月05日更新
もやいの会は、元市議や元市職員、元福祉施設関係者らが中心となり、障害者が安心できる場所を提供し、生活支援や自立訓練の場を確保しようと設立した。市の補助金や物販収入などで運営する。
施設名は「障がい者支援センターまや」。7月から校舎改修に着手する。10月に焼き菓子を製造、2015年度からハウス水耕栽培なども始める。利用者は賃金体系や就労形態が異なる3形式に市内外から計40人を見込んでいる。
焼き菓子製造では、長崎市の菓子店と提携し、同店の製品を作る。水耕栽培は、同校プール跡地約1300平方メートルにハウスを建設し、葉物野菜やトマトなどを年間を通して生産、出荷する。教室を改装する菌床栽培では、シイタケなどの生産を考えている。
川副代表は「障害者と地域が共生できる場になれば。イベントなどにも積極的に取り組みたい」と話す。問い合わせは同会、電話0952(75)2440へ。
佐賀新聞 : 2014年02月05日更新