ゴエモンのつぶやき

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障害者の就労の場「もやいの会」発足

2014年02月06日 01時26分37秒 | 障害者の自立
 知的障害者や精神障害者の自立支援施設を運営する社会福祉法人「もやいの会」(川副春海代表、15人)が、発足した。小中一貫教育開始に伴う学校統廃合で閉校となった旧南部小の校舎を無償で譲り受け、障害者の就労の場を設ける。秋以降、焼き菓子製造やトマトなどのハウス水耕栽培、キノコ菌床栽培に取り組む。

 もやいの会は、元市議や元市職員、元福祉施設関係者らが中心となり、障害者が安心できる場所を提供し、生活支援や自立訓練の場を確保しようと設立した。市の補助金や物販収入などで運営する。

 施設名は「障がい者支援センターまや」。7月から校舎改修に着手する。10月に焼き菓子を製造、2015年度からハウス水耕栽培なども始める。利用者は賃金体系や就労形態が異なる3形式に市内外から計40人を見込んでいる。

 焼き菓子製造では、長崎市の菓子店と提携し、同店の製品を作る。水耕栽培は、同校プール跡地約1300平方メートルにハウスを建設し、葉物野菜やトマトなどを年間を通して生産、出荷する。教室を改装する菌床栽培では、シイタケなどの生産を考えている。

 川副代表は「障害者と地域が共生できる場になれば。イベントなどにも積極的に取り組みたい」と話す。問い合わせは同会、電話0952(75)2440へ。

佐賀新聞 : 2014年02月05日更新

障害者、ゴスペル高らかに 亀岡で9日コンサート印刷用画面を開く

2014年02月06日 01時18分40秒 | 障害者の自立
 京都府亀岡市の障害者らが出演するゴスペルコンサートが9日、ガレリアかめおか(同市余部町)で開かれる。全国的に活躍するゴスペルグループがゲスト出演するほか、障害者のメッセージを込めた詩の発表がある。

 社会福祉法人「亀岡福祉会」が運営する障害者施設の通所者や保護者らが2009年から続けている。グループホーム建設の資金集めと、障害者の思いを広く知ってもらうのが狙い。毎回招いているゴスペルグループ「アノインテッド・マス・クワイヤー」が今回も出演する。

 2部構成で、第1部は通所者中心の約30分間のステージ。市内の3作業所に通う障害者約20人が、自分の夢や生活について率直な思いをつづった詩を朗読する。

 第2部では100人以上から成るアノインテッド・マス・クワイヤーが力強い歌声を披露する。ゴスペルならではの来場者と一体となった合唱もある。

 通所者らは本番に向けて練習に励んでいる。同市南つつじケ丘の園田義英さん(48)は「将来は仲間とおいしいシフォンケーキを作りたい。そんな夢を自信を持って発表する」と意気込んでいた。

 午後4時半開演。一般2千円、小中学生1500円、小学生未満無料。問い合わせは実行委員会事務局TEL0771(24)2596。


ゴスペルや詩を披露するステージに向けて練習する通所者ら(亀岡市保津町・第三かめおか作業所)

京都新聞 【 2014年02月05日 12時14分 】

障害者補助金を不正受給容疑=NPO法人元理事長を逮捕-広島県警

2014年02月06日 01時12分12秒 | 障害者の自立
 広島市の障害者生活支援事業の補助金を不正受給したとして、広島県警捜査2課などは5日、補助金適正化法違反容疑でNPO法人「青年育成グローバルステーションSeissu」(同市)元理事長、福田抄湖容疑者(33)=同市西区井口=を逮捕した。容疑を否認しているという。
 逮捕容疑は2011年2月、同法人が運営する施設に交付要件を満たす通所者が3人しかいないのに、25人と装った虚偽の書類を提出し、10年度分の補助金約300万円を受け取った疑い。

時事通信 (2014/02/05-19:38)

職通じ、障害者の社会参加を 新会社が入社式 今後も新規採用へ /岡山

2014年02月06日 01時03分10秒 | 障害者の自立
 仕事を通じて障害者の社会参加を目指す新会社「キャプラ・ウィッシュ」の入社式が4日、北区の同社であり、1期生の女性3人を迎えた。友光弘社長(57)から新入社員の大呂友希さん(29)、柴田陽子さん(24)、山上貴子さん(39)の3人に採用辞令が手渡され、緊張した面持ちで社会の第一歩を踏み出した。

 総合人材サービス会社「キャリアプランニング」(北区本町)が設立した。友光社長は「入社おめでとうございます。社名のキャプラはキャリアプランニングを縮めた愛称。ウィッシュの意味は『願い』です。会社の願い、社員の願いを実現する、という気持ちを込めています。明るく、元気に頑張りましょう」と激励した。

 大呂さんら3人は先輩社員の指導を受けながらキャリアプランニングの事務処理業務からスタートして、順次職域を広げる予定。キャプラ・ウィッシュは障害者雇用促進法に基づく特例子会社の認定申請を近くハローワーク岡山に行い、3月には認定を受けて本格的に事業を始める。

 入社式後、大呂さんは「自分で出来ることは精いっぱい頑張ります」、柴田さんは「再出発です。何ごとも前向きに」、山上さんは「機会を与えてくれました。何でもチャレンジします」などと話した。

 キャプラ・ウィッシュは地域の障害者が就業できる業務と場を創出するために1月に設立。障害者と協働できる設備、制度、業務などを整え、事業を展開するという。

 友光社長は「これまで(キャリアプランニングは)県の障害者雇用促進事業の委託を受けて就労などの実績を上げてきました。さらに地元の人材サービス会社の責務として、雇用の拡大に努めたい」と話し、今後も障害者の新規採用を進める。

毎日新聞 2014年02月05日 地方版

亀の井バス、車椅子乗客利用改善へ 障害者と安全性調査も [大分県]

2014年02月06日 00時57分08秒 | 障害者の自立
 別府市で先月末、車椅子利用者2人が亀の井バス(同市)のスロープ付き路線バスに一時乗車拒否された。運転手が「予約制」と勘違いしたためで、抗議を受けた同社は全運転手に研修などの再教育を実施。車椅子利用者も安全にバスを利用するための調査に協力するとしており、両者が手を携えて改善へ動きだした。

 拒否されたのは、市障害者団体理事長の安冨秀和さん(37)と知人。安冨さんと同社によると、1月27日正午ごろ、車体に車椅子マークがあるスロープ付き路線バスに乗ろうとしたところ、男性運転手が「予約が必要」などとして乗車を拒否。安冨さんらが抗議したため、運転手が本社に確認して乗車できたという。

 安冨さんらが28日、同社を訪れると、日野義博別府営業所長が「リフト付きバスを予約制で運行しており、スロープ付きも予約が必要と勘違いしていた」と謝罪。運転手は50代のベテランだが、スロープを使った経験がなかったという。

 同社は全運転手に「予約不要」を徹底し、今月1日からスロープの出し入れや車椅子の乗り降り、車内への固定などの作業を実習する研修を開始。道路幅が狭かったり、急傾斜だったりする一部バス停ではスロープでの乗降が難しいため、同社は安冨さんらの協力を仰ぎ、安全に利用できるバス停を調べることも計画している。

 安冨さんは「対応の早さに期待が持てる。予約なしで使えるのが路線バスの良さであり、タクシー頼りでは生活が厳しい障害者の足になるよう改善に協力する」と話している。

 県内のスロープ付きバスを保有している主なバス会社は、亀の井バス12台のほか、大分バス(大分市)が81台、大分交通(同)が26台など。大分バスは「事前連絡があれば利用可能なバス停の案内など対応しやすいが、予約は不要」、大分交通は「予約をお願いしているが、車内の車椅子スペースに空きがあるなど、条件が整っていれば予約なしでも乗車は断らない」としている。


研修で車椅子の乗降を体験する運転手

=2014/02/05付 西日本新聞朝刊=