ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者差別、解消促進を 松山で講演会

2014年02月25日 01時59分27秒 | 障害者の自立
 障害者差別解消法を考える講演会(愛媛障害フォーラム主催)が23日、愛媛県松山市若草町の市総合福祉センターであった。松山大の山田富秋教授が法の意義を解説し「県条例をつくり、県民なら誰もが知る状態にしなければ」と啓発を呼び掛けた。
 市民ら約130人が参加。山田教授は米国障害者解放運動の流れを紹介。日本の法律も明記する「社会的障壁の除去」について「障害のために暮らしにくいのは個人の責任ではない。社会にある障壁をなくしていく必要がある」と説明した。
 差別解消法(2016年4月施行)は障害を理由とした差別的取り扱いを禁じ、障壁をなくす配慮を求める。山田教授は「過去の隔離収容主義的な考えは根深く、世間にケースを提示して認識を共有していかねばならない」と指摘。条例づくりは各地で進んでおり、長崎を例に挙げて相談員や調整委員会の設置を推奨した。

愛媛新聞 : 2014年02月24日(月)

障害者へ訴訟ノウハウ紹介−−藤岡毅弁護士

2014年02月25日 01時55分58秒 | 障害者の自立
 各地の障害者が国を訴えた障害者自立支援法違憲訴訟(2010年に和解)で全国弁護団事務局長を務めた藤岡毅弁護士(51)が、訴訟を共に闘った長岡健太郎弁護士との共著「障害者の介護保障訴訟とは何か!」(現代書館刊)を出版した。介護保障制度の解説や行政との交渉、訴訟のノウハウも紹介。「障害者のために法律家にできることは多い」と話す。

 障害者への偏見に強い違和感を覚え、大学に入ってから障害者支援の活動に情熱を注ぐ一方、学歴社会への抵抗から4年生の春に大学を中退。働きながら司法試験に挑み、32歳で弁護士になった。障害者を巡る訴訟を多く手がけ、12年に仲間と「介護保障を考える弁護士と障害者の会全国ネット」も結成した。

 違憲訴訟によって自立支援法の名称は消えたが、昨年4月施行の障害者総合支援法も「障害者の生活を支える仕組みとして問題点が多い」と考える。高校生の次男には重い自閉症がある。「弁護士と市民が協力し、『障害は自己責任』とする今の社会を変えたい」

毎日新聞 2014年02月24日 東京夕刊

県:精神障害者の助成拡大 1、2級の入院費など 10月開始 /奈良

2014年02月25日 01時51分25秒 | 障害者の自立
 県は、精神障害者の入院や、精神科以外の通院にかかる医療費自己負担分を助成する制度を10月から始める。対象は精神障害者保健福祉手帳の1級と2級を所持している約5400人で、1〜3級の全所持者(約6500人)の8割以上に当たる。2014年度一般会計当初予算案に、関連事業費1億6000万円を計上した。

 身体障害と知的障害の人が病気で入院・通院した時には、医療費の自己負担分を助成する市町村の事業として、県も半額を助成する「福祉医療制度」がある。身体障害者手帳の1・2級か、療育手帳(知的障害者に発行)のA1・2の所持者は、入院・通院で月額500〜1000円を支払えば残りの自己負担分が助成される。しかし精神障害者には、精神科への通院に助成があるだけだった。

 10月からは精神障害者も同様に月額500〜1000円で、残りの自己負担分の助成が受けられるようになる。費用は市町村と県が半分ずつ負担する。

 当事者や家族らによる「精神障害者の福祉医療を実現する県会議」の奥田和男共同代表は「素晴らしい決断に感謝したい」と喜ぶが、今回は3級の人が対象から外れた。また、既存の通院費の助成を、入院や精神科以外の通院にも拡充する形を取る。そのため、現行の福祉医療制度とは異なり、いったん自己負担で支払ってから領収書を市町村に示し、還付請求する手続きが必要となる。

 手続きが煩雑で利用を控えることも予想されるとして、同会議は今後、改善なども求めていく方針だ。

毎日新聞 2014年02月24日 地方版

神戸で障害者スポーツ交流会 6種類の競技で汗

2014年02月25日 01時39分40秒 | 障害者の自立
 障害者スポーツを通し、幅広い住民が交流を深める「福池障害者スポーツ交流会」が23日、神戸市東灘区本山南町の福池小学校であった。パラリンピック競技のビームライフルなど6種類のスポーツに挑戦。約200人が心地よい汗を流した。

 本格的な障害者スポーツは、専用の施設でなければ体験できないことが多い。そこで、福池ふれあいのまちづくり協議会や同区の福祉団体などが、気軽に楽しめる機会を作ろうと初めて企画した。


輪を目指してディスクを投げる「フライングディスク」に挑戦する参加者=いずれも福池小学校

 会場となった体育館には、「全国障害者スポーツ大会」の正式種目で、輪を目指してプラスチック製のディスクを投げるフライングディスクなど、各種目のブースが並んだ。

 中でも人気だったのが、鈴入りのピンポン球を使い、木の板でパスして3回以内に相手チームに返す「卓球バレーボール」。車いすの人や小さな子どもが一緒に楽しめるとあって、多くの人が参加した。


木の板で鈴入りのピンポン球を打ち合う「卓球バレーボール」。子どもらの人気を集めた

 同小4年の児童(10)は「卓球バレーボールでは、負けて悔しい思いもしたけど、いろいろなスポーツがあって面白かった。また参加したい」と話していた.

神戸新聞 : 2014/2/24 05:30

独創アートで魅了 障害者福祉施設が展示即売会/茅ケ崎

2014年02月25日 01時33分56秒 | 障害者の自立
 個性あふれるアート作品で、企業の広告、バッグ、看板などにデザインを提供したり、全国で展覧会を開いている障害者福祉施設「studio COOCA(スタジオクーカ)」(平塚市平塚4丁目)の展示即売会が茅ケ崎市元町の茅ケ崎ラスカで開かれている。鮮やかな色彩、独創的な造形の絵画、オリジナルアート雑貨が並び、来場者を魅了している。3月30日までで、入場無料。

 スタジオクーカは、県内の知的障害者、精神障害者約90人が個性を生かして絵画、工芸、陶芸などの作家活動を行っている。作家の中には、作品がテレビ番組のタイトルバックに使われている川村紀子さんをはじめ、江ノ電の車両を飾った赤司寛和さん、スターバックス立川店の店内装飾デザインに採用された山本頼子さんら、一線で活躍している画家たちがいる。スタジオクーカ全体の展覧会、各作家の個展を全国各地で開催している。

 今回の展示即売会は地元湘南の住民に活動を広く知ってもらおうと企画した。茅ケ崎ラスカ5階に展示即売所を設け各作家の作品を出品。各作家のデザインを生かしたバッグ、ポーチ、ペンケース、布製品、アクセサリーなども置いている。平塚ラスカ1階でも3月4日まで展示会(販売はなし)を行っている。

 茅ケ崎ラスカの会場では、3月15、29日に人形劇、同8、30日に紙芝居、同2、16日に似顔絵プレゼント(購入2千円以上)などのイベントも行う。スタジオクーカでは「カラフルでキュート、ときどきシュールな作品をぜひ見てほしい」と話している。

 問い合わせは、スタジオクーカ電話0463(73)5303。


色鉛筆で描いた似顔絵を来場者にプレゼントするスタジオクーカ所属の鈴木博文さん(右)=茅ケ崎ラスカ5階

カナロコ(神奈川新聞) 2014年2月24日