熊本市教委は、知的障害のある児童生徒が学ぶ特別支援学校の小中学部を、中央区千葉城町の城東小・藤園中敷地内に新設する。両校は同じ敷地内にあり、一部施設を移転させ、跡地に専用校舎を新築する。3月定例市議会に関連予算2300万円を計上した。
市立の特別支援学校整備は高等部を先行させており、17年4月、南区平成に開校予定。小中学部については、「地域の学校に併設する」とした市特別支援教育推進計画に基づき選定を進めていた。
城東小は1955年、藤園中は56年から特別支援学級を設置しており、市内で最も支援教育の歴史が長い。中心部にあり交通の利便性が高いことや、小中学校が交流しやすいなどの理由で決めた。
専用校舎は、正門近くにある同中体育館の跡地に建設。新体育館は西側に建て替えるため新年度に設計を固め、早ければ16年度末に完成。その後、現在の体育館を取り壊す。
小中学部の教育内容や施設の概要などは3月中に策定する基本計画で示す。開設時期は早くても2020年度以降になるという。
市内の知的障害特別支援学校(小中学部と高等部)は現在、県立と国立の各1校のみ。ことし4月、重度重複障害の児童生徒を対象とした県立「熊本かがやきの森支援学校」が西区横手に開校する。
熊本日日新聞ー2014年2月22日
市立の特別支援学校整備は高等部を先行させており、17年4月、南区平成に開校予定。小中学部については、「地域の学校に併設する」とした市特別支援教育推進計画に基づき選定を進めていた。
城東小は1955年、藤園中は56年から特別支援学級を設置しており、市内で最も支援教育の歴史が長い。中心部にあり交通の利便性が高いことや、小中学校が交流しやすいなどの理由で決めた。
専用校舎は、正門近くにある同中体育館の跡地に建設。新体育館は西側に建て替えるため新年度に設計を固め、早ければ16年度末に完成。その後、現在の体育館を取り壊す。
小中学部の教育内容や施設の概要などは3月中に策定する基本計画で示す。開設時期は早くても2020年度以降になるという。
市内の知的障害特別支援学校(小中学部と高等部)は現在、県立と国立の各1校のみ。ことし4月、重度重複障害の児童生徒を対象とした県立「熊本かがやきの森支援学校」が西区横手に開校する。
熊本日日新聞ー2014年2月22日